ロシアとイスラーム軍が東グータ地方ドゥーマー市の処遇をめぐって、ロシア軍憲兵隊の進駐などを骨子とする非公式合意に達する(2018年3月15日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県東グータ地方のドゥーマー市の処遇をめぐって、ロシアとイスラーム軍の非公式合意に達した。

この合意は、①イスラーム軍のドゥーマー市への残留、②ロシア軍憲兵隊の進駐、③公共機関でのシリア国旗の掲揚、を骨子とし、これに基づき15日、ドゥーマー市に食糧物資が搬入されたという。

同様の停戦に向けた交渉は、ハラスター市でもシリア政府と地元名士の間で続けられているという。

『ハヤート』(3月16日付)が伝えた。

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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