ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は先週1週間の間に、ダマスカスカス郊外県東グータ地方で反体制武装集団が3回にわたり化学兵器を使用しようとしたが、これを阻止したと発表、「武装集団はシリア軍に疑いを向けようとして有毒物質を使用する可能性がある」と警鐘を鳴らした。
ショイグ国防大臣はまた「ロシア軍はシリアでの米国とその同盟国の動きや活動を監視し続けている」として、米国にシリア政府に対する軍事行動を行わないよう改めて要求した。
『ハヤート』(3月21日付)などが伝えた。
AFP, March 20, 2018、ANHA, March 20, 2018、AP, March 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2018、al-Hayat, March 21, 2018、Reuters, March 20, 2018、SANA, March 20, 2018、UPI, March 20, 2018などをもとに作成。
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