ロシア国防省:米国が支援する「テロ集団」はダイル・ザウル県でシリア軍に疑いをかけるため新たな化学兵器攻撃を計画している(2018年6月11日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、報道声明を出し、米軍特殊部隊の支援を受ける「テロ集団」(反体制武装集団)が、ダイル・ザウル県のジャフラ村に塩素ガスが入ったボンベ複数本を搬入し、シリア軍に嫌疑をかけるため、新たな化学兵器攻撃を画策しているとの情報を得たと発表した。

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これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(6月11日付)は、複数の活動家の話として、ロシアのこうした警告は、シリア軍が最近になってダイル・ザウル県南東部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に苦戦を強いられているなか、シリア軍による化学兵器攻撃が行われる可能性が高まっていることをと示している、と伝えた。

AFP, June 11, 2018、ANHA, June 11, 2018、AP, June 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2018、al-Hayat, June 12, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 11, 2018、Reuters, June 11, 2018、SANA, June 11, 2018、UPI, June 11, 2018などをもとに作成。

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