トルコ軍は塩素ガスの入った容器をシリア国内に持ち込み、トルキスタン・イスラーム党に供与か?(2018年8月2日)

スプートニク・ニュース(8月2日付)は、複数の消息筋の話として、約80台の車輌からなるトルコ軍の車列が、イドリブ県カフル・ルーサイン村に設置された通行所を通じてシリア領内に進入し、イドリブ県とハマー県の各所に設置されているトルコ軍の監視所に向かった、と伝えた。

この車列には、塩素が入った小型のプラスチック容器を積んだトルコ軍の装甲車8台も随行、車列がイドリブ県ジスル・シュグール市西のハッルーズ村にあるトルキスタン・イスラーム党の基地で、これらの容器、暗視カメラ、通信機器などを積み荷を降ろしたという。

al-Durar al-Shamiya, August 1, 2018

AFP, August 2, 2018、ANHA, August 2, 2018、AP, August 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2018、al-Hayat, August 3, 2018、Reuters, August 2, 2018、SANA, August 2, 2018、Sputnik News, August 2, 2018、UPI, August 2, 2018などをもとに作成。

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