西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)のスィーバーン・ハンムー総司令官は『シャルク・アウサト』(8月5日付)に対して、「アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市やトルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン郡が受けている攻撃と、スワイダー県住民が受けた攻撃に違いはない」と述べ、7月25日のダーイシュ(イスラーム国)によるスワイダー市での連続自爆テロやスワイダー県東部での女性・子供拉致を非難した。
そのうえで、ハンムー総司令官は「YPGはスワイダー県をテロから解放するために部隊を派遣する用意がある」と付言した。
AFP, August 5, 2018、ANHA, August 5, 2018、AP, August 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2018、al-Hayat, August 6, 2018、Reuters, August 5, 2018、SANA, August 5, 2018、al-Sharq al-Awsat, August 5, 2018、UPI, August 5, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.