米主導の有志連合顧問を務めるウィリアム・ロバック(William Roebuck)元駐バーレーン米国大使は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)が実効支配するハサカ県シャッダーディー市を訪問し、同地の自治評議会(シャッダーディー市自治評議会)代表と会談した。
ロバック氏は、会談後に記者会見を開き、同地が直面する諸問題、衛生、教育、電力などのインフラ・福祉復旧などについて意見を交わしたことを明らかにしたうえで、同地の治安と生活が改善するまで、住民を支援するとの意向を示した。
ロバック氏はまた、「我々は、ドナルド・トランプ米大統領が明言した通り、ダーイシュ(イスラーム国)が最終的に敗北したことを確認するまで、シリアに長期的に留まる準備をしている。我々はまた、イランの部隊やその同盟者たちを撤退させるための作戦に注力し続ける」と強調した。
https://youtu.be/OlzIgpC4FXc
AFP, August 25, 2018、ANHA, August 25, 2018、AP, August 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2018、al-Hayat, August 26, 2018、Reuters, August 25, 2018、SANA, August 25, 2018、UPI, August 25, 2018などをもとに作成。
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