ロシア難民受入移送居住センター:難民77人が新たに帰国、避難民336人が新たに帰宅(2018年9月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月8日付)を公開し、9月7日に難民77人(うち女性23人、子供34人)が新たに帰国したと発表した。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は11,707人となり、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は24万987人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者11,389人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は698万9,342人(うち女性216万6,696人、子供349万4,671人)。

一方、9月7日に帰宅した国内避難民336人が新たに帰宅した。

これにより、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は122万8,514人(うち女性36万8,751人、子供62万6,421人)で、うち2018人1月以降の帰宅者数は14万6,152人(4万4,042人、子供7万4,417人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月8日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(アレッポ県14件、イドリブ県2件、ハマー県5件、ラタキア県9件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 8, 2018をもとに作成。

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