ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月11日付)を公開し、9月10日に難民142人(うち女性43人、子供72人)が新たに帰国したと発表した。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は12,001人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者11,683人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は24万1,281人(うち女性7万2,367人、子供12万3,052人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は697万2,711人(うち女性209万1,813人、子供355万6,082人)。
一方、国内避難民288人が9月10日に新たに帰宅した。
これにより、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は122万9,526人となった。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月11日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(アレッポ県8件、ハマー県20件、ラタキア県10件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, September 11, 2018をもとに作成。
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