ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから74人、ヨルダンから737人の難民が帰国、避難民298人が帰宅(2019年1月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月11日付)を公開し、1月10日に難民811人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは74人(うち女性22人、子供37人)、ヨルダンから帰国したのは737人(うち女性221人、子供376人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は94,224人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者40,166人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者54,058人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 323,504人(うち女性97,075人、子供164,884人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,664,415人(うち女性1,999,325人、子供3,398,852人)。

一方、国内避難民298人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは31人(うち女性12人、子供10人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは267人(うち女性91人、子供126人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は1,985人(うち女性687人、子供842人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,270,581人(うち女性383,246人、子供644,608人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 11, 2019をもとに作成。

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