ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから1,157人、ヨルダンから879人の難民が帰国、避難民172人が帰宅(2019年1月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月26日付)を公開し、1月25日に難民2,036人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは1,157人(うち女性347人、子供590人)、ヨルダンから帰国したのは879人(うち女性264人、子供448人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は113,223人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者47,264人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者65,969人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 342,503人(うち女性102,776人、子供174,568人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民172人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは30人(うち女性11人、子供10人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは142人(うち女性49人、子供61人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は5,455人(うち女性1,857人、子供2,404人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,274,051人(うち女性384,416人、子供644,170人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 26, 2019をもとに作成。

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