トルコ占領下のバーブ市近郊でトルコのトラックによる物資搬送に反対するデモが発生、反体制派がこれを強制排除(2019年3月7日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月7日付)によると、トルコの占領下にある県北部のバーブ市とラーイー村を結ぶ街道での抗議デモ参加者に、国民軍傘下の警察・治安部隊が、実弾や催涙弾を発射し、強制排除した。

デモは、3月5日に、バーブ・サラーマ国境通行所管理局のカースィム・カースィム所長(准将)が、同通行所に面するオンジュプナル国境通行所(キリス県)をトルコ当局が開放し、トルコ側からの貨物車輌の通過が近く許可されると明らかにし、トルコの貨物車輌が県北部に直接物資や商品を搬入できるようになったことを受けたもの。

同様のデモは、5日にアアザーズ市でも行われ、シリア人ドライバー数十人が抗議を行っていた。

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同じくアレッポ県では、ANHA(3月7日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン郡のタルナダ村にある反体制武装集団の検問所で爆発が発生し、トルコ軍兵士1人が死亡、2人が負傷した。

AFP, March 7, 2019、ANHA, March 7, 2019、AP, March 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 7, 2019、al-Hayat, March 8, 2019、Reuters, March 7, 2019、SANA, March 7, 2019、UPI, March 7, 2019などをもとに作成。

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