ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月8日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、フール町にある避難民キャンプ内で強制捜査を行い、ダーイシュ(イスラーム国)を支持しているとの容疑で多数の避難民を拘束、連行した。
強制捜査は、キャンプ内での処遇に抗議するデモが行われた直後に行われたという。
フール町の避難民キャンプには最近になって、ダイル・ザウル県南東部にあるダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地バーグーズ村からダーイシュ戦闘員の家族や住民多数が収容された。
AFP, March 8, 2019、ANHA, March 8, 2019、AP, March 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2019、al-Hayat, March 9, 2019、Reuters, March 8, 2019、SANA, March 8, 2019、UPI, March 8, 2019などをもとに作成。
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