シリア政府に反対の立場をとる『ナハール』(3月12日付)は、欧米諸国の複数の報告書の情報に基づくとして、レバノンから自発的に帰国したシリア難民が、シリアの諜報機関によって殺害されていると伝えた。
同紙によると、これらの報告書では、帰還した難民は、反体制派に協力していたとして殺害されているのだというが、真偽は不明。
また、帰還した多くの若者がシリア軍への従軍を強いられているという。
AFP, March 12, 2019、ANHA, March 12, 2019、AP, March 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 12, 2019、al-Hayat, March 13, 2019、al-Nahar, March 12, 2019、Reuters, March 12, 2019、SANA, March 12, 2019、UPI, March 12, 2019などをもとに作成。
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