ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月18日付)を公開し、3月17日に難民770人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは212人(うち女性64人、子供108人)、ヨルダンから帰国したのは558人(うち女性185人、子供314人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は162,104人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者59,912人(うち女性18,110人、子ども30,476人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者102,192人(うち女性30,681人、子ども52,105人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 391,384人(うち女性117,449人、子供199,503人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民145人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは39人(うち女性16人、子供10人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは35人(うち女性16人、子ども10人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは71人(うち女性15人、子ども35人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は13,117人(うち女性4,503人、子供5,633人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,281,713人(うち女性386,423人、子供648,533人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 18, 2019をもとに作成。
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