ARA News(4月4日付)は、トルコ(ヌサイビン市)からハサカ県カーミシュリー市に陸路で搬入された国連の人道支援物資が、同県内で配給されず、民間機でカーミシュリー空港からラタキア県に移送されたと報じ、その写真を公開した。
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シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は『シャルク・アウサト』(4月4日付)に、ラタキア県カサブ町一帯へのシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団の侵攻を受け、シリア民族社会党の「レバノンとシリアの両派」が国防隊として戦闘に参加していると述べた。
「レバノンとシリアの両派」のうち、レバノンの派閥がアスアド・ハルダーン派(3月8日勢力)のみを含むのか、それ以外の派閥を含むのかは不明。
また、シリアの派閥についても、イサーム・マハーイリー派(進歩国民戦線)、インティファーダ派(変革解放人民戦線)、それ以外の派閥(シリア民族社会運動など)のどれなのか不明。
AFP, April 4, 2014、AP, April 4, 2014、ARA News, April 4, 2014、Champress, April 4, 2014、al-Hayat, April 5, 2014、Iraqinews.com, April 4, 2014、Kull-na Shuraka’, April 4, 2014、Naharnet, April 4, 2014、NNA, April 4, 2014、Reuters, April 4, 2014、SANA, April 4, 2014、al-Sharq al-Awsat, April 4, 2014、UPI, April 4, 2014などをもとに作成。
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