新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1人(2020年8月14日)

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月14日に新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、3人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計51人、うち回復したのは38人となった。

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者3人が完治したと発表した。

感染者が確認されたのは、トルコの占領下にあるアレッポ県アアザーズ市近郊のスーラーン町(スーラーン・アアザーズ町)。

また感染者の完治が確認されたのは、バーブ市近郊のラーイー村。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計51人(うち22人は「解放区」、27人はトルコ占領地)、うち死亡したのは0人、回復したのは38人となった。

AFP, August 14, 2020、ACU, August 14, 2020、ANHA, August 14, 2020、AP, August 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2020、Reuters, August 14, 2020、SANA, August 14, 2020、SOHR, August 14, 2020、UPI, August 14, 2020などをもとに作成。

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