シリア人権監視団は、シリアに「アラブの春」が波及した2011年3月15日から2021年3月14日までの10年間での死者数が38万8652人を記録したと発表した。
内訳は以下の通り:
- 民間人11万7388人(うち子供2万2542人、女性1万3855人)
- 反体制・イスラーム主義諸派など:5万4779人
- 人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍:1万2878人
- シリア民主軍の外国人戦闘員:936人
- 離反兵:2,632人
- シリア軍:6万8308人
- 親政権民兵5万2568人
- レバノンのヒズブッラー:1,705人
- シリア人以外のシーア派民兵:8,564人(うちロシア人傭兵264人)
- トルコ軍:207人
- シャーム解放機構などのジハード主義戦闘員:2万7744人
- ダーイシュ(イスラーム国):4万515人
- 身元不明:428人
AFP, March 14, 2021、ANHA, March 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2021、Reuters, March 14, 2021、SANA, March 14, 2021、SOHR, March 14, 2021などをもとに作成。
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