ベルギーのブリュッセルで5月9日に開幕していた「シリア及び地域の将来の支援に関する第6回ブリュッセル会議」は、シリアとその周辺諸国に対して67億ドルの追加支援を行うことを誓約して閉幕した。
EUの主催のもと、55の国、12の国際機関が参加した会議では、国連がシリア難民の支援を本格的に開始して以降最高額となる61億米ドルを難民、亡命希望者、無国籍者の支援にあてることが決定された。
会議には、ロシア、シリア政府は招待されなかった。
ロイター通信(5月10日付)などが伝えた。
11 years.
More than 5.6 million refugees in the region.
Over 13.5 million people uprooted from their homes.The Syria crisis must not be forgotten. #SyriaConf2022 #BrusselsVI pic.twitter.com/wDcoQH4qUU
— UNHCR, the UN Refugee Agency (@Refugees) May 10, 2022
AFP, May 10, 2022、ANHA, May 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2022、Reuters, May 10, 2022、SANA, May 10, 2022、SOHR, May 10, 2022などをもとに作成。
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