トルコ軍がハサカ県タッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村をドローンで爆撃し、1人負傷(2022年6月27日)

ハサカ県では、ANHA(6月27日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を無人航空機(ドローン)で爆撃し、住民1人が負傷した。

シリア人権監視団によると、ドローンが爆撃したのは、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会の拠点で、負傷したのは同評議会の戦闘員だという。

一方、SANA(6月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市南のアッターラ村近くで人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士多数が負傷した。

 

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アレッポ県では、ANHA(6月27日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアラブ・ハサン村、アウン・ダーダート村の民家複数棟などを砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、タッル・リフアト市近郊のアキーバ村、スーガーニカ村、ワルディーヤ村、スムーカ村、ウンム・フーシュ村の民家複数棟を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月27日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、シリア民主軍を主導する人民防衛隊(YPG)が、マンビジュ市近郊の支配地からトルコ占領下のジャラーブルス市方面を砲撃し、民間人3人が負傷した。

また、トルコ占領下のバーブ市近郊のシュワイハ村でシリア国民軍の司令官の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、戦闘員複数が死傷した。

AFP, June 27, 2022、ANHA, June 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2022、Reuters, June 27, 2022、SANA, June 27, 2022、SOHR, June 27, 2022などをもとに作成。

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