イスラエル軍は2007年9月のダイル・ザウル県の核開発疑惑施設に対する爆撃から15年が経ったのに合わせて、シリアでの核開発にかかる文書を公開(2022年9月7日)

イスラエル軍は、2007年9月のダイル・ザウル県キバル地区の核開発疑惑施設に対する爆撃から15年が経ったのに合わせて、シリアでの核開発にかかる2002年の文書の機密を解除し、公開した。

Ynet News(イェディオト・アハロノト、9月7日付)によると、この文書はイスラエル軍の軍事情報部(アマン)が作成したもので、以下のような指摘がなされていた。

最近になって、シリア原子力委員会が以前は知られていなかった機密プロジェクトを実行している(または実行したことがある)ことが知られるようになった。
この情報は、シリアで軍事核開発計画が活発に行われていることを示しているわけではない。だが、こうした計画の開発を支援し得る地域で活動が行われていることを示しており、こうした計画の開発が始まったとの疑いを引き起こしている。

AFP, September 7, 2022、ANHA, September 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 7, 2022、Reuters, September 7, 2022、SANA, September 7, 2022、SOHR, September 7, 2022、Ynet News, September 7, 2022などをもとに作成。

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