ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるガラーニージュ市にある教育センターに所属する教員らが、カリキュラムの変更、汚職撲滅、給与引き上げを訴えて抗議デモを行った。
また、ムハイミーダ村では、内務治安部隊(アサーイシュ)が10月2日に逮捕したテロ撲滅部隊(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属)の隊員2人を釈放を求めて、住民らが抗議デモを行い、路上でタイヤを燃やすなどして、通行を遮断した。
一方、県北部のジャースィミー村近郊では、シリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会のメンバーが銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。
AFP, October 4, 2022、ANHA, October 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2022、Reuters, October 4, 2022、SANA, October 4, 2022、SOHR, October 4, 2022などをもとに作成。
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