トルコのエルドアン大統領はイスタンブールでの爆破テロへの対抗措置としてシリアでの軍事行動を示唆するとともに、米国を暗に批判(2022年11月16日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、G20首脳会合に出席するために訪問中のインドネシアでの記者会見で、13日のイスタンブールでの爆破テロへの対抗措置として、シリアで軍事行動をとるうえで必要なあらゆる措置を講じると述べた。

エルドアン大統領は以下のように述べた。

テロリストたちは、彼らを待っている悲痛な終末から逃れることはできない。彼らが何をしようと、そしていかなる勢力が彼らを匿おうとだ…。
ダーイシュ(イスラーム国)と戦うなどと言って、テロ組織であるYPG(人民防衛隊)/PKK(クルディスタン労働者党)を支援する勢力も、一滴一滴の流血をもたらしたパートナーだ。

また、友好国および同盟国に対して、「テロ組織」を撲滅するための正当な逃走を支援するよう呼びかけた。

アナトリア通信(11月16日付)などが伝えた。

 

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一方、トルコのハベル・チャンネル(11月16日付)は、トルコの治安当局が、トルコ占領下のアレッポ県北部のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つアアザーズ市で、13日のイスタンブールでの爆破テロを幇助した別のテロリストを拘束したと伝えた。

AFP, November 16, 2022、Anadolu Ajansı, November 16, 2022、ANHA, November 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 16, 2022、Haber Channel, November 16, 2022、Reuters, November 16, 2022、SANA, November 16, 2022、SOHR, November 16, 2022などをもとに作成。

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