ロシア軍戦闘機複数機が、シャーム解放機構によって掌握されているバーブ・ハワー国境通行所一帯、クルド山地方を爆撃(2022年11月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、シャーム解放機構によって掌握されているバーブ・ハワー国境通行所一帯およびバーブ・ハワー病院(診療所)近くを6回にわたって爆撃した。

爆撃はトルコ国境から数メートルの地点にも及んだ。

ステップ・ニュース(11月20日付)によると、爆撃は8回にわたって行われた。

爆撃が行われたのは、国内避難民(IDPs)のテント数十張からなる集落がある地域の近く。

アル・スーリーヤ・ネット(11月21日付)によると、バーブ・ハワー国境通行所に対する爆撃と前後して、サルマダー市一帯、バービスカー村一帯、国内避難民(IDPs)のテントが乱立するアティマ村近郊の地域も爆撃を受けた。

また、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バーラ村、ファッティーラ村、バイニーン村森林地帯、サーン村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が早朝、「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクラディーン村で民間の自動車を対戦車ミサイルで攻撃した。

AFP, November 21, 2022、ANHA, November 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 21, 2022、Reuters, November 21, 2022、SANA, November 21, 2022、SOHR, November 21, 2022、Step News, November 21, 2022、Alsouria, November 21, 2022などをもとに作成。

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