ロシア・トルコ国防大臣が電話会談、ロシア外務省報道官はシリアでのトルコの地上作戦の可能性に懸念を表明(2022年11月24日)

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣とトルコのフルシ・アカル国防大臣が電話会談を行い、トルコによるシリア北部とイラク北部での軍事侵攻(「鉤爪」作戦)への対応について意見を交わした。

RIAノーヴォスチ通信(11月24日付)によると、会談でアカル国防大臣は、トルコの優先課題がテロの脅威を防ぐことにあると主張、両大臣は、これまでの合意を遵守することの重要性を確認した。

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ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、トルコによるシリア北部とイラク北部での軍事侵攻(「鉤爪」作戦)に関して、トルコの安全保障上の懸念を理解するとしつつ、「トルコ軍がシリア北部で地上作戦を開始すれば、地域の緊張を増長する」、「我々はこうした作戦に警鐘を鳴らす」、「それが行われれば、戦闘員の活動が活発化するだろう」と懸念を示した。

RIAノーヴォスチ通信、SANA(11月24日付)などが伝えた。

AFP, November 24, 2022、ANHA, November 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2022、Reuters, November 24, 2022、RIA Novosti, November 24, 2022、SANA, November 24, 2022、SOHR, November 24, 2022などをもとに作成。

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