トルコ軍はハサカ県、アレッポ県に対する砲撃を続ける(2022年12月4日)

ハサカ県では、ANHA(12月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村、タッル・ラバン村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町を砲撃した。

また人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会は、ウンム・カイフ村への潜入を試みたトルコ軍とシリア国民軍の部隊を撃退した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域の拠点都市ラアス・アイン市に近い国境地帯で、住民1人がトルコへの不法入国を試み、トルコ軍憲兵隊に射殺された。

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アレッポ県では、ANHA(12月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市近郊のトゥーハール村、クール・フユーク村を砲撃した。

シリア人権監視団これに対して、タッル・ジャビーン村に展開するシリア軍部隊が、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市アアザーズ市近郊の科学研究センターのトルコ軍基地を砲撃した。

AFP, December 4, 2022、ANHA, December 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2022、Reuters, December 4, 2022、SANA, December 4, 2022、SOHR, December 4, 2022などをもとに作成。

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