米主導の有志連合はシリア民主軍テロ撲滅部隊(YAT)とダイル・ザウル県で合同作戦を実施し、ダーイシュのイラク人司令官1人とシリア人司令官1人を殺害(2022年12月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍テロ撲滅部隊(YAT)がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるザッル村とブサイラ市で合同作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のイラク人司令官1人とシリア人司令官1人を殺害した。

両者はいずれも、11月18日に発生したシリア民主軍の諜報機関の協力者殺害事件に関与しているという。

これに関して、米中央軍(CENTCOM)も声明(第20221211-09号)で「アナス」を名乗るダーイシュのシリア人司令官ら2人を殺害したと発表した。

https://mobile.twitter.com/CENTCOM/status/1601947521500483589

AFP, December 11, 2022、ANHA, December 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2022、Reuters, December 11, 2022、SANA, December 11, 2022、SOHR, December 11, 2022などをもとに作成。

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