シリア軍がハサカ県タッル・アブヤド市一帯でのダーイシュ(イスラーム国)とYPGの戦闘に参戦(2015年4月9日)

ハサカ県では、SANA(4月9日付)、ARA(4月9日付)によると、シリア軍がタッル・タムル町一帯での西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘に参加、同市郊外のアウジャ村、タッル・シャーミーラーン村、ギーブシュ村のダーイシュに対して攻撃を行った。

タッル・タムル町郊外はアッシリア教徒が多く住む地域。

一方、クッルナー・シュラカー(4月10日付)によると、シャッダーディー市でダーイシュ(イスラーム国)戦闘員が爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行い、女性、子供を含む4人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月9日付)によると、マリーイーヤ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月9日付)によると、アカーリブ村に侵入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)をシリア軍、住民らが撃退した。
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ヒムス県では、SANA(4月9日付)によると、ヒルバト・バイト・アーガー村、ファースィダ村、カディーム村、ジャズル・ガス採掘所東部で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(4月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がジャラーブルス市に増援部隊(車輌約50両)を派遣した。

AFP, April 9, 2015、Aleppo News, April 9, 2015、AP, April 9, 2015、ARA News, April 9, 2015、Champress, April 9, 2015、al-Hayat, April 10, 2015、Iraqi News, April 9, 2015、Kull-na Shuraka’, April 9, 2015、April 10, 2015、al-Mada Press, April 9, 2015、Naharnet, April 9, 2015、NNA, April 9, 2015、Reuters, April 9, 2015、SANA, April 9, 2015、UPI, April 9, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線がハマー県、アレッポ県などでシリア軍に対して攻勢(2015年4月9日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月9日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線が、スライヒーン村にあるシリア軍武器庫を爆破した。

またシャーム軍団広報局は声明を出し、8日に「信者は兄弟だ」と銘打った戦いを開始し、ムーリク市、ハマーミーヤート村のシリア軍検問所複数カ所を攻撃したと発表した。

一方、SANA(4月9日付)によると、ウンム・マイヤール村、スカイク村、ラターミナ町一帯、カフルズィーター市一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がアレッポ市シャイフ・サイード地区などを砲撃する一方、カフルハムラ村、アズィーザ村では、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線などが、シリア軍と交戦した。

またシャーム戦線を離反した武装集団が結成したシャーム革命家大隊は9日深夜に、バービース村で司令官3名が何者かに誘拐されたと発表した。

一方、SANA(4月9日付)によると、アレッポ市に侵入しようとした「テロ集団」をシリア軍が撃退した。

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シャームの民のヌスラ戦線のシャリーア委員会は声明を出し、ダマスカス郊外県、イドリブ県、ダルアー県で活動する反体制武装集団に対して、対立を解消して糾合し、シリア政府による包囲の解除、捕虜解放をめざすよう呼びかけた。

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ダマスカス郊外県では、SANA(4月9日付)によると、ザバダーニー市西方のカルアト・スィンディヤーン丘、ザワービーク丘、カルアト・アブドゥッラー丘、サアサア西部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月9日付)によると、ハミーディーヤ村、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(4月9日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(4月9日付)によると、イドリブ市、マアッラトミスリーン市、カフルラーター村、アルバイーン山一帯、バザーブール村西方、クーリーン村西方、マルイヤーン村、タマーニア町、マジャース村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月9日付)によると、マスアダ村、ウンム・サフリージュ村、スルターニーヤ村、サーリヒーヤ村、ラジャム・カスル村、アブー・ハサーディート村、ハリージャ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(4月9日付)によると、ガマーム村、カンタラ村、ファルラク村、カビール村、スーダ村、アティーラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 9, 2015、AP, April 9, 2015、ARA News, April 9, 2015、Champress, April 9, 2015、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2015、al-Hayat, April 10, 2015、Iraqi News, April 9, 2015、Kull-na Shuraka’, April 9, 2015、al-Mada Press, April 9, 2015、Naharnet, April 9, 2015、NNA, April 9, 2015、Reuters, April 9, 2015、SANA, April 9, 2015、UPI, April 9, 2015などをもとに作成。

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「シャーム解放軍」とダーイシュ(イスラーム国)がそれぞれタドムル市(ヒムス県)に至る国際幹線道路を攻撃(2015年4月9日)

ヒムス県では、シリア人権監視団、クッルナー・シュラカー(4月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がウンム・タバービール村近郊のヒムス・タドムル国際幹線道路上のシリア軍検問所2カ所を攻撃し、シリア軍、国防隊兵士17人を殺害した。

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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(4月10日付)によると、シャーム解放軍を名乗る武装集団声明を出し、ダマスカス・バグダード国際道路の複数カ所を制圧したと発表した。

シャーム解放軍は、離反士官のフィラース・ビータール大尉(ランクース市出身)によって2週間前に結成が宣言された武装集団。

声明では、ヒムス県でダーイシュ(イスラーム国)が同様に国際幹線道路のシリア軍検問所への攻撃を激化させたことを踏まえ、ダーイシュに忠誠(バイア)を使っていないと否定した。

Kull-na Shuraka', April 8, 2015
Kull-na Shuraka’, April 8, 2015

 

AFP, April 9, 2015、AP, April 9, 2015、ARA News, April 9, 2015、Champress, April 9, 2015、al-Hayat, April 10, 2015、Iraqi News, April 9, 2015、Kull-na Shuraka’, April 9, 2015、al-Mada Press, April 9, 2015、Naharnet, April 9, 2015、NNA, April 9, 2015、Reuters, April 9, 2015、SANA, April 9, 2015、UPI, April 9, 2015などをもとに作成。

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アクナーフ・バイト・マクディス大隊を除くパレスチナ諸派はシリア軍との合同作戦司令部設置に合意、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでのダーイシュ(イスラーム国)掃討をめざす(2015年4月9日)

シリアを訪問中のPLO(パレスチナ解放機構)執行委員会のアフマド・マジュダラーニー氏はダマスカスで記者会見を開き、パレスチナ諸派14組織がシリア政府との協調のもと、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプからのダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた軍事作戦を実施することで合意に達したと発表した。

しかし、この合意には、ダーイシュとの戦闘を主導するハマース寄りのアクナーフ・バイト・マクディス大隊は参加しなかったという。

マジュダラーニー氏は「シリア指導部と持続的に調整を行うため、(パレスチナ諸派の会合を)開催したままとし、シリア軍、パレスチナ諸派の合同作戦司令室を設置することを合意した。合同作戦司令室するのは、参加を希望し、(ヤルムーク・パレスチナ難民)キャンプ内ないしその周辺で、軍事的な作戦を行うための具体的なプレゼンスを持つ組織である」と述べた。

また「いかなる(軍事)行動も、ヤルムーク区のシリア、パレスチナ両民間人の声明を保護するものであり、キャンプ全体の破壊をもたらすものであってはならない。また作戦は地区ごとに漸進的なかたちで行われねばならない」と付言した。

さらに、会合に参加しなかったアクナーフ・バイト・マクディス大隊に関しては「アクナーフ・バイト・マクディス大隊の戦闘員の一部が離反し、ダーイシュやヌスラ戦線の側で戦っている」と批判した。

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PLOのアンワル・アブドゥルハーディー在ダマスカス政治局長もAFP(4月9日付)に対して、「キャンプからのダーイシュ放逐のための軍事的解決を支持すること」が会合で合意されたことを明らかにした。

一方、会合に参加しなかったアクナーフ・バイト・マクディス大隊に関して、「アクナーフ・バイト・マクディス大隊の戦闘員90人が合同作戦司令部との調整下に入り、シリア政府の側で戦っている」ことを明らかにした。

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これに対して、ハマースの在レバノン代表のウサーマ・ハムダーン氏は、シリア政府とパレスチナ諸派によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでのダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた軍事作戦実施合意に関して、AFP(4月9日付)に、合意内容の詳細をまだ目にしていないとしつつ、キャンプでのパレスチナ人の軍事的関与を拒否する姿勢を示した。

またアクナーフ・バイト・マクディス大隊に関して、ハマースとは一切関係ないと強調した。

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また、アクナーフ・バイト・マクディス大隊の司令官の一人アブー・ハマーム氏は、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ占拠に関して、「キャンプの民間人を守ることで合意したすべての勢力と協力してきた」と述べ、ダーイシュが侵入まで、ヌスラ戦線と協力関係にあったことを明らかにした。

アブー・ハマーム氏は「我々はキャンプを中立化するためにヌスラ戦線に対処してきた。我々とヌスラ戦線の間には、ダーイシュのキャンプへの侵入を認めないという憲章があった」としつつ、ヌスラ戦線がこの憲章に反して、ダーイシュに協力して、キャンプに侵攻・占拠したことを非難した。

クッルナー・シュラカー(4月9日付)が伝えた。

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なお、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線によって占拠されているヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯にシリア軍が「樽爆弾」11発、地対地ミサイルなどで攻撃を加える一方、アクナーフ・バイト・マクディス大隊などからなるジハード主義武装集団とダーイシュとの戦闘が続いた。

なお、キャンプでの戦闘による死者数は9日の段階で47人にのぼり、うち戦闘員は32人(ダーイシュが処刑した戦闘員7人、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側が処刑した戦闘員5人を含む)、シリア軍兵士5人、民間人8人(子供1人を含む)だという。

『ハヤート』(4月10日付)が伝えた。

AFP, April 9, 2015、AP, April 9, 2015、ARA News, April 9, 2015、Champress, April 9, 2015、al-Hayat, April 10, 2015、Iraqi News, April 9, 2015、Kull-na Shuraka’, April 9, 2015、al-Mada Press, April 9, 2015、Naharnet, April 9, 2015、NNA, April 9, 2015、Reuters, April 9, 2015、SANA, April 9, 2015、UPI, April 9, 2015などをもとに作成。

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シリア政府代表と反体制派代表は「モスクワ2」の会期を1日延長することで合意:SANAはシリア側の議題案が合意されたと報道(2015年4月9日)

『ハヤート』(4月10日付)によると、モスクワで開催されている和平交渉「モスクワ2」に参加しているシリア政府代表と反体制派代表の双方は、9日閉幕予定だった会合を1日延長することを決定した。

しかしSANA(4月9日付)は、シリア政府代表と反体制派代表が、政府側が提示した議題「現状評価書」に関する項目書の内容に関して合意に達したと報じた。

シリア政府代表と反体制派の2日目の直接会談となる9日の会談では、8日にシリア政府代表が提出した議題案(『ハヤート』が言うところの7項目からなる閉幕声明案)をめぐって激しい議論が行われた。

SANA(4月9日付)によると、この議題案(「現状評価書」)は以下8項目からなっている:

1. ジュネーブ合意(2012年)の諸原則に基づき、合意を基本とする政治的諸手段を通じた危機の解消。

2. 国際社会に、カタール、サウジアラビア、トルコなどといったアラブ諸国、諸外国の当事者すべてに、シリア国内へのテロリストの進入、教練、避難、支援、武器供与といった支援を停止しするよう、真剣且つ早急に圧力をかけるよう呼びかけること。

3. 国際社会に、シリア国民に対して科せられている全ての経済制裁の即時・完全解除を呼びかけること。

4. いかなる政治プロセスの成果も国民主権、国民の意思に従わねばならないこと。

5. 国民和解の強化、シリア軍によるテロとの戦いへの支援。

6. 国際社会に、シリア人避難民の帰国を支援し、国外避難民が帰国するにふさわしい状況を準備するために行動するよう呼びかけること。

7. 政治プロセスに関する諸基礎は以下の通りとすること:

a. 国民主権、シリアの国土と国民の統合の維持。

b. 国家機関の維持、その発展のための行動。

c. すべての占領地の解放。

d. シリアの指導のもと、いかなる外国の干渉のなく行われるシリア人どうしの国民対話のみが、政治的解決実現の唯一の道。

8. 国際社会に、「ジュネーブ3」会議を準備するため、「モスクワ2」での合意事項への支持を呼びかけること。

『ハヤート』によると、これらの項目のうち、カタール、サウジアラビア、トルコによるテロ支援停止に向けた国際圧力を求めた第2項目が争点となり、反体制派代表はこれら3カ国の国名を削除するよう要求したという。

またシリア軍によるテロとの戦いへの支援を求めた第5項目をめぐっても、反体制派代表の一部は留保の姿勢を示したほか、発砲停止、言論犯釈放といった文言を加えるよう主張したという。

会談では、ジャアファリー国連シリア代表が、反体制派のクルド人代表(民主統一党、西クルディスタン移行期民政局)に対して、シリア政府から資金や武器の援助を受けておきながら態度を覆したと批判、クルド人代表が一時退席しようとする一幕もあったが、集中的な会談が行われたという。

また、民主呼びかけフォーラムのサミール・イータ氏は、シリア当局に拘束されているとされる約9,000人の氏名が記載された名簿を提出したが、ジャアファリー国連シリア代表は「大会の議題を逸脱しようとする挑発行為」と批判、受け取りを拒否した。

これに対して、イーター氏は、逮捕者の問題が、シリア政府と反体制派の信頼醸成に力点を置くと定めた議題に沿ったものだとして、シリア政府代表とロシア政府に受け取りを求めた。

だが、いずれも受け取りを拒否し、イータ氏は議場を後にした。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ムハンマド・ヤフヤー・マクタビー事務局長を団長とする代表団は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表を補佐するラムズィー・ラムズィー副代表らと会談し、政治的プロセスを前身させるための持続的な連絡、対話を行うことで合意したと発表した。

AFP, April 9, 2015、AP, April 9, 2015、ARA News, April 9, 2015、Champress, April 9, 2015、al-Hayat, April 10, 2015、Iraqi News, April 9, 2015、Kull-na Shuraka’, April 9, 2015、al-Mada Press, April 9, 2015、Naharnet, April 9, 2015、NNA, April 9, 2015、Reuters, April 9, 2015、SANA, April 9, 2015、UPI, April 9, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線、イスラーム戦線などからなる「一つの旗同盟」が東グータ地方で「腐敗者」との戦いを行うと発表(2015年4月8日)

「一つの旗同盟」を名乗るジハード主義武装集団もこれに先立って声明を出し、東グータ地方の「腐敗者」との戦いを行うと発表し、非ジハード主義反体制武装集団やシリア政府に協力する武装集団を粛清する意思を表明した。

「一つの旗同盟」は、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線、首都タウヒード旅団大隊、アンサール・イスラーム戦線、イッズ・アクナーフ・バイト・マクディス旅団、イスラーム殉教者旅団、フルサーン・スンナ旅団、アジュナード・シャーム・イスラーム運動からなる。

Kull-na Shuraka', April 8, 2015
Kull-na Shuraka’, April 8, 2015
Kull-na Shuraka', April 8, 2015
Kull-na Shuraka’, April 8, 2015

 

AFP, April 9, 2015、AP, April 9, 2015、ARA News, April 9, 2015、Champress, April 9, 2015、al-Hayat, April 10, 2015、Iraqi News, April 9, 2015、Kull-na Shuraka’, April 9, 2015、al-Mada Press, April 9, 2015、Naharnet, April 9, 2015、NNA, April 9, 2015、Reuters, April 9, 2015、SANA, April 9, 2015、UPI, April 9, 2015などをもとに作成。

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フランスNGO「東方キリスト教救済」教会がキリスト教徒支援のためフランス政府の反対を押し切ってシリアに入国(2015年4月8日)

AFP(4月8日付)は、フランスのNGO「東方キリスト教救済」教会のメンバー32人が7日、フランス政府の反対を押し切ってシリアに入国した。

「東方キリスト教救済」はシリア国内のキリスト教徒・キリスト教関連施設の支援を行う団体で、シリアに入国した32人は1週間の予定で、マアルーラー市(ダマスカス郊外県)などシリア政府支配下のキリスト教関連施設を視察・慰問する予定だという。

AFP, April 8, 2015、AP, April 8, 2015、ARA News, April 8, 2015、Champress, April 8, 2015、al-Hayat, April 9, 2015、Iraqi News, April 8, 2015、Kull-na Shuraka’, April 8, 2015、al-Mada Press, April 8, 2015、Naharnet, April 8, 2015、NNA, April 8, 2015、Reuters, April 8, 2015、SANA, April 8, 2015、UPI, April 8, 2015などをもとに作成。

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ロンドン北西部でシリア人反体制活動家が遺体で発見(2015年4月8日)

BBC(4月8日付)などによると、ロンドン北西部で、英国在住のシリア人、アブドゥルハーディー・アルワーニー氏が遺体で発見された。

アルワーニー氏は、1982年のハマー市でのいわゆる「ハマー虐殺」(シリア政府によるシリア・ムスリム同胞団掃討)を逃れ、ロンドンのモスクでイマームを務めた経歴を持つ。

またシリア政府への批判的姿勢でも広く知られていた。

AFP, April 8, 2015、AP, April 8, 2015、ARA News, April 8, 2015、Champress, April 8, 2015、al-Hayat, April 9, 2015、Iraqi News, April 8, 2015、Kull-na Shuraka’, April 8, 2015、al-Mada Press, April 8, 2015、Naharnet, April 8, 2015、NNA, April 8, 2015、Reuters, April 8, 2015、SANA, April 8, 2015、UPI, April 8, 2015などをもとに作成。

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PLO幹部「ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内での政治的解決の可能性について言及することは難しい」;ハイダル大臣「軍事的な事態収拾が不可欠」(2015年4月8日)

アリー・ハイダル国民和解担当大臣は、ダマスカスを訪問中のPLO(パレスチナ解放機構)執行委員会メンバーのアフマド・マジュダラーニー氏と会談し、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ侵攻・占拠への対応について意見を交わした。

『ハヤート』(4月9日付)などによると、ハイダル大臣は会談後の共同記者会見で「現在の最優先事項は、キャンプから武装集団とテロリストを排除することで、現状を踏まえると、軍事的な事態収拾が不可欠だが、それを選択したのは国家(シリア)ではなく、キャンプに侵入し、我々が継続してきたこと(国民和解への試み)のすべてを打ち壊した者だ…。軍事行動はいかなる状況でも開始されるし、軍および軍とともに戦う勢力は成果を得てきた」と述べた。

ハイダル大臣は、シリア軍のキャンプ突入の可能性に関して「シリア国家が作戦遂行上、突入の必要があると決定し、シリア国家がそう決定すれば、パレスチナ自治政府と本件への対応を任された(パレスチナ側の)委員会はこれを支援するだろう」と述べる一方、「キャンプがシリア領であり、シリアの主権がキャンプとの関係を司るものである」との合意をパレスチナ側から得ていることを明らかにした。

そのうえで「キャンプ内の問題への対応を任された(パレスチナ側の)委員会は、キャンプにかかるあらゆる問題に対するシリア国家の決定を待っている」と強調した。

ハイダル大臣によると、この委員会は、現地での武装集団との交渉(国民和解)にあたってきたパレスチナ諸派の代表からなっており、「キャンプでの戦闘をシリア側との調整のもとに行っている」のだという。

一方、マジュダラーニー氏も「ヤルムーク・キャンプの事態の変化を踏まえると、キャンプ内での政治的解決の可能性について言及することは、近い将来は難しい」と述べ、シリア軍の介入を認める意思を暗に示した。

AFP, April 8, 2015、AP, April 8, 2015、ARA News, April 8, 2015、Champress, April 8, 2015、al-Hayat, April 9, 2015、Iraqi News, April 8, 2015、Kull-na Shuraka’, April 8, 2015、al-Mada Press, April 8, 2015、Naharnet, April 8, 2015、NNA, April 8, 2015、Reuters, April 8, 2015、SANA, April 8, 2015、UPI, April 8, 2015などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局がシリア・クルド国民評議会指導者の出国を禁止(2015年4月8日)

クッルナー・シュラカー(4月8日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)アサーイシュが、シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立)のターヒル・サフーク代表とニウマト・ダーウド副代表の出国を禁止した、と報じた。

2人はイラク・クルディスタン地域に向かっており、同地を経由して、ジュネーブに入り、反体制派の会合に出席する予定だったという。

AFP, April 8, 2015、AP, April 8, 2015、ARA News, April 8, 2015、Champress, April 8, 2015、al-Hayat, April 9, 2015、Iraqi News, April 8, 2015、Kull-na Shuraka’, April 8, 2015、al-Mada Press, April 8, 2015、Naharnet, April 8, 2015、NNA, April 8, 2015、Reuters, April 8, 2015、SANA, April 8, 2015、UPI, April 8, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ県のシャーム戦線、ヌスラ戦線に対して自爆攻撃(2015年4月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マーリア市でダーイシュ(イスラーム国)が自爆攻撃を行い、シャームの民のヌスラ戦線のアミール(司令官)アブー・マーリヤー・バービー氏が死亡した。

この自爆攻撃に先立ち、ダーイシュは7日、ハワール・キリス村で爆発物を積んだ自動車2台を相次いで自爆させ、シャーム戦線司令官2人を含む23人を殺害していた。

クッルナー・シュラカー(4月8日付)によると、この連続自爆攻撃で、シャーム戦線のヤフヤー・ザカリヤー・ハーフィズ(アブー・マリヤム)氏、ハーズィム・サーリフ(アブー・ナジーブ)氏、ルワイユ・サリーム・ハーフィズ氏、アリー・フサイン氏、ハサン・アクラマ氏、アリー・フサイン・ナーイフ氏が死亡したという。

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、8日から9日にかけてのダーイシュによる自爆攻撃を非難し、反体制武装集団の糾合なくしてテロとの戦いは不可能だと主張したうえで、「(シリア革命の)原則と道徳を遵守する革命勢力を信頼し…、体制崩壊まであらゆる政治的レベルでの自衛を継続する」と表明した。

なおシャーム戦線に参加する一部の武装集団は8日、シャーム革命家大隊の結成を宣言し、離反していた。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(4月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)支配地域から家族を脱出させようとしたメンバー20人以上がダイル・ザウル市でダーイシュによって逮捕された。
逮捕された20人はまた、シリア政府支配地域に食糧物資などを密輸していたという

Kull-na Shuraka', April 7, 2015
Kull-na Shuraka’, April 7, 2015

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ハサカ県では、ARA News(4月8日付)によると、シリア軍、国防隊とダーイシュ(イスラーム国)がウンム・キバル村一帯で交戦した。

またタッル・タムル町郊外のハリータ村一帯では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュと交戦した。

さらに、クッルナー・シュラカー(4月8日付)によると、人民防衛隊は、ラアス・アイン市西部のナッル・ヒンズィール村一帯、タッル・タムル町周辺一帯のダーイシュ拠点を攻撃した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(4月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、ティーム油田で働くすべての労働者・技術者を撤退させた。

シリア軍による空爆を避けるための措置だという。

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ハマー県では、SANA(4月8日付)によると、北カスタル村、ダキーラ村、ムウダミーヤ村、アブー・フバイラート村、マスウード村、ジュッブ・マラービア村、トゥービーヤ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(4月8日付)によると、カスル村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 8, 2015、AP, April 8, 2015、ARA News, April 8, 2015、April 9, 2015、Champress, April 8, 2015、al-Hayat, April 9, 2015、Iraqi News, April 8, 2015、Kull-na Shuraka’, April 8, 2015、al-Mada Press, April 8, 2015、Naharnet, April 8, 2015、NNA, April 8, 2015、Reuters, April 8, 2015、SANA, April 8, 2015、UPI, April 8, 2015などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動がハマー県でシリア軍兵士12人を殺害(2015年4月8日)

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(4月8日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動がバーリド村にあるカーヒラ検問所に対して自爆攻撃を行い、シリア軍兵士12人を殺害した。

またドゥラル・シャーミーヤ(4月8日付)は、この戦闘で武装集団側は150人ものシリア軍、国防隊兵士を捕捉したと伝えた。

一方、SANA(4月8日付)によると、カフルタハーリーム町、スーダー町、ビンニシュ市、ジューバース村、バイヤーアト・サハーナ村、ダブスィーヤ村、カフルハーヤー村、マアッルバリート村、カフルルーマー村、タッル・アース村、カフルズィーター市、サイヤード村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、シリア革命家戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(4月8日付)によると、ドゥーマー市、タッル・クルディー町一帯、アッブ農場、マシュラファ村無人地帯、フライタ村無人地帯、バイト・ジン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、イスラーム軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(4月8日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(4月8日付)によると、ラビーア町郊外の第767哨所、第803哨所一帯でシリア軍が「テロ集団」と交戦、同地を制圧した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市、サムリーン村、ハーッラ市、ジーザ町をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(4月8日付)によると、ジーザ町、サムリーン村、インヒル市、ヒルバト・アウワーディーヤ村、ウンム・アウサジュ村、ヒルバト・ムライハ村、ジャディード村、カフルシャムス町、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月8日付)によると、マスハラ村、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルラーター村、バザーブール町、ラスム・アフマル村、ラスム・ナイヤース村をシリア軍が空爆した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハムダーニーヤ地区、ヌッブル市、ザフラー町一帯、アズィーザ村をジハード主義武装集団が砲撃した。

このほか、アイン・アラブ市のトルコ国境付近で、男性1人が何者かの発砲を受け死亡、1人が負傷した。

これに関して、ARA News(4月8日付)は、トルコの国境警備隊の発砲だと断じた。

AFP, April 8, 2015、AP, April 8, 2015、ARA News, April 8, 2015、Champress, April 8, 2015、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2015、al-Hayat, April 9, 2015、Iraqi News, April 8, 2015、Kull-na Shuraka’, April 8, 2015、al-Mada Press, April 8, 2015、Naharnet, April 8, 2015、NNA, April 8, 2015、Reuters, April 8, 2015、SANA, April 8, 2015、UPI, April 8, 2015などをもとに作成。

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ラブロフ露外相「モスクワはバッシャール・アサド大統領に対する欧米諸国の論調に変化が生じていると認識している」(2015年4月8日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、アルメニアのエドワルド・ナルバンジャン外務大臣との会談(モスクワ)後の共同記者会見でシリア情勢に触れ、欧米諸国とシリアの反体制派の双方がこれまで以上にシリア政府(アサド政権)との対話を行う構えを示すようになっているとの見方を示した。

ラブロフ外務大臣は「モスクワはバッシャール・アサド大統領に対する欧米諸国の論調に変化が生じていると認識している…。もちろん、これは言説における変化が生じたということを意味しているに過ぎない。なぜなら、これまでに発せられなかった言葉が述べられているだけだからだ。しかし、こうしたことがまったく生じないよりはよいことだ。シリアでは4年以上も流血が続き、人々は苦しんでいる」と述べた。

また「実際、この危機の第1段階とは、欧米諸国が「独裁者」と評した指導者を粛清するという誤った道を進んだことにあった。これは遺憾なことだ。なぜならこの道を進むことで、欧米諸国は手当たり次第に同盟者を選ぼうとし、そのなかに過激派が含まれ、より一般的に言うならば、彼らはテロリストと関係を持った」と批判した。

『ハヤート』(4月9日付)などが伝えた。

AFP, April 8, 2015、AP, April 8, 2015、ARA News, April 8, 2015、Champress, April 8, 2015、al-Hayat, April 9, 2015、Iraqi News, April 8, 2015、Kull-na Shuraka’, April 8, 2015、al-Mada Press, April 8, 2015、Naharnet, April 8, 2015、NNA, April 8, 2015、Reuters, April 8, 2015、SANA, April 8, 2015、UPI, April 8, 2015などをもとに作成。

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シリア政府代表と反体制派代表が「モスクワ2」で初めて直接会談(2015年4月8日)

6日にモスクワで開幕したシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」において、シリア政府代表と反体制派代表が直接会談を行った。

『ハヤート』(4月9日付)によると、反体制派代表は、7日までに議題を統一文書として作成し、直接会談においてシリア政府、ロシア外務省に回付した。

この統一文書は11項目からなり、以下の点を骨子としているという:

1. ジュネーブ合意(2012年)の諸原則に基づいた政治的解決が必然であることの確認。

2. 2014年2月にスイスで行われた「ジュネーブ2」会議を継承するかたちでの「ジュネーブ3」会議の開催を可能とするような政策実施に向けた行動を行うこと。

3. すべてのシリア人が、政党、組織のいかんにかかわらず、政治的解決を信じており、政治プロセスの参加者であることの確認。

4. シリア国内でのすべての暴力行為と殺戮の即時停止、人道的悲劇すべてへの対処・解決、テロとの戦い、文民民主国家への民主的移行・変革の実施、シリアの国土を占領する国内外の勢力への対峙、という5点への対処を優先議題とすること。

5. 人種主義、宗派主義、教条主義に基づくようないかなる政治的関係正常化も拒否。

6. シリアでの流血停止に寄与させるため、地域諸国、諸外国の当事者に圧力をかけることを国際社会に要請。

7. 民間人を標的とすることを停止、言論犯・平和的活動家の釈放、人質・捕虜の解放、シリア全土への食糧・医療物資の配給、避難民・難民の即時帰宅、人権最高評議会の設置、メディアの独占の撤廃、逮捕者に関する問題の解決、すべてのシリア人へのパスポート発給・更新。

これに対して、シリア政府代表を率いるバッシャール・ジャアファリー国連代表大使は、直接会談の場で、シリア政府がロシア政府によって示された議題に同意すると表明したのに対し、反体制派代表は、この議題をめぐって意見の一致を見ることができず、独自の議案(統一文書)を提示したとことを明らかにした。

SANA(4月8日付)によると、シリア政府代表と反体制派代表との直接会談に先立ち、ロシア政府は以下の点からなる議題を提出していたという:

1. 国際社会に、カタール、サウジアラビア、トルコなどといったアラブ諸国、諸外国の当事者すべてにテロ支援を停止するよう、真剣且つ早急に圧力をかけるよう呼びかけること。

2. 国際社会に、シリア国民に対して科せられている全ての経済制裁の即時・完全解除を呼びかけること。

3. ジュネーブ合意の原則を基点とした、合意に基づくシリアの危機の解消。

しかし、『ハヤート』は直接会談の雰囲気に関して、政府代表が「モスクワ1」時の強硬姿勢を緩和し、柔軟な勢で臨んだと積極的に評価した。

一方、ジャアファリー国連大使は「参加者の間で、さまざまな見解や考え方が真剣、深淵、そして実り多いかたちで交わされた」と評価するとともに、ロシアが提示した議題のうちの第1、第2の議題の協議に力点が置かれたことを明らかにした。

また「我々は何らかの共通項にたどり着き、反体制派の当事者らがその内容を検討、合意したうえで、明日、相互理解がなされることを願っており、それをロシアの友人らが提示した議題の第1、第2の議題の成果としたい」と付言した。

なお、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は会合には出席しなかった。

複数の外交筋によると、ラブロフ外務大臣は、最終日9日の協議の行方を見据えたうえで、会合への出席を最終決定するものと見られる。

SANA, April 8, 2015
SANA, April 8, 2015
SANA, April 8, 2015
SANA, April 8, 2015

 

AFP, April 8, 2015、AP, April 8, 2015、ARA News, April 8, 2015、Champress, April 8, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 8, 2015、Kull-na Shuraka’, April 8, 2015、al-Mada Press, April 8, 2015、Naharnet, April 8, 2015、NNA, April 8, 2015、Reuters, April 8, 2015、SANA, April 8, 2015、UPI, April 8, 2015などをもとに作成。

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シリア・アラブ航空はダイル・ザウル軍事飛行場とダマスカス国際空港を結ぶ旅客便を就航(2015年4月8日)

クッルナー・シュラカー(4月8日付)は、シリア・アラブ航空は、ダイル・ザウル航空基地とダマスカス国際空港を結ぶ旅客便を就航させたと報じた。

航空運賃は15,000シリア・ポンドだという。

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SANA(4月8日付)は、軍消息筋がメディア各社に対して、軍の公式筋の発表による事実確認なしに軍の作成に関する報道を行わないよう要請した、と伝えた。

AFP, April 8, 2015、AP, April 8, 2015、ARA News, April 8, 2015、Champress, April 8, 2015、al-Hayat, April 9, 2015、Iraqi News, April 8, 2015、Kull-na Shuraka’, April 8, 2015、al-Mada Press, April 8, 2015、Naharnet, April 8, 2015、NNA, April 8, 2015、Reuters, April 8, 2015、SANA, April 8, 2015、UPI, April 8, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)の侵攻により、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプをめぐるパレスチナ諸派、シリア政府、ジハード主義者らの合従連衡に変化(2015年4月8日)

『ハヤート』(4月8日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプへの侵攻・占拠によって、パレスチナ諸派、シリア政府、反体制武装集団の同盟関係に変化が生じている、と伝えた。

同記事によると、ダーイシュの侵攻により、「アラブの春」波及以降、シリア政府との戦略的関係を解消していたハマースに近い武装組織のアクナーフ・バイト・マクディス大隊が、国防隊と連携して、ダーイシュとの戦闘にあたる一方、シリア政権と緊密な関係を保ってきたPFLP-GC(パレスチナ解放人民戦線総司令部派)が、ダーイシュのキャンプへの潜入を促し、キャンプ内にあるシャームの民のヌスラ戦線の本部など拠点をダーイシュに移譲させようと画策していたとの疑義が呈されたという。

パレスチナの複数の消息筋によると、ダーイシュによるキャンプ侵攻を受け、ハマースのハーリド・ミシュアル政治局長が、PFLP-GCのアフマド・ジブリール書記長、タラール・ナージー副書記長に連絡し、シリア軍、国防隊、シリア政府に近いパレスチナ諸派によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ包囲の解除を要請、これを機に、国防隊、シリア治安機関と、ヤルムーク区のアクナーフ・バイト・マクディス大隊との間で「全面協力」に関する合意が成立したという。

同消息筋によると、この調整にかかる合意は、アクナーフ・バイト・マクディス大隊の司令官ニダール・アブー・アラー氏(アブー・ハマーム)、アブー・ウマル・マイダーニー氏(シリア人)と、国防隊のファーディー・サクル司令官、シリアの治安機関幹部が出席した会合で交わされた。

会合では、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側が弾薬などの補給が要請し、国防隊がこれに応じることが決定されたという。

また会合では、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側から、ダーイシュのキャンプ侵入時にPFLP-GCの拠点を経由するなど、PFLP-GCがダーイシュを支援しているとの疑義が呈され、PFLP-GCがアクナーフ・バイト・マクディス大隊と国防隊の協力関係の茅の外に置かれるかたちになったという。

なお、ダーイシュのキャンプ侵入・占拠をめぐっては、アル=カーイダ系のヌスラ戦線がダーイシュの侵入を支援、戦闘にも参加したと伝えられている。

すなわち、ヌスラ戦線は声明において、中立の姿勢をとると宣言しているが、複数の消息筋によると、キャンプ内のヌスラ戦線の本部などはダーイシュに明け渡され、ヌスラ戦線戦闘員はダーイシュ戦闘員とともに戦闘に参加し、住民やアクナーフ・バイト・マクディス大隊戦闘員の逮捕などを行っている。

さらに、ヌスラ戦線は、アクナーフ・バイト・マクディス大隊を支援するために、バービッラー市やヤルダー市方面からキャンプに向かおうとしたイスラーム軍戦闘員の進行を阻止したとの情報もある。

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『ハヤート』(4月8日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内で活動するパレスチナ諸派とシリアの反体制武装集団(ジハード主義者)は現在、二つの陣営に分かれているという。

第1の陣営は、シリア政府を支持する陣営で、PFLP-GCのほか、ファタハ・インティファーダ、パレスチナ闘争戦線(ハーリド・アブドゥルマジード)からなり、約700人の戦闘員を擁している。

第2の陣営は、アクナーフ・バイト・マクディス大隊(200人)、シャームの民のヌスラ戦線(300人)、イブン・タイミーヤ大隊(70人)、アブー・ヒシャーム・ザグムート・グループ(数十人)などからなるジハード主義者で、約1,500人の戦闘員からなり、シリア政府に対して徹底抗戦を行っている。

またダーイシュのキャンプ侵入を受け、ダマスカス郊外県で活動するイスラーム軍、アバービール・ハウラーン旅団が、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側を支援するため、3日に戦闘員を派遣する一方、使徒シャーム旅団、カラーイーン大隊といった武装集団は中立の姿勢をとっているという。

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『ハヤート』(4月8日付)はさらに、パレスチナ筋の話として、停戦に向けたいくつかの試みが進行中だと伝えた。

同消息筋によると、DFLP(パレスチナ解放民主戦線)メンバーでヌスラ戦線に近いとされるアブー・アフマド・ハワーリー氏がダーイシュとアクナーフ・バイト・マクディス大隊との仲介者に選ばれ、ヌスラ戦線のアブー・ムアーッズ・シャルアーン氏を通じてアクナーフ・バイト・マクディス大隊と協議するとともに、ヌスラ戦線に近い商人のアブー・バースィル・アイユーブ氏を通じてダーイシュと協議を行っているという。

しかし、ダーイシュはキャンプへの攻撃の停止と撤退の条件として、アクナーフ・バイト・マクディス大隊司令部の退去を求めているという。

このほかにも、PFLP-GCがアクナーフ・バイト・マクディス大隊との接触を試みたが、アクナーフ・バイト・マクディス大隊はパレスチナ諸派の介入を拒んだという。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線は6日に拉致したクルド人のうち約200人を解放(2015年4月7日)

シャームの民のヌスラ戦線が所轄するイドリブ県ダーナー市のシャリーア委員会は、6日にアレッポ県でヌスラ戦線が拘束したクルド人300人以上のうちの200人あまりを解放したと発表した。

クッルナー・シュラカー(4月7日付)が伝えた。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のサーリフ・ナバワーニー氏逮捕(2015年4月7日)

民主的変革諸勢力国民調整委員会メンバーのサーリフ・ナバワーニー氏が、エジプトからレバノン経由でシリアに帰国する途上で、治安当局によって逮捕された。

ナバワーニー氏は、カイロで今月開催が予定されている民主的変革諸勢力国民調整委員会、シリア革命反体制勢力国民連立など反体制派の会合の準備のため、エジプトのカイロを訪問していた。

クッルナー・シュラカー(4月7日付)が伝えた。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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シャーム戦線からの離反者らがシャーム革命家大隊を結成(2015年4月7日)

司令官の一人でアブー・アブドゥッラフマーンを名乗る離反士官(中佐)は声明を出し、シャーム戦線の傘下で活動していた複数の武装集団が「シャーム革命家大隊」の名で新たな武装集団を結成したと発表した。

シャーム革命家大隊に参加した組織は、アムジャード・イスラーム旅団、イスラーム・ヌール運動、フダー大隊連合。

声明によると、シャーム革命家大隊司令官には、ナージー・ムスタファー大尉が就任し、アサド政権の打倒を目指すという。

アレッポ県で2014年12月に結成された反体制武装集団の連合組織「シャーム戦線」

「シャーム戦線」は、「命じられるままに進め連合」、ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー運動、アサーラ・ワ・タンミヤ運動からなり、極秘軍事作戦の実行を目的とする。 

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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レバノン軍がジハード主義者3人を殺害(2015年4月7日)

NNA(4月7日付)によると、レバノン軍がベカーア県ラアス・バアルベック村郊外にあるジハード主義者の陣地を攻撃し、戦闘員3人を殺害した。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県でダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍、ジハード主義武装集団と交戦(2015年4月7日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマーリア市にあるシャーム戦線の本部に対して自爆攻撃を行い、シャーム戦線の司令官多数を殺害した。

ダーイシュによる自爆攻撃はバーブ市郊外のハワール・キリス村にあるシャーム戦線所属の武装集団(「自由シリア軍」)に対しても行われた。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)によって包囲されているクワイリス軍事基地の一帯を砲撃し、6人が死傷した。

一方、ARA News(4月7日付)によると、ダーイシュは、ジャラーブルス市で、18歳以上の成年全員に徴兵義務を課すことを決定し、8日付で発効すると発表した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月7日付)によると、ダイル・ザウル市北部入り口、ジスル・スィヤーサ一帯、サーリヒーヤ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、ARA News(4月7日付)は、ダーイシュは最近になって、スワル町近郊に新たな訓練キャンプを開設、ダイル・ザイル航空基地でのシリア軍との戦闘への投入をめざしていると伝えた。

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ハマー県では、SANA(4月7日付)によると、サラミーヤ市東部郊外(ジャニー・アルバーウィー村、クナイトラート村、ジュッブ・マラービーアー村、そしてイドリブ県南部のアブー・ダーリー村)で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(4月7日付)によると、ウンム・カブル村、マフルージャ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月7日付)によると、ラッフーム村、シャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)は幹部司令官2人をラッカ県からイラクに転属させた。

イラクに転属となったのは、サウジ人司令官のアブー・アリー・ハルビー氏と、シリア人司令官のアブー・タンスィーム・スーリー氏。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県、ダルアー県での攻撃を激化(2015年4月7日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン町、サムリーン村、ウンム・マヤーズィン町、カフルシャムス町、イブタア町をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆し、サムリーン村では住民2人が死亡した。

シリア軍はまたインヒル市、ズィムリーン村を4度にわたって空爆し、インヒル市で女性1人が死亡した。

このほか、フラーク市、ダーイル町、ハーッラ市、ダルアー市のパレスチナ難民キャンプ一帯などが砲撃を受けた。

一方、ジャディーヤ町のシリア軍大隊基地一帯でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

他方、ARA News(4月7日付)は、反体制武装集団がカフルシャムス町を制圧したと発表したと伝えた。

また、SANA(4月7日付)によると、ウンム・マヤーズィン町、イブタア町、インヒル市、サムリーン村、ズィムリーン村、ハーッラ丘、カフル・ナースィジュ村、ウンム・アウサジュ村、カフルシャムス町、ダルアー市各所、ラジャート高地で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がイドリブ市、クーリーン村、カフルタハーリーム町、ナイラブ村、フバイト村、サルミーン市、ビーニーン村、サラーキブ市、タフタナーズ市、クマイナース村、サルキーン村などを「樽爆弾」で空爆した。

またドゥラル・シャーミーヤ(4月7日付)によると、シリア軍の増援部隊が海岸地方(ラタキア県方面)からイドリブ県に派遣され、ジスル・シュグール市近郊に到着した。

一方、クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、フーア市を包囲するジハード主義武装集団が同地を砲撃し、国防隊戦闘員5人が死亡、15人が負傷した。

また、SANA(4月7日付)によると、イドリブ市、ビンニシュ市、サラーキブ市、タッル・サラムー村、ハミーディーヤ村、カフルジャーリス村、マアッラトミスリーン市、ビダーマー町、アイン・バイダー村、アイン・フール村、ハッルーズ村、ズアイニーヤ村、ガッサーニーヤ村、クーリーン村、ナリラヤー村、フバイト村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

イドリブ市を制圧したファトフ軍はフェイスブックを通じて声明を出し、参加するすべての武装集団に対して、略奪した財産(水、電気、通信機器、医薬品、銀行など)を民政福祉部門に速やかに返還し、略奪行為を行わないよう呼びかけた。

Kull-na Shuraka', April 6, 2015
Kull-na Shuraka’, April 6, 2015

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区、ライラムーン地区、アズィーザ村でシリア軍、国防隊が、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(4月7日付)によると、アレッポ市サラーフッディーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月7日付)によると、アイドゥーン村、カフルズィーター市、ザカート村、アトシャーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月7日付)によると、ドゥーズィーン村、ラスム・ワサーナ村、フライジャ村、マズバル村、西サラーム村、マシュラファ村、ラスム・カスル村、タッル・マドラジャ村、マクサル・ヒサーン村、ラスタン市、タルビーサ市などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月7日付)によると、マスハラ村、ウンム・バーティナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに対するシリア軍の爆撃・砲撃、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団の戦闘続く;PFLP-GC報道官「シリア国家との調整のもと、ダーイシュに対して軍事力をもって対抗すべき」(2015年4月7日)

PFLP-GC(パレスチナ解放人民戦線総司令部派)のアンワル・ラジャー報道官はAFP(4月7日付)に対して、シリア国内で活動するパレスチナ諸派14組織が7日か8日に会合を開き、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの情勢やダーイシュ(イスラーム国)への対抗策について協議することを明らかにした。

ラジャー報道官は、「軍事力をもってダーイシュに対抗するために、統合的な姿勢をパレスチナ諸派がとることが求められている」としたうえで、ダーイシュによるキャンプ占拠によって「状況が変わり、キャンプからテロリストを放逐するために力を行使する(ことが必要とされている)」との認識を示した。

そのうえで「会合でこの点に関して、合意がなされれば、シリア国家との調整のもとに(ダーイシュ掃討軍事作戦が)行われるだろう…。そうしたことは当然のことだ。なぜなら(キャンプは)シリア領であり、パレスチナ人によるいかなる決定もシリア国家の庇護のもとでなされるからだ」と強調した。

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ラーマッラー(ヨルダン川西岸)を発っていたPLO(パレスチナ解放機構)執行委員会のアフマド・マジュダラーニー氏を団長とする使節団がダマスカスに到着し、シリア政府高官、パレスチナ諸派代表らと会談し、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの住民の保護の方途などについて協議した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が占拠するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプを、シリア軍が「樽爆弾」を投下する一方、地対地ミサイルなどで攻撃を加えた。

同監視団によると、シリア軍ヘリコプターが投下した「樽爆弾」のうち6発がウルーバ通り、殉教者墓地、ヌーフ通り、マンスーラ通り一帯に着弾し、過去3日間で投下された「樽爆弾」の数は25発に上っているという。

またキャンプ内では、ダーイシュ、ヌスラ戦線とアクナーフ・バイト・マクディス大隊などからなるジハード主義武装集団の戦闘が続き、アクナーフ・バイト・マクディス大隊とともに戦闘に参加していたパレスチナ解放軍の大佐1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、ダーイシュとの戦闘による死者は、この大佐、アクナーフ・バイト・マクディス大隊戦闘員ら4人、ダーイシュ戦闘員3人の合わせて8人に達したという。

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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ナスルッラー書記長「サウジアラビアは大敗を喫するだろう」(2015年4月6日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はシリアの衛星テレビ局イフバーリーヤ(4月6日付)の独占インタビューに応じ、「サウジアラビアは大敗を喫し、それは同国の内政、さらには地域全体に影響をもたらすことになるだろう」と述べ、イエメン情勢、シリア情勢をめぐるサウジアラビアの対応を厳しく非難した。

SANA, April 6, 2015
SANA, April 6, 2015

イエメン情勢に関するナスルッラー書記長の主な発言は以下の通り:

「(サウジアラビアが主導するイエメンへの空爆は)悲劇的なまでに失敗している…。イエメン人は自らの国を、地域におけるレジスタンス運動に寄り添うような国にしていた…。イエメン国民はパレスチナの大義を支持し、レバノン、パレスチナ、シリアで起きていることに積極的に関与してきた。しかし今日、サウジと米国の攻撃がイエメンに対して行われている」。

一方、シリア情勢に関して、ナスルッラー書記長は以下のように述べた。

「さまざまな友好関係、同盟、敵意、戦争が(シリアにおける紛争の)政治的な動機、目的となっているが、多くの者たちが宗教を利用して、戦争を正当化しようとしている…。我々(ヒズブッラー)はシリアでの戦争に参加することを選んだ。我々は参戦すると宣言し、その理由に言及し、自らの意志で参加した」。

「レバノンにおいて、我々は同盟者たちに、誰にも迷惑をかけないなどとは言っていない。我々がこの戦争に関与して以降、私はレバノンの友人たちに謝罪し、彼らに相談せずに戦争に参加したため、その結果を共有することもないと話した」。

「当初から、我々はシリアでの戦いが長く、過酷なものになることを知っていた…。シリアが標的となっているのは、同国がレジスタンス枢軸の本質的な構成国だからだと何度も言われてきた。しかし、それだけが理由ではない…。より重要なもう一つの理由がある。それは、シリアが過去数十年にわたって、自ら独立して決断を下してきた国だからだ。地域において独立した国家を探そうとしたいなら、シリアこそが地域における数少ない独立国だ。

「誰も、シリアを抜きにして、トルコ、ヨルダン、イラクなどの未来について語ることはできない…。トルコ、サウジアラビア、カタールは、シリア独自の決定権を奪おうとして、ハーフィズ・アサド前大統領の死後、バッシャール・アサド大統領との関係を築くようになった…。アサド大統領は、「シリア革命」が始まった時に、あらゆる人との対話に開放的な姿勢をとったが、一部の国は、アサド大統領が開放的であることを感じとると、武力行動に打って出た」。

「シリアに対する(これらの国の)戦争は失敗した…。シリアに国家が存在する限り、この戦争は成功せず、その真の主目的を達成することはないということだ。首都や大都市など、シリアの主要な地域は依然として政府の支配下にある…。イドリブ、ラッカ、ハッターブ村ダイル・ザウルといった地域を掌握しても、彼らの目的は達成されない」。

AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでダーイシュ(イスラーム国)とヌスラ戦線がアクナーフ・バイト・マクディス大隊などからなるジハード主義武装集団と交戦(2015年4月6日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)で、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が、アクナーフ・バイト・マクディス大隊などからなるジハード主義武装集団と交戦するなか、シリア軍が同地を空爆した。

PLO(パレスチナ解放機構)執行委員会のアフマド・マジュダラーニー氏は、ダーイシュによるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプへの侵攻・制圧に関して、「軍事的な状況を変化させ、戦略上重要な場所にあるキャンプを首都ダマスカスへの攻撃の基点にしようとしている」との考えを示した。

マジュダラーニー氏は近くダマスカスに入り、シリア政府とヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの住民の安全確保などについて協議する予定。

『ハヤート』(4月7日付)が伝えた。

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国連安保理は、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線によるダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)侵攻・占拠への対応を協議するための非公式会合を開いた。

『ハヤート』(4月7日付)によると、会合では、UNRWAのピエール・クレヘンビュール事務局長がキャンプ内の現状を報告する一方、パレスチナのリヤード・マンスール国連代表は、キャンプからの住民の避難のための「安全回廊を拡充する責任が安保理にある」と述べるとともに、キャンプを避難した住民のための安全な避難場所の提供を加盟国に求めた。


AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

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シリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」開幕(2015年4月6日)

モスクワで、ロシア外務省主催によるシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」が開幕した。

クッルナー・シュラカー(4月6日付)によると、初日となる6日は、反体制派の代表34人が会合を開き、議事内容、シリア政府に提示する統一文書作成にかかる委員会設置などについての審議がなされた。

またアフマド・ムアーッズ・ハティーブ氏、ハイサム・マンナーア氏、アブドゥルカーディル・スッカリー氏、ジャマール・スライマーン氏、ワリード・ブンニー氏らの欠席が報告された。

『ハヤート』(4月7日付)によると、反体制派の代表らは、シリア政府による逮捕者の処遇に代表される人道問題の審議と信頼醸成に重きを置こうとする勢力と、ジュネーブ合意(2012年)をシリア政府との対話の政治的基礎とすることを確認しようとする勢力とに分かれているという。

なお、「モスクワ2」に参加している主な反体制活動家は以下の通り:

ハサン・アブドゥルアズィーム(民主的変革諸勢力国民調整委員会代表)
マフムード・マルイー(民主的変革諸勢力国民調整委員会元メンバー)
ムハンマド・ハバシュ(元人民議会議員)
ハーリド・マハーミード(ビジネスマン)
ムハンマド・ラッハール(シリア革命家戦線)
ラマー・アタースィー
アブドゥンナースィル・ヒンディー
サーリフ・ムスリム(民主統一党党首)
ハーリド・イーサー(民主統一党)
アミーナー・ウースィー(西クルディスタン移行期民政局クルド人代表)
サンハリーブ・カーンスーフ(西クルディスタン移行期民政局シリア正教徒代表)
ファナル・カイート(西クルディスタン移行期民政局)
アーリフ・ダリーラ
リーム・トゥルクマーニー
サミール・イータ(国民呼びかけフォーラム)
カドリー・ジャミール(変革解放人民戦線)
マジュド・ニヤーズィー(野党代表)
ムハンマド・アブー・カースィム(野党代表)
スハイル・サルミーニー(野党代表)
ナウワーフ・ムルヒム(野党代表)
ファフル・ザイダーン
ランダ・カスィース
マイス・クライディー

AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

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シリア政府はスワイダー県で「人民動員部隊」の新設をめざす(2015年4月6日)

クッルナー・シュラカー(4月6日付)は、スワイダー市の複数の消息筋の話として、シリア政府がナーイフ・アーキル退役准将に、スワイダー県で反体制武装集団に対処するための民兵組織の結成を委ねたと報じた。

同消息筋によると、この民兵組織は、イラクでダーイシュ(イスラーム国)の掃討にあたっているシーア派民兵と同じ「人民動員部隊」という呼称になるという。

AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)とヌスラ戦線がアレッポ市アフリーン市郊外で交戦(2015年4月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、スーラーン・アアザーズ町一帯、タラーリーン村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またARA News(4月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がバーブ市郊外のカフル・カルビーン村で、70歳の老人をむち打ちの刑に処し、殺害した。

この老人の息子3人が、アイン・アラブ市でのダーイシュとの戦闘に参加した武装集団メンバーだというのが、むち打ちの理由だったという。

さらに、ARA News(4月7日付)によると、マンビジュ市で、ダーイシュ(イスラーム国)が男性5人を処刑した。

うち1人は「自由シリア軍」への内通、1人は喫煙、2人はシリア政府への内通、1人は西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊への参加の罪により処刑されたという。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月6日付)によると、ユーフラテスの火山合同作戦司令室が、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、タッル・アブヤド市近郊の戦略的要衝アスナーン丘を制圧した。

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ハサカ県では、ARA News(4月6日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、タッル・タムル町郊外のアナービーヤト・スーダーン村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(4月6日付)が、ダーイシュ(イスラーム国)が立て籠もるダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区の住民に対して、同地を包囲するシリア軍が地区外への脱出を認める措置をとったと伝えた。

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ヒムス県では、SANA(4月6日付)によると、ラッフーム村一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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有志連合合同司令部は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点を15回にわたって空爆したと発表した。

うち3回はシリア領内のダーイシュ拠点に対して行われたという。

ARA News(4月6日付)が伝えた。

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ハマー県では、ARA News(4月7日付)によると、サラミーヤ市東部郊外でのダーイシュ(イスラーム国)の砲撃で、女性1人、子供3人を含む8人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がザバダーニー市東部山岳地帯のシリア軍検問所2カ所を襲撃し、制圧した。

AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、April 7, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、April 7, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線がアレッポ県でクルド人住民300人以上を拉致(2015年4月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線のダーナー市(イドリブ県)シャリーア委員会が、クルド人住民300人以上を拉致したと発表した。

クルド人住民は、マイクロバス5台に分乗して、西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区の主都であるアレッポ県アフリーン市を出て移動中のところ、タカード村近郊の検問所で拘束されたという。

拘束後、乗っていた女性は釈放されたが、300人以上はヌスラ戦線の支配下のダーナー市に連行され聴取を受ける予定だという。

なお、ARA News(4月6日付)は、クルド人住民を拉致したのは、イスラーム軍だと伝えた。

一方、ジハード主義武装集団と、ヌッブル市、ザフラー町を防衛する国防隊の間で「捕虜交換」が行われ、ジハード主義武装集団が拉致していた女性、子供25人が解放された。

国防隊側は見返りとして、1年前に捕捉されていたムジャーヒディーン軍(シャーム戦線)の司令官ユースフ・ズーア氏を釈放した。

AFP(4月6日付)によると、「捕虜交換」は西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の仲介によって実現したという。

なお、クッルナー・シュラカー(4月6日付)は、捕虜交換を行ったのは、パレスチナ人の民兵組織クドス旅団とシャーム戦線だと報じた。

シリア人権監視団によると、このほかにも、ヌッブル市、ザフラー町をジハード主義武装集団が砲撃する一方、シリア軍はアレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、バーブ・ナイラブ地区を「樽爆弾」などで空爆した。

他方、SANA(4月6日付)によると、バーシュカウィー村一帯、ハンダラート・キャンプ一帯、ドゥワイル・ザイトゥーン村、マクバラ村、ハーン・トゥーマーン村、シャイフ・ナッジャール市東方、アレッポ市ライラムーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ファトフ軍によって制圧されたイドリブ市のほか、ビンニシュ市、クマイナース村、カフルタハーリーム町、サルキーン市、サルミーン市を激しく空爆・砲撃し、女性、子供を含む30人以上が死亡した。

なおシリア革命総合委員会は、ファトフ軍によるイドリブ市制圧後、シリア軍が97回にわたって同市に対して空爆を行い、住民136人が死亡、159人が負傷、90万人が避難を余儀なくされ、市内にとどまっているのは10万人に過ぎないと発表した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ジハード主義武装集団(自由シリア軍南部戦線)によって制圧されたブスラー・シャーム市を「樽爆弾」などで空爆し、女性1人、子供4人を含む7人が死亡した。

シリア軍はまた、カフルシャムス町、アンタル丘、インヒル市、ズィムリーン村、サムリーン村、ウンム・アウサジュ村などにも空爆を行った。

一方、シャームの民のヌスラ戦線は、マナーラ・バイダー機構(広報機関)を通じて、カフルシャムス町南部の検問所を制圧したと発表した。

クッルナー・シュラカー(4月6日付)によると、自由シリア軍南部戦線第1軍がシリア軍の戦略的要衝ジャディーヤ町への攻撃を開始した。

またシャームの剣旅団は、シリア軍戦闘機をロシア製の地対空誘導ミサイル(イグラ)で撃墜したと発表した。

他方、SANA(4月6日付)によると、ムザイリーブ町、ラジャート高原、インヒル市、ズィムリーン村、サムリーン村、ウンム・アウサジュ村、西ガーリヤ村、ヒルバト・アウワード村、ハーッラ市、アトマーン村、タファス市、ダルアー市旧税関地区などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(4月6日付)によると、シリア政府の支配下にあるサラミーヤ市に迫撃砲弾複数発が着弾し、住民7人が死亡、数十人が負傷した。

またハマー航空基地を離陸したシリア軍ヘリコプターが技術的トラブルによって墜落し、乗組員6人のうち1人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月6日付)によると、シリア軍がドゥーマー市のイスラーム・ヒクマ学校を空爆し、ムハンマド・ダアーシュ校長が死亡した。

一方、SANA(4月6日付)によると、ザマルカー町、アイン・タルマー村、ドゥーマー市郊外、ハラスター市郊外、カーラ市郊外無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍、イスラーム旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(4月6日付)が、ハサカ市内で国防隊の司令官アフマド・ヒッラ氏が何者かに誘拐され、連れ去れたと報じた。

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クナイトラ県では、SANA(4月6日付)によると、ジャバーター・ハシャブ村、アイン・ヌーリーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月6日付)によると、ラスタン市、ムシャイリファ村、サーリヒーヤ村、西サラーム村、アルシューナ村、マスアダ村、アブー・ハワーディード村、東サラーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、ラフマーン軍団がアルバイン市でシャーム自由人イスラーム運動本部を襲撃した。

AFP, April 6, 2015、AP, April 6, 2015、ARA News, April 6, 2015、Champress, April 6, 2015、al-Hayat, April 7, 2015、Iraqi News, April 6, 2015、Kull-na Shuraka’, April 6, 2015、April 7, 2015、al-Mada Press, April 6, 2015、Naharnet, April 6, 2015、NNA, April 6, 2015、Reuters, April 6, 2015、SANA, April 6, 2015、UPI, April 6, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ市の支配をめぐってファトフ軍とシリア政府が水面下で綱引き(2015年4月6日)

『ハヤート』(4月6日付)によると、ファトフ軍作戦司令室に参加するジハード主義武装集団の代表らで構成されるイドリブ市統治評議会は、市内の行政をめぐってシリア政府と「水面下の綱引き」を繰り広げていると伝えた。

ファトフ軍は、イドリブ市制圧後、作戦司令室のもとに司法警察委員会、民政福祉委員会、治安委員会を設置し、同市の実効支配をめざしている。

そのうちの治安委員会は、3日付で布告を出し、イドリブ市内の行政機関で働いていた職員らに対して「自らの手を血で染めた者以外」は職場から追放しないとの姿勢を示すとともに、水道、電気、衛生、製パン、製粉部門の職員に対して、イドリブ市の市民生活の正常化に向けて協力するよう呼びかけている。

Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015
Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015

これに対して、シリア政府は、イドリブ市内で勤務していたすべての公務員に対して職務を放棄し、他県で職務を継続するよう」呼びかけ、これと並行するかたちで、シリア軍が市内に対して激しい空爆を行っているという。

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また、トルコのハタイ県レインヒル市では、ファトハ軍の討議評議会代表やシリア革命反体制勢力国民連立アフマド・トゥウマ暫定内閣の代表らが、イドリブ県で活動しているという活動家の呼びかけに応じるかたちで、イドリブ市の行政に関する会合を開いた。

だが『ハヤート』によると、会議に参加した活動家からは、「イドリブ市解放の成果を横取りしようとしている」との批判がシリア革命反体制勢力国民連立の代表らに向けられたという。

Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015

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一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がイドリブ県のイドリブ市内各所、マストゥーマ軍事基地一帯、クマイナース村、ビンニシュ氏、サラーキブ市、マルイヤーン村、バシーリーヤ村などを激しく空爆・砲撃した。

またマストゥーマ軍事基地一帯では、シリア軍、国防隊が、シャーム自由人イスラーム運動、ジュンド・アクサー旅団、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

これに対して、SANA(4月5日付)は、イドリブ市内、同市南部、マジュダリヤー村、ナイラブ村、サラーキブ市南部、クーリーン村南部、ナスィービーン市南部、マアッルバリート村、カフルナジュド村西部、ビンニシュ市、サルキーン市、アブー・ズフール町、タッル・サラムー村、ハミーディーヤ村、サルミーン市、タフタナーズ市、ジャアキーヤ村、タマーニア町、フバイト村、ナリラヤー村、ファイルーン村、クマイナース村で、「テロリスト」200人以上を殺傷、車輌などを破壊したと伝えた。

AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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