シリア軍がダイル・ザウル市でダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年8月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)はシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区各所を砲撃する一方、ラシュディーヤ地区では、シリア軍、国防隊がダーイシュと交戦した。

またジュナイナ村、ヒサーン村、フサイニーヤ町がシリア軍の砲撃を受けた。

一方、複数の活動家によると、ダーイシュはハトラ村、フサイニーヤ町で住民30人を、「髭を剃った」、「礼拝時間に街を歩いていた」といった罪状で逮捕し、ダイル・ザウル航空基地一帯での堀建設のために連行した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全地帯」内に位置するマーリア市南部のハルバル村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団が交戦した。

またダーイシュは、アアザーズ市近郊のドゥーディヤーン村近郊のガス工場一帯でジハード主義武装集団と交戦し、ジハード主義武装集団戦闘員7人が死亡した。

これを受け、有志連合は、ダーイシュによって制圧されたウンム・フーシュ村(マーリア市郊外)を空爆した。

一方、SANA(8月17日付)によると、航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月17日付)によると、シリア軍がタドムル市郊外の採石所一帯、ワーディー・ザカーラ、西部三角地帯、ワーディー・アブヤド・ダム、アブー・タッラーハ村、柑橘農園、ジャズル・ガス採掘所一帯、カルヤタイン市、マヌーフ村を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ARA News(8月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団が、シリア・レバノン国境のジュースィーヤ村(クサイル市近郊)近郊のヒズブッラーの哨所複数カ所を襲撃し、ヒズブッラー戦闘員と交戦した。

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米中央軍(CENTCOM)は、8月17日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回におよび、ハサカ市近郊(2回)、アイン・アラブ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。  

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、August 18, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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反体制派がアレッポ市、ラタキア市に対して無差別砲撃を行い、子供2人を含む10人以上が死亡(2015年8月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がシリア政府支配下のアレッポ市ハーリディーヤ地区、カルム・タッラーブ地区、ハムダーニーヤ地区砲撃し、子供2人を含む10人が死亡、シリア軍兵士、国防隊隊員ら複数が負傷した。

一方、SANA(8月17日付)によると、アレッポ市ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、サラーフッディーン地区、アンサーリー地区、アーミリーヤ地区、ラームーサ地区、マンスーラ村、ハーン・アサル村、カフルハムラ村、バルクーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市内の旅客バス・ターミナル近く、ハルシュ街道一帯、バフルーリーヤ町郊外に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、住民5人が死亡した。

これに関して、シリア・アラブ・テレビ(8月17日付)は、ラタキア市への砲撃によって20人が負傷したと伝えた。

一方、シリア軍は、キンサッバー町一帯、ラビーア町一帯を砲撃した。

他方、SANA(8月17日付)によると、アイドゥー村、マルジュ・ザーウィヤ村をシリア軍が空爆し、ブルジュ・カスブ村、カルフース村、マッルーハ峰、カスブ村、アイン・ハウル村、ナワーラ山で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が前日に引き続き、ドゥーマー市、アルバイン市、ハラスター市への空爆を続け、男性1人が死亡した。

シリア軍はまた、アイン・タルマー渓谷一帯に対しても砲撃を行ったほか、国防隊とともにハラスター市の車輌局一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はさらに、アルバイン市を空爆し、ジハード主義武装集団戦闘員2人が死亡した。

このほか、ザバダーニー市では、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍が、ジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、バラダー渓谷のバスィーマ町で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

これに関して、ARA News(8月17日付)は、ワーディー渓谷のアイン・フィージャ町で活動する反体制武装集団がシリア政府と一時休戦に合意し、同町の水道施設から退去し、首都ダマスカス県への水道供給が再開されたと伝えた。

他方、SANA(8月17日付)によると、ザバダーニー市内でシリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などに対する作戦を継続し、市内の建物群46カ所を制圧した。

これにより、シリア軍はザフラ地区、西ハーッラ地区を完全に制圧したという。

シリア軍はまた、アルバイン市、ハラスター市に対して空爆を行い、イスラーム軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県ではシリア人権監視団によると、シリア軍がイブタア町を「樽爆弾」で空爆した(死傷者はなかった)。

一方、SANA(8月17日付)によると、シリア軍がナスィーブ村をシリア軍が空爆するとともに、ダルアー市各所で反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、ファトフ軍が包囲するフーア市、カファルヤー町周辺一帯で、国防隊、人民諸委員会が、ジハード主義武装集団と交戦し、国防隊・人民諸委員会隊員5人が死亡した。

『ハヤート』(8月18日付)によると、ジハード主義武装集団はフーア市、カファルヤー町に「無差別砲撃」を続けたという。

これに対して、シリア軍も、フーア市、カファルヤー町を包囲するジハード主義武装集団に対して空爆を行った。

一方、SANA(8月17日付)によると、ジスル・シュグール市、カルクール村南部アウラム・ジャウズ村、マルイヤーン村、アブー・ズフール町、ズィヤーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(8月17日付)によると、ジャズラム丘、フワイズ村、ハウワーシュ村、フワイジャ村、サルマーニーヤ村、マンスーラ村、タッル・ワースィト村、カフルズィーター市、ジスル・バイト・ラース村、カルアト・マディーク町、ザイズーン村、バフサ村をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月17日付)によると、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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オブライアン国連人道問題担当事務次長はドゥーマー市へのシリア軍の爆撃を非難(2015年8月17日)

シリアを訪問中のスティーブン・オブライアン国連人道問題担当事務次長は、16日のドゥーマー市に対するシリア軍の空爆に関して、記者会見で、民間人への攻撃は「違法で、受け入れられず、停止されねばならない」と述べた。

そのうえで、「この長い紛争のすべての当事者は、民間人を保護し、国際人道法を尊重すべきだ」と訴えた。

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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シリア・イスラーム評議会は、イランの「民族浄化」計画を非難(2015年8月17日)

シリア・イスラーム評議会は声明を出し、ダマスカス郊外県ザバダーニー市、イドリブ県フーア市、カファルヤー町をめぐるイランとシャーム自由人イスラーム運動の停戦交渉(の失敗)に関して、イランがザバダーニー市に対して「民族浄化」を行おうとしていると断じ、この「計略」を阻止するようイスラーム教徒、とりわけイスラーム教徒の為政者に求めた。

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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ロシア・イラン外相会談「アサド政権退陣を条件として受け入れることはできない」(2015年8月17日)

イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、ロシアの首都モスクワを訪問し、セルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談、イラン核開発をめぐる協力、シリア情勢などを含む中東情勢、ウクライナ情勢について協議した。

会談後の共同記者会見で、ラブロフ外務大臣は、シリア情勢に関して「シリアの危機を解決するための努力と協力を強化することを集中的に協議した」としたうえで、「シリアの危機は、平和的、外交的、政治的なかたちでのみ解決し、外国が介入せずに、すべてのシリアの当事者による話合いのなかでのみ到達し得る。シリアの未来はシリア人自身が決する」と強調した。

また「我々の立場は当初から変化していない…。我々は常に、シリアの未来と運命が…外国の介入や前提条件のないかたちで、シリア人自身の手のなかにあることを支持してきたし、常に支持している」と述べた。

また米国、湾岸諸国の対シリア政策をめぐっては、「解決策は政治的であるべき」との点で意見が一致しているが、シリア指導部の将来をめぐっていくつかの対立点があることを明らかにした。

そのうえで「シリア国民が国とその指導部の運命を決定する。ロシアは、シリアの合法的な指導部が移行期終了とともに退陣するようあらかじめ合意することを、条件として受け入れることはできない」と強調した。

一方、ザリーフ外務大臣も「イランとロシアは、外国の干渉を排除したかたちでシリアの危機解決を解決するという点で共通の姿勢をとっている…。我々は、シリア国民が自らの運命を決し、諸外国はこれを促さねばならないという点で一致している。我々はシリア国民が自らの運命を決し、危機を解決するにあたって、前提条件を課してはならない」と述べた。

SANA, August 17, 2015
SANA, August 17, 2015

 

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合は「安全保障地帯」設置に執着(2015年8月17日)

シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表は声明を出し、17日のシリア軍によるドゥーマー市空爆を非難、「シリア人のための安全保障地域の設置に反対する者は…、シリア政府に自らが望む蛮行を行ってもよいという明確なメッセージを送るものである」と述べ、米トルコ両国政府が設置合意したとされるアレッポ県北部での「安全地帯」への支持を表明した。

AFP, August 17, 2015、AP, August 17, 2015、ARA News, August 17, 2015、Champress, August 17, 2015、al-Hayat, August 18, 2015、Iraqi News, August 17, 2015、Kull-na Shuraka’, August 17, 2015、al-Mada Press, August 17, 2015、Naharnet, August 17, 2015、NNA, August 17, 2015、Reuters, August 17, 2015、SANA, August 17, 2015、UPI, August 17, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)が米トルコ両政府が設置合意したとされる「安全保障地帯」で攻勢を続ける(2015年8月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマーリア市とサンダフ村を結ぶ街道で爆弾を爆発させ、反体制武装集団と交戦した。

また有志連合と思われる戦闘機がバーブ市近郊のターディフ市一帯を空爆した。

一方、スィッリーン町南部で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュが交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市を空爆・砲撃し、女性1人が死亡した。

一方、SANA(8月16日付)によると、タドムル市西部郊外、カルヤタイン市で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合がハサカ市郊外のファスタート地区を空爆する一方、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がタッル・ブラーク町一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、シリア軍の少尉が死亡した。

シリア軍はまた、ジャフラ村、ハトラ村、ハゥイージャト・サクル村などを砲撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ市内で男性1人を処刑した。

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スワイダー県では、SANA(8月16日付)によると、ヒルバト・アウワード村、サアド丘で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(8月16日付)によると、シリア軍がカスル・ブン・ワルダーン村、フワイズ村、フワイジャ村、マシーク村、ハウワーシュ村、アンカーウィー村を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月16日付)によると、アルバイド村、東クワイリス町、航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、8月16日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は5回におよび、ハサカ市近郊(2回)、アレッポ市近郊(2回)、アイン・アラブ市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。</p>

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダマスカス郊外県ドゥーマー市、アイン・フィージャ町などを無差別爆撃し、90人以上が死亡(2015年8月16日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市の市場を「樽爆弾」などで空爆し、子供複数を含む82人が死亡(シリア人権監視団によると、その後死者は96人に)、250人以上が負傷した。

同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、同市からの第一報告によると、犠牲者のほとんどは民間人で、シリア軍は最初の空爆で人々が負傷者を救出するために集まったところを再び空爆したという。

Kull-na Shuraka', August 16, 2015
Kull-na Shuraka’, August 16, 2015
Kull-na Shuraka', August 16, 2015
Kull-na Shuraka’, August 16, 2015
Kull-na Shuraka', August 16, 2015
Kull-na Shuraka’, August 16, 2015

シリア軍はまた、ダマスカス県への水道を封鎖している反体制武装集団が活動するバラダー渓谷のアイン・フィージャ町を「樽爆弾」で空爆し、子供6人を含む15人が死亡した。

一方、ザバダーニー市一帯では、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍が、ジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦し、シリア軍が市内各所を「樽爆弾」で空爆した。

シリア軍、国防隊はまた、バラダー渓谷のバスィーマ町一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

他方、SANA(8月16日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともにザバダーニー市内で、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などと交戦し、市内西部の建物群複数カ所(バラダー交差点一帯など)を制圧した。

また市内のコルニーシュ交差点一帯で、爆発物の撤去作業などを完了し、迫撃砲、爆弾多数を押収した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アルマー町、ヌアイマ村、ダルアー市難民キャンプ地区一帯をシリア軍が「樽爆弾」、地対地ミサイルなどで空爆した。

一方、SANA(8月16日付)によると、ダルアー市内ブスラー広場一帯、ダム街道地区一帯など、ヌアイマ村、東カラク村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、アンサール旅団、タファス戦車旅団、ハウラーン・ファッルージャ師団、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が少なくとも2度にわたってイドリブ市を空爆し、10人以上が死亡した。

シリア軍はまたジャバーラー、ヒザーリーン村、フライフィル村、さらにはファトフ軍が包囲するフーア市、カファルヤー町周辺を空爆し、ファトフ軍戦闘員3人が死亡した。

さらにフーア市、カファルヤー町一帯では、国防隊、人民諸委員会が、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構などと交戦した。

一方、SANA(8月16日付)によると、ムハムバル村、マルジュ・ズフール村、カルクール村、アウラム・ジャウズ村、ジスル・シュグール市、ビンニシュ市、トゥウーム村北部、タフタナーズ市西部、ラーム・ハムダーン村、ウンム・ジャリーン村、アブー・ズフール町、カンスフラ村、バサーミス村、シャーグーリート村、ヒザーリーン村、アルナバ村、ハーミディーヤ村、マアッラト・ヌウマーン市をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアレッポ市アーミリーヤ地区、ラームーサ地区を手製の迫撃砲で攻撃した。

一方、SANA(8月16日付)によると、アレッポ市旧市街、サイフ・ダウラ地区、ライラムーン地区、ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、サラーフッディーン地区、科学研究センター一帯、シャイフ・ルトフィー村、マンスーラ村、カフルハムラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タルビーサ市で迫撃砲弾の爆発により子供1人が死亡した。

またシリア軍はヒムス市ワアル地区を砲撃した。

さらにタスニーン村およびタルビーサ市郊外では、シリア軍との戦闘で、反体制武装集団(ヒムス軍団など)の司令官を含む19人が死亡した。

一方、SANA(8月16日付)によると、シリア軍がガジャル村、ウンム・シャルシューフ村、ブルジュ・カーイー村、ラスタン市を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒルバト・ナークース村、マンスーラ村、タッル・ワースィト村、フワイジャ村、カルアト・マディーク町、シャリーア村を空爆・砲撃する一方、ファトフ軍もジューリーン村を砲撃した。

一方、SANA(8月16日付)によると、シリア軍がマンスーラ村、タッル・ワースィト村、ジャズラム丘、ジスル・バイト・ラース村、カルアト・マディーク町、ザイズーン村、バフサ村、サルマーニーヤ村、カフルズィーター市を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(8月16日付)によると、シリア軍がジャウバル区内マイサルーン地区で、反体制武装集団が掘削した全長600メートル、深さ17メートルの地下トンネルを発見した。

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クナイトラ県では、SANA(8月16日付)によると、ジュャバーター・ハシャブ村、ラスム・タヒーン、ウーファーニヤー村、フッリーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(8月16日付)によると、タルティヤーフ村、ドゥワイリカ村、サルマー町、ブー・ザダーク山で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、ِAugust 18, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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ズウビー情報大臣「シリア国民、シリア政府、アサド大統領の存在に抵触するような政治プロセスは誤った選択肢だ」(2015年8月16日)

マフムード・ズウビー情報大臣は、イランの首都テヘランで開幕した第8回イスラームラジオ・テレビ連合総会に出席し、基調演説を行った。

演説のなかで、ズウビー情報大臣は「シリアは今日、モスクや教会が標的となり、イスラーム教徒、キリスト教徒、子供、女性が、思想的・宗教的・政治的な帰属に関係なく、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線、そして穏健な反体制派に反対したという理由だけで殺されている」と述べたうえで、「シリア、イラク、エジプト…の立憲制に対するテロ攻撃はイスラエルの占領政体に資するだけだ」と警鐘を鳴らした。

ズウビー情報大臣はまた「シリアは鼓動するアラブの心臓であるだけでなく、鼓動するイスラーム教・キリスト教の心臓でもあり、イスラーム共同体、そして全世界に代わってテロと戦っている」と主張し、「シリア国民…、シリア政府、その長であるバッシャール・アサド大統領の存在に抵触するような政治プロセスは誤った選択肢だ」と強調した。

SANA, August 16, 2015
SANA, August 16, 2015

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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ムアッリム外相がオブライアン国連人道問題担当事務次長と会談「人道分野に携わる活動家のなかに、一部諸外国・諸勢力の思惑のもとに支援を行う者がいた」(2015年8月16日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)は、シリアを訪問中のスティーブン・オブライアン国連人道問題担当事務次長と会談した。

SANA(8月16日付)によると、シリア政府が、一部諸外国の支援を受けたタクフィール主義テロへの抵抗を続けるシリア国民の人道的ニーズに応えようとしていると述べる一方、人道分野に携わる一部活動家のなかに、シリア国民ではなく、一部諸外国・諸勢力の思惑のもとに支援を行う者がいたことで、シリア政府と国連の間の協力関係に悪影響が生じていたと苦言を呈した。

これに対して、オブライアン次官は、今回の訪問がシリア政府の要求および現地の実態を把握し、シリア国民のニーズに応えることが目的だとしたうえで、人道支援の政治化を回避したいとの応えたという。

SANA, August 16, 2015
SANA, August 16, 2015

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線が、米軍の軍事教練を受けた第30師団メンバー7人を釈放(2015年8月16日)

『ハヤート』(8月17日付)などによると、シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、アレッポ県アフリーン市郊外にで拘束した第30師団のメンバー7人を釈放したと発表した。

7人は、米軍による軍事教練を受け、シリア領内に送り込まれた「穏健な反体制派」の第30師団のメンバーで、7月末にアフリーン市郊外でヌスラ戦線に拘束されていた13人の一部。

これに関して、第30師団は15日付で声明を出し、ヌスラ戦線がメンバー7人を釈放したことを明らかにするとともに、ナディーム・ハサン大佐を含む残りのメンバーが近く釈放されることを望むと発表した。

Kull-na Shuraka', August 16, 2015
Kull-na Shuraka’, August 16, 2015

 

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領の甥のスライマーン・アサド容疑者が「精神病、麻薬中毒症」の治療のため釈放される(2015年8月16日)

「バスナーダー調整」は、フェイスブックの公式ページを通じて、7日にラタキア市内でハッサーン・シャイフ空軍大佐を射殺し、10日に当局に逮捕されたアサド大統領の甥のスライマーン・アサド氏が釈放されたと発表した。

それによると、スライマーン氏は「精神病を患っており、麻薬中毒者であるため、関係当局は拘置所外で治療を行う」目的で釈放されたという。

バスナーダーとは、シャイフ空軍大佐の生地であるラタキア県バスナーダー村のこと。

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しかし、クッルナー・シュラカー(8月17日付)は、ラタキア県の軍事情報局の中佐の話として、スライマーン氏が証拠不十分で釈放されたと伝えた。

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、August 17, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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シャーム戦線「ダーイシュ(イスラーム国)殲滅に向けてトルコと協力する」(2015年8月16日)

アレッポ県で活動するシャーム戦線は声明(ファトワー)を出し、ダーイシュ(イスラーム国)をイスラーム教徒とはみなさないとする一方、トルコについては「国民も政府もイスラーム教徒の国家」だと絶賛し、ダーイシュ殲滅に向けてトルコと協力すると表明した。

Kull-na Shuraka', August 16, 2015
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米、ドイツがトルコ南部に配備していたパトリオット・ミサイルを撤収すると相次いで発表(2015年8月16日)

ドイツのウルズラ・ゲルトルート・フォン・デア・ライエン国防大臣は15日、2013年1月以来トルコ南部に配備されているドイツ軍のパトリオット・ミサイル発射台を2016年1月に撤収する、と発表した。

また、米国務省とトルコ国防省も16日に共同声明を出し、トルコ南東部に配備しているパトリオット・ミサイル発射台を10月に撤収すると発表した。

トルコ政府は2012年11月、シリアの紛争の波及を抑止するため、NATOに対して、パトリオット・ミサイルの配備を要請、これを受け、米国、ドイツ、オランダの参加国は2013初めにトルコ南部にパトリオット・ミサイル発射台を配備していた。

AFP(8月16日付)などが伝えた。

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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トルコのボズクルEU担当相「シリア北部に安全保障地帯を設置し、家や学校を建設し、シリア人難民の帰還を促したい」(2015年8月15日)

トルコのヴォルカン・ボズクルEU担当大臣は、米トルコ両政府が設置合意したとされるアレッポ県北部の「安全地帯」に関して、「トルコは、シリア北部に安全地帯を設置し、家や学校を建設し、シリア人難民のそこへの帰還を促したいと考えている」と述べた。

ARA News(8月16日付)が伝えた。

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ザバダーニー市、イドリブ県フーア市、カファルヤー町の停戦破棄、シリア軍、反体制武装集団が無差別攻撃を再開(2015年8月15日)

ダマスカス郊外県ザバダーニー市およびイドリブ県フーア市、カファルヤー町での一時停戦が、反体制武装集団(シャーム自由人イスラーム運動)とイラン高官の交渉が難航するなか、期限の16日6時を待たずして破棄され、シリア軍がザバダーニー市一帯に対する空爆・砲撃を再開したのに対し、反体制武装集団は東グータ地方での攻撃を激化、またファトフ軍がフーア市に対して砲撃を再開した。

『ハヤート』(8月16日付)によると、停戦破棄は、シリア当局が収監中の逮捕者を何人釈放するかをめぐり妥協点が見出せなかったこと、またイドリブ県(フーア市、カファルヤー町など)のシーア派住民をダマスカス県およびダマスカス郊外県に避難させる代わりに、ザバダーニー市の反体制武装集団の退避の安全を保障する案が合意に達しなかったことによるという。

これに関して、シャーム自由人イスラーム運動などからなるムジャーヒディーン・シューラー評議会は声明を出し、「ヒムス市、クサイル市のシナリオを繰り返さないため…、イランによるすべての提案を拒否する」と発表した。

複数の反体制消息筋によると、イラン側は、①国連監視下でザバダーニー市からの反体制武装集団の退避・撤退、②シリア軍の同市への進駐、③ザバダーニー市民への支援物資の搬入、④ザバダーニー市一帯半径40キロの地域からの重火器の撤収を要求していた。

これに対して、シャーム自由人イスラーム運動は、シリア当局が収監中の逮捕者約2万人の釈放を要求したが、イラン側は、釈放の代償として、フーア市、カファルヤー町の民間人数千人のダマスカス県、ダマスカス郊外県への避難を要求した、という。

シリア人権監視団によると、交渉は、イランおよびヒズブッラーのメンバーからなる使節団と、ザバダーニー市の地元戦闘員などとの間で行われていたが、前者が、シリア当局が釈放できる逮捕者(捕虜)の数を1,000人としたため、決裂したという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、停戦破棄を受けて、シリア軍がザバダーニー市に対する空爆・砲撃を再開した。

クッルナー・シュラカー(8月15日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(8月15日付)によると、イスラーム軍が「ザバダーニー市救済」の戦いを開始し、県内各所での攻撃を激化させ、ハラスター市内の車輌局周辺のシリア軍拠点複数カ所および技術研究所でシリア軍と交戦、兵士多数を殺傷し、同地を制圧した。

これに対して、シリア軍はダーライヤー市、さらには14日にダマスカス県への水道供給を再び遮断している「バラダー渓谷ムジャーヒディーン評議会」が活動しているバラダー渓谷のバスィーマ町、ダイル・ムクリン町、アイン・フィージャ町、カフィール・ザイト村を地対地ミサイル、「樽爆弾」などで砲撃・空爆した。

またザバダーニー市近郊のマダーヤー町、ブカイン市でも、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月15日付)によると、シリア軍がマディーラー市、アルバイン市、ハラスター市を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、クッルナー・シュラカー(8月16日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線のダマスカス県カラムーン区司令官のアブー・ラーティブ・マザーウィー氏が何者かによって爆殺された。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、停戦破棄を受けて、ファトフ軍が200発のロケット弾、迫撃砲でフーア市、カファルヤー町を無差別攻撃した。

一方、SANA(8月15日付)によると、アブー・ズフール町一帯、ムハムバル村、バサーミス、カルクール村、ビンニシュ市、マアッラト・ヌウマーン市をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに対して、反体制武装集団はフーア市に対して砲撃を加えた。

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ヒムス県では、『ハヤート』(8月16日付)によると、県北部で活動する「イウティサーム・ビッラー作戦司令室」(ヒムス軍団、シャームの民のヌスラ戦線などが参加)が、ザバダーニー市救済に向けて、タスニーン村、ジャッブーリーン村、カフルナーン村などのシリア軍拠点を解放するための戦いを開始すると発表した。

しかし、クッルナー・シュラカー(8月16日付)によると、タスニーン村一帯での戦闘で、反体制武装集団戦闘員19人が死亡したという。

一方、SANA(8月15日付)によると、キースィーン村、ウンム・シャルシューフ村、ガントゥー市、タルビーサ市、ブルジュ・カーイー村、アンジャル村、アブー・タッラーハ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍がバフサ村郊外でシリア軍の車輌2台を襲撃、また同地一帯、ジューリーン村でシリア軍、国防隊と交戦した。

これに対してシリア軍はジスル・バイト・ラース村、アトシャーン村、タッル・ワースィト村、カルクール村、ズィヤーラ町、ラターミナ町を砲撃・空爆、ファトフ軍もムハルダ市に砲撃を加えた(この砲撃・空爆による死傷者はなかった)。

一方、SANA(8月15日付)によると、シリア軍がマンスーラ村、カストゥーン村、タッル・ワースィト村、ジャズラム丘、ズィヤーラ町、ザイズーン村、ハルービー村?、カフルズィーター市、カスル・ブン・ワルダーン村を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市イザーア地区、アアザミーヤ地区、サイフ・ダウラ地区、ザバディーヤ地区、サラーフッディーン地区、サイフ・ダウラ地区をシリア軍が砲撃、またザバディーヤ地区、サイフ・ダウラ地区でジハード主義武装集団と交戦し、反体制武装集団戦闘員3人が死亡した。

一方、SANA(8月15日付)によると、マンスーラ村、アレッポ市科学研究センター施設一帯、旧市街、ライラムーン地区、ザフラー協会地区、ブスターン・カスル地区、ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、マイサルーン病院、サイフ・ダウラ地区、ラドヤーン地区、マシュハド広場一帯、サラーフッディーン交差点一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月15日付)によると、シリア軍がダルアー市ゼノビア学校一帯、意思組合ビル一帯、避難民キャンプ一帯、スィーバ地区、ハマーディーン地区、同市南部および西部郊外、アトマーン村、ヤードゥーダ村、ハッラーブ・シャフム村、フラーク市、ブスル・ハリール市、スーラ町、アルマー町、サイダー町、ヌアイマ村、シャイフ・マスキーン市、ナワー市、サムリーン村、インヒル市、ハーッラ丘、ジャースィム市、カフルシャムス町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ハウラーン殉教者大隊、ヤルムーグ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(8月15日付)によると、ダルアー県制圧をめざす「真理の嵐の戦い」に参加する反体制武装集団が、ダルアー市東部入り口のシリア軍検問所に対して、爆弾を積んだ車を突入させ、爆破した。

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クナイトラ県では、SANA(8月15日付)によると、ハムル丘一帯、ウンム・バーティナ村、マムティナ村、アブー・シャトバ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 15, 2015、AP, August 15, 2015、ARA News, August 15, 2015、Champress, August 15, 2015、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2015、al-Hayat, August 16, 2015、Iraqi News, August 15, 2015、Kull-na Shuraka’, August 15, 2015、August 16, 2015、al-Mada Press, August 15, 2015、Naharnet, August 15, 2015、NNA, August 15, 2015、Reuters, August 15, 2015、SANA, August 15, 2015、UPI, August 15, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)は米トルコ両政府が設置合意したアレッポ県北部の「安全保障地帯」内で攻勢を続け、トルコ・アレッポ市間の兵站路上に位置するタラーリーン村を制圧し、反体制武装集団の一大拠点マーリア市を完全包囲(2015年8月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、マーリア市北部に位置するタラーリーン村でジハード主義武装集団と交戦し、同村の西部を掌握、同村一帯を完全制圧した。

タラーリーン村は、トルコとアレッポ市を結ぶ兵站路上に位置する戦略的要衝で、同村を制圧したことで、ダーイシュはアレッポ市北部の反体制武装集団の拠点であるマーリア市を完全包囲した。

同監視団によると、同地で9日から激化していた戦闘で、マーリア市、ウンム・フーシュ村、タラーリーン村を拠点とするジハード主義武装集団戦闘員76人と、ダーイシュ45人が死亡した。

マーリア市完全包囲に際して、ダーイシュは爆弾を積んだ車で6回にわたり自爆攻撃などを行った。

タッラーリーン村、ウンム・フーシュ村、そしてマーリア市は、米トルコ両政府が「安全地帯」設置で合意したとされる地域内に位置し、米国がトルコとともにダーイシュの排除を企図している。

一方、SANA(8月15日付)によると、ワディーヒー村、ブラート村、サフィール市東部、東クワイリス町一帯、アルバイド村、ジャディーダ村、航空士官学校一帯で、シリア軍が反ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月15日付)によると、シリア軍がタドムル市西部郊外三角地帯、タドムル市、ジャズル・ガス採掘所一帯、ワーディー・ザカーラ、フナイフィース村、カルヤタイン市を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 15, 2015、AP, August 15, 2015、ARA News, August 15, 2015、Champress, August 15, 2015、al-Hayat, August 16, 2015、Iraqi News, August 15, 2015、Kull-na Shuraka’, August 15, 2015、al-Mada Press, August 15, 2015、Naharnet, August 15, 2015、NNA, August 15, 2015、Reuters, August 15, 2015、SANA, August 15, 2015、UPI, August 15, 2015などをもとに作成。

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ロシアのラブロフ外務大臣が「第2回カイロ大会」の主導者らと会談(2015年8月15日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、「第2回カイロ大会」の開催を主導したハイサム・マンナーア氏(「カフム」代表)、ハーリド・マハーミード氏、ジャマール・スライマーン氏、ジハード・マクディスィー氏と会談した。

シリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ3」開催に向けてロシア外務省高官らと折衝を行うためにモスクワを訪問したマンナーア氏らに対して、ラブロフ外務大臣は「モスクワ訪問は、あなたがたにとってこれが初めてではない。しかし、前回の会談と異なっているのは、我々は今回は、シリアの現状を受け入れられないとの共通の理解のもとに会していることだ」と述べた。

そのうえで、ラブロフ外務大臣は、ジュネーブ合意(2012年6月)の原則やスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表のイニシアチブに沿って、政治的解決を実現するために国際社会が努力を結集すべきだと述べた。

クッルナー・シュラカー(8月15日付)などが伝えた。

AFP, August 15, 2015、AP, August 15, 2015、ARA News, August 15, 2015、Champress, August 15, 2015、al-Hayat, August 16, 2015、Iraqi News, August 15, 2015、Kull-na Shuraka’, August 15, 2015、al-Mada Press, August 15, 2015、Naharnet, August 15, 2015、NNA, August 15, 2015、Reuters, August 15, 2015、SANA, August 15, 2015、UPI, August 15, 2015などをもとに作成。

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ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)からのシャーム自由人イスラーム運動撤退をめぐって停戦交渉続く(2015年8月14日)

『ハヤート』(8月15日付)は、ダマスカス郊外県ザバダーニー市およびイドリブ県フーア市、カファルヤー町での一時停戦(15日午前6時までの予定)が16日まで再延長され、シャーム自由人イスラーム運動とイラン高官の間でザバダーニー市に籠城する反体制武装集団戦闘員の退避、撤退の交渉が続けられていると伝えた。

イランとトルコの仲介のもとで行われているとされる交渉においては、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が反体制武装集団が折衝を主導し、負傷した戦闘員がザバダーニー市から退避するための回廊の設置、そして退避後の反体制武装集団全戦闘員の撤退などについて話し合いが続けられており、反体制武装集団側は負傷者リストのリストを提出したという。

また、シリア人権監視団によると、交渉では、シャーム自由人イスラーム運動戦闘員をザバダーニー市外に移送するためのバスの手配および安全の確保と、フーア市とカファルヤー町への人道・食糧支援物資の搬入が主に話し合われているという。

交渉が長引くなか、バラダー渓谷で活動する「バラダー渓谷ムジャーヒディーン評議会」が声明を出し、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員がザバダーニー市への攻撃を停止し、同市から撤退しなければ、首都ダマスカスへの水道供給を停止すると脅迫した。

AFP, August 14, 2015、AP, August 14, 2015、ARA News, August 14, 2015、Champress, August 14, 2015、al-Hayat, August 15, 2015、Iraqi News, August 14, 2015、Kull-na Shuraka’, August 14, 2015、al-Mada Press, August 14, 2015、Naharnet, August 14, 2015、NNA, August 14, 2015、Reuters, August 14, 2015、SANA, August 14, 2015、UPI, August 14, 2015などをもとに作成。

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シリア国境に面するアルサール村(ベカーア県)で「自由シリア軍」司令官殺害(2015年8月14日)

NNA(8月14日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村の広場で、反体制活動家のアブドゥッラー・フサイン・リファーイー大佐が何者かによって射殺された。

リファーイー大佐は、いわゆる自由シリア軍の司令官としてレバノン領内(アルサール村一帯)での活動を指導していた人物。

AFP, August 14, 2015、AP, August 14, 2015、ARA News, August 14, 2015、Champress, August 14, 2015、al-Hayat, August 15, 2015、Iraqi News, August 14, 2015、Kull-na Shuraka’, August 14, 2015、al-Mada Press, August 14, 2015、Naharnet, August 14, 2015、NNA, August 14, 2015、Reuters, August 14, 2015、SANA, August 14, 2015、UPI, August 14, 2015などをもとに作成。

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レバノン南部で地元住民がシリア人避難民を襲撃(2015年8月14日)

ARA News(8月14日付)によると、レバノン南部のナバティーヤ県ビント・ジュバイル郡アイタルーン市で、地元住民がシリア人避難民複数人に対して暴行を加えた。

ダマスカス郊外県ザバダーニー市での戦闘に参加していたアイタルーン市出身の男性が死亡したとの知らせを受けた住民が、怒りの矛先をシリア人避難民に向け、暴行にいたったという。

AFP, August 14, 2015、AP, August 14, 2015、ARA News, August 14, 2015、Champress, August 14, 2015、al-Hayat, August 15, 2015、Iraqi News, August 14, 2015、Kull-na Shuraka’, August 14, 2015、al-Mada Press, August 14, 2015、Naharnet, August 14, 2015、NNA, August 14, 2015、Reuters, August 14, 2015、SANA, August 14, 2015、UPI, August 14, 2015などをもとに作成。

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ヒズブッラーのナスルッラー書記長「我々は米国が企図している地域分割を拒否しなければならない」(2015年8月14日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が、2006年のレバノン紛争停戦記念日に合わせてテレビ演説を行った。

演説において、ナスルッラー書記長は「我々は、7月戦争(レバノン紛争)で我々を支えてくれた同盟者が敗北したり孤立したりすることを受け入れることはない…。あのときに狙われた一人がミシェル・アウン(元)司令官であり、私はあなたたちに言いたい。あなたたちはアウン司令官を孤立させることはできない…。我々の同盟者の正当な要求を支援するため、我々がシリアや南部の問題に専念していたとしても、我々の選択肢は開かれている」と述べ、アウン氏率いる自由国民潮流への全面支持を表明した。

一方、シリア情勢に関して、ナスルッラー書記長は「米国はテロに乗じて、地域を分割し、再構成し、新たな国境線を引こうとしており、テロ組織ダーイシュ(イスラーム国)がシリアでそのために活動することを望んでいる…。シリア・アラブ軍は5年にわたりシリアのあらゆる地域で戦い、シリアの統合を維持し、その分割を拒否してきた…。我々は米国が企図している分割を拒否しなければならない…。イスラエル、そしてサウジアラビアを筆頭とする一部地域諸国はこうした米国の姿勢を支持している」と述べた。

Naharnet, August 13, 2015
Naharnet, August 13, 2015

AFP, August 14, 2015、AP, August 14, 2015、ARA News, August 14, 2015、Champress, August 14, 2015、al-Hayat, August 15, 2015、Iraqi News, August 14, 2015、Kull-na Shuraka’, August 14, 2015、al-Mada Press, August 14, 2015、Naharnet, August 14, 2015、NNA, August 14, 2015、Reuters, August 14, 2015、SANA, August 14, 2015、UPI, August 14, 2015などをもとに作成。

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米トルコ両政府が設置合意したアレッポ県北部の「安全保障地帯」でダーイシュ(イスラーム国)が攻勢、また有志連合の爆撃を受けたアティマ村(イドリブ県)で抗議デモ発生(2015年8月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マーリア市北部郊外のタラーリーン村一帯で、ジハード主義武装集団とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュが同村の東部一帯を制圧した。

タッラーリーン村は、米トルコ両政府が「安全地帯」設置で合意したとされる地域内に位置する。

一方、SANA(8月14日付)によると、航空士官学校一帯、バーブ市一帯、ブラート村をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(8月14日付)によると、トルコ国境に位置するアティマ村で、シリア解放党が有志連合によるファトフ軍所属スンナ軍拠点への空爆に抗議するデモを行った。

Kull-na Shuraka', August 14, 2015
Kull-na Shuraka’, August 14, 2015

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ヒムス県では、SANA(8月14日付)によると、ウンク・ハワー村、カルヤタイン市、ラジャム・カスル村、フナイフィース村、タドムル市西部郊外の三角地帯、ワーディー・アブヤド・ダム一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 14, 2015、AP, August 14, 2015、ARA News, August 14, 2015、Champress, August 14, 2015、al-Hayat, August 15, 2015、Iraqi News, August 14, 2015、Kull-na Shuraka’, August 14, 2015、al-Mada Press, August 14, 2015、Naharnet, August 14, 2015、NNA, August 14, 2015、Reuters, August 14, 2015、SANA, August 14, 2015、UPI, August 14, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がハマー県北部、イドリブ県を激しく爆撃(2015年8月14日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマンスーラ村、ジスル・バイト・ラース村、ヒルバト・ナークース村、ラターミナ町、フワイジャ村を空爆した。

これに対して、ジハード主義武装集団はアズィーズィーヤ村、ジューリーン村、アイン・サラムー村などシリア政府支配地域を砲撃した。

一方、SANA(8月14日付)によると、ラターミナ町、ムーリク市周辺、カフルヌブーダ町、フワイジャ村、シャリーア村、ウンム・トゥワイナ村、マンスーラ村、ズィヤーラ町、ジャズラム丘、アリーマ、ヒルバト・ナークース村、タッル・ワースィト村、バイト・ラース村、フワイズ、ザイズーン村、タンジャラ村をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月14日付)によると、ハマー中央刑務所で、収監者約1,300人が所内での拷問などに抗議して暴動を起こした。

暴動は軍が介入し、催涙ガスなどを使用して強制排除し、暴動参加者のうち25人が連行されるなどして鎮圧されたという。

これに関して、クッルナー・シュラカー(8月15日付)は、ハマー中央刑務所の収監者の話として、ハマー県警察署長および次長が同刑務所を訪問し、座り込み、不服従を続ける受刑者の要求を受け入れると回答し、14日に始まった抗議行動は15日が収束した、と伝えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルナブル市、マアッラータ村、サルジャ村、スフーフン村、カフル・ウワイド村、マウザラ村をシリア軍が空爆した。

一方、SANA(8月14日付)によると、イドリブ市内、ハシール村北部、サルジャ村、アウラム・ジャウズ村、ジスル・シュグール市西部などをシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月14日付)によると、ダルアー市ブスラー広場東部、避難民キャンプ一帯、ハマーディーン地区、バハール地区・旧税関地区間、西ガーリヤ村、サイダー町、ヌアイマ村、ヤードゥーダ村、ハッラーブ・シャフム村、シャイフ・マスキーン市、ナワー市、サムリーン村、インヒル市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月14日付)によると、ハムル丘、タルジャナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月14日付)によると、ハサヌー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(8月15日付)によると、シリア軍はダーライヤー市各所にナパーム弾54発を2回に分けて投下した。

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ヒムス県では、SANA(8月14日付)によると、タルビーサ市一帯、クナイトラート村、ラスタン市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(8月14日付)によると、カルフース村およびその一帯、カトフ・ガナム、ダイル・ハンナー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月15日付)によると、アターリブ市の大モスク前での金曜日の集団礼拝後に、イスラーム軍を支持するデモとシャームの民のヌスラ戦線を支持するデモが発生した。

二つのデモはいずれも大モスクで集団礼拝を行っていた武装集団メンバーや住民によるもの。

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マーヒル・アサド准将がファトフ軍との激戦が続くハマー県北部のジューリーン村を電撃訪問(2015年8月13日)

第4師団の実質的司令官で大統領実弟のマーヒル・アサド准将が軍高官2人を伴い、イドリブ県ガーブ平原のジューリーン村を軍のヘリコプターで訪れる映像が公開された。

映像が撮影された日時は不明だが、ヘリコプターでジューリーン村郊外の農場に到着したマーヒル准将らを「民間人の服を着た多くの人々」が取り囲んで歓迎し、「魂と血にかけてあなたに身を捧げる、バッシャール」と連呼する様子が撮されている(https://www.youtube.com/watch?v=Qr99407HL28)。

ジューリーン村にあるシリア軍の基地(ジューリーン軍事基地)には、ハマー県北部のグータ平原での戦闘を統括する作戦司令室が置かれており、スハイル・ハサン大佐(通称「トラ」)がファトフ軍との戦闘の指揮にあたっている。

Youtube, August 13, 2015
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シリア国民連合は、イドリブ県アティマ村のファトフ軍(アル=カーイダ系のヌスラ戦線などからなる武装組織)拠点への有志連合の爆撃を非難(2015年8月13日)

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、有志連合とされる戦闘機が11日に、トルコ国境に近いイドリブ県アティマ村にあるアル=カーイダ系組織からなる軍事同盟組織ファトフ軍所属のスンナ軍の拠点を空爆し、子供を含む民間人25人が死亡したことを非難し、「釈明、調査、処罰」を求めると主張した。

AFP, August 13, 2015、AP, August 13, 2015、ARA News, August 13, 2015、Champress, August 13, 2015、al-Hayat, August 14, 2015、Iraqi News, August 13, 2015、Kull-na Shuraka’, August 13, 2015、al-Mada Press, August 13, 2015、Naharnet, August 13, 2015、NNA, August 13, 2015、Reuters, August 13, 2015、SANA, August 13, 2015、UPI, August 13, 2015などをもとに作成。

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反体制派がラタキア市を迫撃砲で無差別攻撃、シリア軍はダマスカス郊外県などを激しく爆撃、女性・子供が死亡(2015年8月13日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市中心街の3月8日通り沿いのファトワー局近くに反体制派が乱射したと思われる迫撃砲弾複数発が着弾し、2人が死亡、14人が負傷した。

またラタキア市郊外のシャーティウ・アズラク地区を通るコルニーシュ通り、市内中心部のシリア情報協会ビル近くでも爆発が発生した。

この爆発で死傷者が出たかは不明。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、ラタキア県内での反体制武装集団の活動は、クルド山と、反体制派がトルクメン山地と呼ぶトルコ国境地域に限られているが、同地で活動する武装集団が、シリア政府支配下のラタキア市近郊に潜入し、迫撃砲で攻撃を行ったと考えられるという。

これに関して、SANA(8月13日付)は、「ラタキア市各所をテロリストが砲撃し多数の市民が負傷した」、と伝えた。

なお、イスラーム軍は12日、スルンファ町の「大統領宮殿」をGradミサイルで攻撃したと発表する一方、「地中海岸のシリア軍およびイランの民兵への砲撃作戦を継続する」と意思表明していたが、ラタキア市に対する迫撃砲攻撃へのイスラーム軍の関与の有無は不明。

このほか、シリア人権監視団によると、反体制派は「トルクメン山地」と呼ぶトルコ国境地域に位置するバイト・アワーン村一帯では、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がシリア軍、国防隊に攻勢をかけ、同地にある丘を制圧した。

一方、SANA(8月13日付)によると、ラビーア町、バイト・イブリク村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

Kull-na Shuraka', August 13, 2015
Kull-na Shuraka’, August 13, 2015

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアルバイーン市に対して13日深夜から激しい空爆を行い、子供3人、女性3人を含む10人が死亡した。

シリア軍はまたダーライヤー市、ウーターヤー町に対しても「樽爆弾」、地対地ミサイルなどで攻撃を加えた。

またバービッラー市近郊にあるジハード主義武装集団の拠点近くで爆弾が爆発し、戦闘員2人が死亡した。

このほか、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯ではシリア軍、国防隊とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(8月13日付)によると、ハラファー村、ダーライヤー市、ハムーリーヤ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、イスラーム殉教者旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフル・ウワイド村をシリア軍が空爆し、子供1人、女性2人を含む6人が死亡した。

シリア軍はまたザーウィヤ山のマウザラ村、サルジャ村、シャフシャブー山のハッルーバ村、アウラム・ジャウズ村、イドリブ市内、カフルナブル市、ヒザーリーン村、アブー・ズフール航空基地周辺、マアッラト・ヌウマーン市、アリーハー市、マダーヤー村、ハーッス村を空爆し、20人以上が死亡した。

一方、SANA(8月13日付)によると、アリーハー市、ジルス・シュグール市、ムハムバル村、フライカ村、カルクール村、ハーン・シャイフーン市、マアッラト・ヌウマーン市一帯、フバイト村、ヒザーリーン村、カフル・ムーサー村、トゥルア村、ジャドラーヤー村、アブー・ズフール町一帯、ハルービー村、サルジャ村、バシーリーヤ村をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、グータ平原のヒルバト・ナークース村、マンスーラ村、アムキーヤ町、カストゥーン村をシリア軍が空爆した。

一方、SANA(8月13日付)によると、マンスーラ村、フワイジャ村、ヒルバト・ナークース村、ズィヤーラ村、タッル・ワースィト村、ジャズラム丘、バフサ村、ラターミナ町一帯をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハムリーヤ丘一帯でシリア軍、国防隊とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(8月13日付)によると、ウーファーニヤー村、ハミーディーヤ村、フッリーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ハーリディーヤ地区出身の男性が治安当局の拷問を受け死亡した。

また、シリア軍はヒムス市ワアル地区を砲撃する一方、カフルナーン村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月13日付)によると、タスニーン村農場地帯、ラスタン市一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マイサルーン地区に対してジハード主義武装集団が砲撃を加え、シリア軍、国防隊と交戦した。

またアレッポ市ラーシディーン地区では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ人のクドス旅団がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月13日付)によると、アレッポ市ジャムイーヤート・ザフラー地区、スライマーン・ハラビー地区、マイサルーン地区、ライラムーン地区、ハーリディーヤ地区、ラーシディーン地区、ブスターン・カスル地区、ラームーサ地区、旧市街で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、雛民キャンプ一帯を空爆した。

一方、SANA(8月13日付)によると、ダルアー市難民キャンプ地区一帯、マンシヤ地区、アルバイーン学校南部、ガラズ刑務所一帯、西ガーリヤ村、東ガーリヤ村、サイダー町、キヒール村、マカッス・ハジャル村、ヤードゥーダ村、ハッラーブ・シャフム村、西ムライハ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 13, 2015、AP, August 13, 2015、ARA News, August 13, 2015、Champress, August 13, 2015、al-Hayat, August 14, 2015、Iraqi News, August 13, 2015、Kull-na Shuraka’, August 13, 2015、al-Mada Press, August 13, 2015、Naharnet, August 13, 2015、NNA, August 13, 2015、Reuters, August 13, 2015、SANA, August 13, 2015、UPI, August 13, 2015などをもとに作成。

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米トルコ両政府が設置合意したアレッポ県北部の「安全保障地帯」でアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動と「穏健な反体制派」がダーイシュ(イスラーム国)支配地域に対して攻勢(2015年8月13日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月13日付)がシャーム自由人イスラーム運動の情報として伝えたところによると、「革命家」が、トルコ国境に近いアアザーズ郡ドゥーディヤーン村近郊にあるダーイシュ(イスラーム国)支配下のヒルバ村、カッラ村、そしてその近郊にあるガソリン・スタンドを襲撃し、ダーイシュとの数時間にわたる戦闘の末に同地を制圧した。

ヒルバ・ハーディア村制圧作戦に参加したのは、アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動、「穏健な反体制派」のスルターン・ムラード旅団、そしてシャーム戦線(「命じられるままに進め連合」、ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー運動、アサーラ・ワ・タンミヤ運動)といった武装集団。

ドゥーディヤーン村一帯は、米トルコ両政府が「安全地帯」を設置することを合意した地域内に位置する。

一方、シリア人権監視団によると、クワイリス航空基地をめぐり9日から激化していたシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘で、シリア軍士官31人(うち准将および大佐は3人)を含む39人、ダーイシュ戦闘員33人が死亡した。

他方、SANA(8月13日付)によると、航空士官学校一帯、ナイラブ航空基地西部、サフィーラ市一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・ハミース市一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦する一方、有志連合と思われる戦闘機がハサカ市西部のアブドゥルアズィーズ山一帯を空爆した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村郊外にあるダム西部一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団と、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

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ヒムス県では、SANA(8月13日付)によると、タドムル市郊外のタール山北部、採石場東部、バイヤラート村南東部、同市西部の三角地帯、ジャズル・ガス採掘所一帯をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員多数を殺傷、装備・拠点を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市東方の東ビッリー村でシリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線などが占拠するヤルムーク・パレスチナ難民一帯、タダームン区で、シリア軍、国防隊とジハード主義武装集団が交戦した。

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シリア政府と反体制派の和平協議「モスクワ3」開催に向け、ロシア外務省がシリアの反体制各派との折衝を本格化(2015年8月13日)

ロシア外務省は、シリア政府と反体制派の和平協議「モスクワ3」開催に向け、反体制各派との折衝を本格化させ、セルゲイ・ラブロフ外務大臣がロシアを訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表と会談した。

トルコのイスタンブールを拠点とし、欧米諸国からかつては「シリア国民の唯一の正統な代表」と位置づけられていたシリア革命反体制勢力国民連立の代表がロシア外務省の招聘を受けて、モスクワを訪問するのはこれが初めて。

ロシア外務省報道官によると、ラブロフ外務大臣とハウジャ代表との会談では、シリアの危機の打開、中東地域におけるテロの脅威に対抗するためのすべての政治勢力の糾合などの議論に重点が置かれたという。

ハウジャ代表は、会談に先立ってロシアのメディアに対して、「モスクワ3」に開催に向けたあらゆるイニシアチブが、ジュネーブ合意(2012年6月)の原則に依拠すべきだとの姿勢を示した。

ハウジャ議長に同行しているシリア革命反体制勢力国民連立のヒシャーム・ムルーワ副代表はまた、ラブロフ外務大臣との折衝において、移行期統治機関設置要求に体現されている連立の基本姿勢、そして「テロとの戦い」や国民和解の実現の方法など紛争解決に向けた行程を説明すると述べた。

とりわけ、「テロとの戦い」について、ムルーワ副代表は「バッシャール・アサド現大統領退任後に設置される移行政府についてシリア人が合意に達することを条件としてのみ、効果的で実行可能となる」と主張した。

なおラブロフ外務大臣とシリア革命反体制勢力国民連立代表との会談に先立ち、ミハイル・ボグダノフ外務副大臣は12日、モスクワで西クルディスタン移行期民政局を主導するクルド民族主義政党の民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首、解放変革人民戦線代表でロシア在住のジャミール・カドリー前副首相らと個別に会談した。

『ハヤート』(8月14日付)によると、会談では、ヴラジミール・プーチン大統領が提案している域内諸国による対ダーイシュ(イスラーム国)同盟の結成、シリア政府との交渉の方針などについての協議がなされた。

またボグダノフ外務副大臣は14日には、「第2回カイロ大会」の開催を主導したハイサム・マンナーア氏(「カフム」代表)、ハーリド・マハーミード氏、ジャマール・スライマーン氏、ジハード・マクディスィー氏との折衝を予定している。

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シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表はインテルファクス通信(8月13日付)のインタビューに応じ、ラブロフ外務大臣との会談で、プーチン大統領による対ダーイシュ域内同盟の設立案を拒否したと述べた。

AFP, August 13, 2015、AP, August 13, 2015、ARA News, August 13, 2015、Champress, August 13, 2015、al-Hayat, August 14, 2015、Interfax, August 14, 2015、Iraqi News, August 13, 2015、Kull-na Shuraka’, August 13, 2015、al-Mada Press, August 13, 2015、Naharnet, August 13, 2015、NNA, August 13, 2015、Reuters, August 13, 2015、SANA, August 13, 2015、UPI, August 13, 2015などをもとに作成。

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トルコ外務省はヌスラ戦線が主導するファトフ軍拠点への爆撃関与を否定(2015年8月12日)

トルコ外務省は声明を出し、11日にイドリブ県アティマ村のファトフ軍(スンナ軍)拠点に対して有志連合が行ったとされる空爆に関して、「インジルリク空軍基地を含むトルコのいかなる基地からも有人無人の戦闘機は発進していない」と発表し、関与を否定した。

ARA News(8月12日付)が伝えた。

ARA News(8月11日付)によると、有志連合(と思われる戦闘機)が11日トルコ国境に位置するアティマ村のファトフ軍の拠点複数カ所を空爆し、子供を含む民間人25人が巻き添えとなって死亡した。



空爆は、アティマ村にあるファトフ軍所属部隊の爆弾・ロケット弾製造工場などを標的として実施され、製造工場と周辺の建物が全壊し、民間人25人が死亡したという。

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