米国務省次期近東問題担当次官補「シリア駐留はイランが地中海に到達するのを阻止するのが狙い」(2018年6月16日)

米国務省近東問題担当次官補に指名されたデヴィッド・シェンカー氏は、米議会上院の外交委員会で証言し、そのなかで「シリア駐留の維持は、イランが地中海への陸橋を確立するのを阻止する狙いがある」と述べた。

米政権高官が、シリア領内の米軍駐留をイランと結びつけたのはこれが初めて。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月16日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, June 16, 2018

AFP, June 16, 2018、ANHA, June 16, 2018、AP, June 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2018、al-Hayat, June 17, 2018、Reuters, June 16, 2018、SANA, June 16, 2018、UPI, June 16, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県でパレスチナ人民兵を捕捉(2018年6月16日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月16日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が下バクラス村に展開しているパレスチナ人民兵組織のクドス旅団を攻撃、メンバー3人を捕捉した。

AFP, June 16, 2018、ANHA, June 16, 2018、AP, June 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2018、al-Hayat, June 17, 2018、Reuters, June 16, 2018、SANA, June 16, 2018、UPI, June 16, 2018などをもとに作成。

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ルダウ・チャンネル:YPGはダーイシュ掃討戦後、アフリーン郡奪還作戦を準備(2018年6月16日)

ルダウ・チャンネル(6月16日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、アレッポ県北西部のアフリーン郡奪還に向けた大規模軍事作戦を準備していると伝えた。

同サイトによると、ダイル・ザウル県南東部とハサカ県南東部でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けて続行している「ジャズィーラの嵐」作戦(第2段階)が終了したら、アフリーン郡解放作戦が開始される見込みだという。

AFP, June 16, 2018、ANHA, June 16, 2018、AP, June 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2018、al-Hayat, June 17, 2018、Reuters, June 16, 2018、Rudau, June 16, 2018、SANA, June 16, 2018、UPI, June 16, 2018などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダ「シャーム解放機構」と新興のアル=カーイダ「フッラース・ディーン」がイドリブ市内の墓石を破壊か(2018年6月16日)

ドゥラル・シャーミーヤ(6月16日付)は、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるイドリブ市(イドリブ県)の墓石が何者かによって破壊されたと伝え、SNSで活動家らが拡散した写真を転載した。

同サイトによると、墓石は、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーンがシャーム解放機構のメンバーとともに破壊したと思われるという。

だが、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の活動を報じるイドリブ広報センターは、フェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/EdlibEmc1/)を通じて「ダーイシュ(イスラーム国)がいた4年前に既に破壊されていた」と表明した。

al-Durar al-Shamiya, June 16, 2018
al-Durar al-Shamiya, June 16, 2018

AFP, June 16, 2018、ANHA, June 16, 2018、AP, June 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2018、EMC, June 16, 2018、al-Hayat, June 17, 2018、Reuters, June 16, 2018、SANA, June 16, 2018、UPI, June 16, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はハサカ県南東部の1カ村をダーイシュから奪取(2018年6月16日)

ハサカ県では、ANHA(6月16日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダシーシャ村近郊でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を続け、同村から3キロの地点に位置するアブー・マスアブ燃料配給所を制圧した。

AFP, June 16, 2018、ANHA, June 16, 2018、AP, June 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2018、al-Hayat, June 17, 2018、Reuters, June 16, 2018、SANA, June 16, 2018、UPI, June 16, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム解放機構2人が暗殺未遂に(2018年6月16日)

イドリブ県では、『ハヤート』(6月17日付)によると、トルコ国境に近いダーナー市でシリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構の幹部アブー・タイスィール・ブーラード氏の自宅に何者かが仕掛けた爆弾が爆発した。

ブーラート氏は無事だった。

またサルマダー市でもシャーム解放機構の幹部ウサーマ・マアン・カッザ氏が何者かに撃たれた。

カッザ氏も無事だったという。

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クナイトラ県では、SANA(6月16日付)によると、ジュバーター・ハシャブ村一帯で活動を続ける反体制武装集団がハドル村の農地に放火し、数十ドゥーナムが全焼した。

AFP, June 16, 2018、ANHA, June 16, 2018、AP, June 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2018、al-Hayat, June 17, 2018、Reuters, June 16, 2018、SANA, June 16, 2018、UPI, June 16, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは18件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2018年6月16日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(6月16日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(アレッポ県1件、ラタキア県14件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 16, 2018をもとに作成。

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