トルコの実質占領下のアフリーン市で車、オートバイが連続して爆発、トルコ軍兵士2人、武装集団戦闘員36人が死亡(2018年6月27日)

アレッポ県では、ANHA(6月29日付)によると、トルコの実質占領下にあるアフリーン市のカーワー交差点で爆弾が仕掛けられた車2台とオートバイが相次いで爆発し、反体制武装集団の戦闘員36人とトルコ軍兵士2人が死亡、58人以上が負傷した。

AFP, June 29, 2018、ANHA, June 29, 2018、AP, June 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2018、al-Hayat, June 30, 2018、Reuters, June 29, 2018、SANA, June 29, 2018、UPI, June 29, 2018などをもとに作成。

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OPCWはシリアでの化学兵器使用疑惑事件の責任の所在を特定する権限を付与する英国案を可決、ロシア、シリア、イランは強く反発(2018年6月27日)

化学兵器禁止機関(OPCW)は、シリアでの化学兵器使用疑惑事件の責任の所在を特定する権限を同機関に与えるとする英国の提案を賛成82、反対24で可決した。

OPCWの査察は、化学兵器使用の有無を特定することを目的とし、だれが使用したかの責任の所在を特定する権限は有していなかった。

採決では、ロシア、イラン、シリアが英国の提案に強く反対し、ロシアのアレクサンドル・シュルギン駐オランダ大使兼OPCW常駐代表は、ロシアのOPCWからの脱退の可能性について、「あらゆる選択肢がある」と述べた。

AFP, June 27, 2018、ANHA, June 27, 2018、AP, June 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2018、al-Hayat, June 28, 2018、Reuters, June 27, 2018、SANA, June 27, 2018、UPI, June 27, 2018などをもとに作成。

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ヨルダン当局はダルアー県でのシリア軍の攻撃で負傷した戦闘員、住民の入国を拒否(2018年6月27日)

ドゥラル・シャーミーヤ(6月27日付)は、ダルアー県の医療筋の話として、ヨルダン当局がダルアー県でのシリア軍と反体制武装集団との戦闘で負傷した民間人と戦闘員の入国を拒否していると伝えた。

AFP, June 27, 2018、ANHA, June 27, 2018、AP, June 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2018、al-Hayat, June 28, 2018、Reuters, June 27, 2018、SANA, June 27, 2018、UPI, June 27, 2018などをもとに作成。

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ナブア・メディアはレバノンのヒズブッラーがダルアー県の戦闘に参加していることを示す音声データを公開(2018年6月27日)

ナブア・メディア(6月27日付)は、シリア南部の処遇をめぐるロシア、米国、ヨルダン(そしてイスラエル)の合意に従い、同地からの撤退を求められているレバノンのヒズブッラーが、ダルアー市マンシヤ地区西の防空大隊基地に対するシリア軍の攻撃に参加していることを示す音声データをユーチューブを通じて公開した。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月27日付)によると、この音声データのなかで、ヒズブッラーがシリア軍司令部に対して、防空大隊基地への進路の安全が確保できていないため、攻撃を中止するよう要請しているという。

https://youtu.be/9kwZpt3Iedk

AFP, June 27, 2018、ANHA, June 27, 2018、AP, June 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2018、al-Hayat, June 28, 2018、Nabaa Media, June 27, 2018、Reuters, June 27, 2018、SANA, June 27, 2018、UPI, June 27, 2018などをもとに作成。

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中国の新疆ウィグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党はシリアのアル=カーイダの呼びかけに応じ、ダルアー県救済のためアサド政権に対するあらゆる軍事行動を行う用意があると表明(2018年6月27日)

中国の新疆ウィグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党は声明を出し、シリア軍の攻勢を受けるダルアー県救済に向けた行動を求めるシャーム解放機構の呼びかけに応え、アサド政権に対するあらゆる軍事行動を行う用意があると表明した。

AFP, June 27, 2018、ANHA, June 27, 2018、AP, June 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2018、al-Hayat, June 28, 2018、Reuters, June 27, 2018、SANA, June 27, 2018、UPI, June 27, 2018などをもとに作成。

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ダルアー県で抗戦を続けるシャーム解放機構などからなる南部中央作戦司令室はシリア軍との交渉を拒否(2018年6月27日)

ダルアー県でのシリア軍の攻勢に対抗する南部中央作戦司令室はビデオ声明を出し、「革命の原則をめぐる交渉はあり得ない…。南部中央作戦司令室はシリア軍やその民兵と交渉はしない。勝利、あるいは名誉の死を遂げるまで、ダルアーを防衛することを選択した」と表明した。

声明ではまた「(緊張緩和地帯設置の)保障国が、世界全体を前にして自らの合意に違反している」と指摘、軍事介入を拒否した米国を暗に批判した。

AFP, June 27, 2018、ANHA, June 27, 2018、AP, June 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2018、al-Hayat, June 28, 2018、Reuters, June 27, 2018、SANA, June 27, 2018、UPI, June 27, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下のアレッポ県北部で反体制武装集団が電線窃盗(2018年6月27日)

アレッポ県では、ANHA(6月27日付)によると、トルコの実質占領下にあるアフリーン市で、反体制武装集団がザイディーヤ地区、マフムーディーヤ地区に敷設されていた電線を切断し、持ち去った。

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また、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会の情報として伝えたところによると、トルコの実質占領下にあるジャラーブルス市近郊のアーリーバーシュ村で反体制武装集団どうしが交戦した。

AFP, June 27, 2018、ANHA, June 27, 2018、AP, June 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2018、al-Hayat, June 28, 2018、Reuters, June 27, 2018、SANA, June 27, 2018、UPI, June 27, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル県の砂漠地帯5,800平方キロを、YPG主体のロジャヴァはハサカ県南部・南東部の600へ方キロをダーイシュから解放したと発表(2018年6月27日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダイル・ザウル県で任務に就いている部隊が県南西部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の掃討を完了し、5,800平方キロの地域を完全に解放したと発表した。

SANA(6月27日付)が伝えた。

https://youtu.be/sD0h39k9Rc0

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のライラウィー・アブドゥッラー報道官は声明を出し、ハサカ県ダシーシャ村一帯地域で5月1日に再開された「ジャズィーラの嵐」作戦(第2段階)により、同県南部および南東部全域からダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、同地を全域を解放したと発表した。

アブドゥッラー報道官はまた、イラク軍との連携のもと、シリア民主軍が引き続き、国境地帯全域の解放をめざし、ダーイシュに対する掃討戦を行うと強調した。

なお、ANHA(6月27日付)が公開したインフォグラフィアによると、シリア民主軍は5月以降、ダーイシュ戦闘員270人以上を殺害、600平方キロメートルの地域を解放したという。

AFP, June 27, 2018、ANHA, June 27, 2018、AP, June 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2018、al-Hayat, June 28, 2018、Reuters, June 27, 2018、SANA, June 27, 2018、UPI, June 27, 2018などをもとに作成。

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ロシアの当事者和解調整センターはホワイト・ヘルメットがイドリブ県で化学兵器を使用した新たな挑発行為を準備していると発表(2018年6月27日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのアレクセイ・ツィガノフ・センター長(少将)は声明を出し、イドリブ県住民からの電話情報として、ホワイト・ヘルメットが化学兵器を使用した新たな挑発行為の準備を行っていると発表した。

電話情報によると、ホワイト・ヘルメットのスローガンが描かれた車6台と、映像機器、防護服、液体が入った容器、ロケット弾を積載した貨物トラック1台からなる車列が24日にイドリブ市に入り、防護服を着た正体不明の4人がこれらをマアッラト・ヌウマーン市方面に移動させたという。

AFP, June 27, 2018、ANHA, June 27, 2018、AP, June 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2018、al-Hayat, June 28, 2018、Reuters, June 27, 2018、SANA, June 27, 2018、UPI, June 27, 2018などをもとに作成。

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ダルアー県内の反体制派支配地域で「テロ集団」退去とシリア軍展開を求めるデモ発生(2018年6月27日)

ダルアー県では、SANA(6月27日付)によると、反体制派支配下のイブタア町、西ガーリヤ村、東ガーリヤ村で住民がデモを行い、「犯罪行為」を抑止するため、「テロ集団」の退去とシリア軍の展開を要求した。

これに対して、シャーム解放機構は、デモ参加者に無差別に発砲し、強制排除を試みたが、参加者はデモを続けたという。

SANA, June 27, 2018

AFP, June 27, 2018、ANHA, June 27, 2018、AP, June 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2018、al-Hayat, June 28, 2018、Reuters, June 27, 2018、SANA, June 27, 2018、UPI, June 27, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダルアー市などに激しい攻撃を加える一方、反体制派支配地域からの住民の避難を促すための安全人道回廊を設置(2018年6月27日)

SANA, June 27, 2018

ダルアー県では、SANA(6月27日付)によると、シリア軍が、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるダイル・ザウル市南東部の旧税関地区一帯に対して集中砲火を浴びせた。

https://youtu.be/9FJ-A0eVYJI

ドゥラル・シャーミーヤ(6月27日付)によると、ダルアー市に対する空爆では子供3人と女性1人が死亡したという。

また、シリア人権監視団は、シリア・ロシア両軍が反体制派支配下のスーラ町、サイダー町、ナワー市、イブタア町、アンダーン村を爆撃し、少なくとも8人が死亡したと発表した。

その一方で、SANAによると、ダルアー県関係当局は、反体制派の支配下にある県東部および西部から退去を希望する住民を避難させるための安全人道回廊を3カ所に設置した。

安全人道回廊は、ヒルバト・ガザーラ町に至る東部地域、ダーイル町およびヒルバト・ガザーラ町西方の地域、カフルシャムス村、ダイル・バフト村に至る地域にそれぞれ設置されたという。

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スワイダー県では、SANA(6月27日付)によると、戦闘激化を受けて避難していたブスターン村の住民が、シリア軍による同地の制圧を受けて帰宅した。

SANA, June 27, 2018

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アレッポ県では、ANHA(6月27日付)によると、アレッポ市西部のザフラー協会地区で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が、アレッポ市ムーカーンブー地区、ハムダーニーヤ地区に着弾した。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームが8件の停戦違反を確認したと発表する一方、シリア南部での緊張緩和地帯設置にかかる合意から離脱したとの一部報道を否定(2018年6月27日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(6月27日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(ラタキア県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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ロシア国防省はまた、別の声明で、シリア南部における緊張緩和地帯設置にかかる合意をラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部が撤回したとするアナトリア通信の報道に関して、事実に反するとしたうえで、こうした決定が行われていたら、国防省が正式に発表すると反論した。

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