トルコのソイル内務大臣「トルコは91万6000人のシリア難民に教育を受けさせており、361万人を一時的に受け入れている」(2018年12月11日)

トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣は、モロッコのマラケシュで開催されている国連主催の「移民グローバル・コンパクト」採択のための国際会議(10日開幕)で、トルコ国内でのシリア難民の待遇について詳細を明らかにした。

ソイル内務大臣は大会で「91万6000人以上のシリア人児童や青年がトルコのほぼ全県の都市の学校、専門学校、大学で教育を受けている…。我々は361万1834人のシリア人を一時保護法の枠組みのなかで受け入れ、医療・教育関連の福祉、そして彼らが必要としているものすべてを提供している…。今年に入って、トルコに25万1794人の不法難民が押し寄せている。我が治安部隊は人身売買を行う密輸グループの追跡を続けている」などと述べた。

アナトリア通信(12月11日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, December 11, 2018

AFP, December 11, 2018、Anadolu Ajansı, December 11, 2018、ANHA, December 11, 2018、AP, December 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 11, 2018、SANA, December 11, 2018、UPI, December 11, 2018などをもとに作成。

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UNHCR中東・北アフリカ局長:「戦争はほぼ終わった…。2019年にはシリア難民25万人の帰国が予想される」(2018年12月11日)

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の中東・北アフリカ局のアミーン・アワド局長は、2018年にダルアー県、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ヒムス県に3万7000人あまりの難民が帰還したとしたうえで、2019年には25万人の帰国が期待されると述べた。

アワド局長は「戦争は今ほぼ終わった。イドリブなど一部のポケット(係争地)が残っているだけで、周知の通り、そこでも停戦が行われ、非武装地帯が設置されている…。シリアの状況が改善すれば、難民の一部は帰国の旅につくだろう…。我々は2019年には25万人のシリア難民が帰国すると予想している。この数字は、我々が帰還に向けた障害が除去するペースによって増減する」と述べ、難民帰国に向けて取り組む姿勢を強調した。

アワド局長はまた、難民帰還の妨げとなっている最大の障害として、難民が財産や住居にかかる文書を持っていないことをあげる一方、「徴兵に関連する問題もある。兵役を忌避した者たちへの恩赦に関連する問題もある」と指摘、そのほかにも地雷・爆発物が敷設されている問題にも対処する必要があると述べ、資金援助を呼びかけた。

ロイター通信(12月11日付)、AFP(12月11日付)が伝えた。

AFP, December 11, 2018、ANHA, December 11, 2018、AP, December 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 11, 2018、SANA, December 11, 2018、UPI, December 11, 2018などをもとに作成。

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ロシア合同連携センターとシリア国外難民帰還帰還調整委員会の合同会合開催:2018年に難民11万、避難民11万人が帰宅、「戦争は終わり、国家再建が全速力で推し進められている」と強調(2018年12月11日)

ロシアの合同連携センター(国外難民と国内避難民の帰還を支援するためのロシア国防省と外務省の合同調整センター)とシリアの国外難民帰還調整委員会の合同会合がモスクワとシリア各地などをテレビ会議システムで繋いで開催された。

会合は、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領がシリアを電撃訪問し、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」の勝利を宣言(2017年12月11日)してから1年が経ったのに合わせて、開催された。

Ministry of Defense of Russia, December 11, 2018

会合では、合同連携センター議長を務めるミハイル・ミズィンツェフ(Mikhail Mizintsev)上級大将(国家防衛管理センター長)が2018年のシリア情勢についての報告を行い、ソチ、アスタナ、テヘラン、ジュネーブなどで、アスタナ会議の保障国であるロシア、イラン、トルコの首脳会談を含めた100以上の会議・交渉を行い、停戦の実現・維持・強化に努めてきたことをアピール、「戦争は終わり、国家再建が全速力で推し進められている」と強調した。

ミズィンツェフ上級大将はまた、この動きと並行して、多数のシリア難民が帰国したと指摘、2018年に難民約11万3942人がレバノン、ヨルダンから帰国、またイドリブ県の緊張緩和地帯などから国内避難民11万7369人以上が帰宅したことを明らかにした。

ミズィンツェフ上級大将によると、戦闘の被害が大きい地域出身の難民を受け入れるため、412カ所に収容施設が設けられ、これまでに帰国した難民は29万278人、帰宅した国内避難民は125万9731人にのぼっているという。

ミズィンツェフ上級大将は一方、米軍がヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯(55キロ地帯)を違法に占領し、同地に「テロリスト」6000人を配置、シリア国境に近いヨルダン北東のルクバーン・キャンプの解体を妨害していると発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 11, 2018をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから124人、ヨルダンから648人の難民が帰国、避難民273人が帰宅(2018年12月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月11日付)を公開し、12月10日に難民772人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは124人(うち女性37人、子供64人)、ヨルダンから帰国したのは648人(うち女性194人、子供339人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は61,770人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者29,925人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者31,845人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 291,050人(うち女性87,336人、子供148,335人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民273人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは33人(うち女性12人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは240人(うち女性86人、子供109人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は177,642人(うち女性54,621人、子供88,114人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,260,004人(うち女性379,619人、子供640,497人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県3件、ハマー県1件、ラタキア県2件、イドリブ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも12件の停戦違反(アレッポ県7件、ハマー県4件、イドリブ県1件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 11, 2018をもとに作成。

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シリア人権監視団:シリア内戦の死者数は36万7965人に(2018年12月10日)

英国で活動する反体制NGOのシリア人権監視団は、世界人権デー(12月10日)に合わせて、シリア内戦における死者総数とその内訳を発表した(http://www.syriahr.com/?p=294480)。

同監視団によると、2011年3月15日から2018年12月10日までの7年9ヶ月間に確認された死者総数は36万7965人。

内訳は以下の通り:

Syriahr, December 10, 2018

市民:11万1330人(うち18歳以下の子供2万819人、18歳以上の女性1万3084人)
イスラーム主義者を含む反体制諸派、シリア民主軍などのシリア人戦闘員:6万3561人
離反将兵:2619人
シリア軍将兵:6万5048人
親政権シリア人民兵:5万296人
親政権外国人民兵、シーア派民兵:8049人
旧シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)、トルキスタン・イスラーム党、ジュンド・アクサー機構、ジュンド・シャーム機構、ハドラー大隊、チェチェン・シャームの兵、そのほかレバノン人、イラク人、パレスチナ人、ヨルダン人、アラブ湾岸諸国出身者、北アフリカ諸国出身者、エジプト人、イエメン人、イラン人、アフガン人、スーダン人などの戦闘員:6万5108人
身元不明:279人

死亡した民間人11万1330人の死亡状況の内訳は以下の通り:

シリア軍、親政権民兵が殺害:4万3575人(うち男性2万7171人、子供1万166人、女性6238人)
シリア軍の爆撃で死亡:2万5581人(うち男性1万6196人、子供5742人、女性3643人)
シリア当局が拘置中に死亡:1万6063人(うち男性1万5874人、子供125人、女性64人)
ロシア軍の爆撃で死亡:7988人(うち男性4853人、子供1936人、女性1199人)
米主導の有志連合の爆撃で死亡:3709人(うち男性2080人、子供942人、女性687人)
トルコ軍の攻撃で死亡:836人(うち男性539人、子供181人、女性116人)
トルコ国境警備隊の狙撃で死亡:415人(うち男性303人、子供75人、女性37人)
反体制諸派が殺害:7807人(うち男性5894人、子供1185人、女性728人)
ダーイシュが殺害:5356人(うち男性4517人、子供467人、女性372人)

なお、シリア当局の拘置所で拷問によって死亡したとされる約8万8000人、ダーイシュに拉致された行方不明者5200人以上、シリア軍兵士・親政権民兵の行方不明者4700人以上、反体制諸派、シャーム解放機構、ダーイシュなどが拘置している政権支持者2000人以上など、消息が確認できない者は上記の内訳に含まれていない。

AFP, December 10, 2018、ANHA, December 10, 2018、AP, December 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 10, 2018、SANA, December 10, 2018、UPI, December 10, 2018などをもとに作成。

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ラッザーン・ザイトゥーナ氏ら失踪から5年、反体制派はアサド政権でなくイスラーム軍に責任があると批判(2018年12月10日)

シリア革命家連合は、ダマスカス郊外県ドゥーマー市で2013年9月12日に活動家のラッザーン・ザイトゥーナ氏、ナーズィム・ハマーディー氏、サミーラ・ハリール氏、ワーイル・ハマーダ氏が失踪してから5年が経ったのに合わせて声明を出し、事件を改めて非難した。

失踪当時、ドゥーマー市はサウジアラビアの支援を受ける反体制武装集団の一つイスラーム軍の支配下にあった。

声明では、拉致事件を「シリア革命に対する犯罪」と位置づけたうえで、「アサド政権の軍・民兵だけでなく、それ以外の勢力の…人権に対する犯罪」を非難すると表明し、イスラーム軍に事件発生の責任があると指弾している。

al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018
al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018

AFP, December 10, 2018、ANHA, December 10, 2018、AP, December 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 10, 2018、SANA, December 10, 2018、UPI, December 10, 2018などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構はイドリブ市、カフルナブル市で活動家や医療スタッフを拘束(2018年12月10日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月10日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がカフルナブル市で、ハマー自由医療局を襲撃し、ムラード・シャイフ・ムスタファー局長と医療スタッフ複数人を拘束、連行した。

拘束の理由は不明。

al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018

シャーム解放機構はまた、活動家のアブー・イマード氏をイドリブ市で拘束した。

拘束の理由は不明だという。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(12月11日付)によると、ムスタファー局長は11日に釈放された。

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シリア大会設置委員会は、イドリブ県バーブ国境通行所のサロンで会合を開き、ファウワーズ・ハラール氏をムハンマド・シャイフ氏に代わるシリア救国内閣の首班に任命、新内閣11人の人事を承認した。

シャイフ内閣は9人の閣僚からなっていたが、ハラール内閣は法務、教育、保健、経済、内務、地方行政福祉、人間開発避難民、ワクフ、高等教育など11閣僚から構成されているという。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月10日付)が伝えた。

AFP, December 10, 2018、ANHA, December 10, 2018、AP, December 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018, December 11, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 10, 2018、SANA, December 10, 2018、UPI, December 10, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部ハジーン市の病院をダーイシュから奪取(2018年12月10日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ハジーン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員50人あまりを殺害した。

また、ユーフラテス・ポスト(12月10日付)によると、シリア民主軍はダーイシュに対して再び反撃に転じ、ダーイシュの第一防衛線を突破、ハジーン市内の病院を制圧した。

シリア民主軍はまた、上バーグーズ村一帯にも進軍し、ダーイシュと交戦した。

このほか、ダイル・ザウル24(12月11日付)によると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)との攻防戦が続く県南東部ハジーン市に進軍し、設置されたばかりの西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地複数カ所を誤爆し、15人が負傷した。

AFP, December 10, 2018、ANHA, December 10, 2018、AP, December 10, 2018、Dayr al-Zawr 24, December 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018、Euphrates Post, December 10, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 10, 2018、SANA, December 10, 2018、UPI, December 10, 2018などをもとに作成。

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シリア外務省は米仏トルコがアレッポ県、イドリブ県、ハサカ県、ラッカ県で違法に遺跡を盗掘していると批判(2018年12月10日)

外務在外居住者省高官筋は、米国、フランス、トルコ、そしてその手先が、アレッポ県マンビジュ市一帯、アレッポ市一帯、イドリブ県、ハサカ県、ラッカ県で違法に遺跡の発掘作業を行い、シリアの文化遺産を破壊・略奪していると批判した。

マンビジュ市一帯、ハサカ県、ラッカ県は、米主導の有志連合の支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)、およびロジャヴァ人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配下にある。

またアフリーン市一帯はトルコが実質占領しており、イドリブ県はトルコの庇護を受ける国民解放戦線や、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などの支配下にある。

SANA(12月10日付)が伝えた。

AFP, December 10, 2018、ANHA, December 10, 2018、AP, December 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 10, 2018、SANA, December 10, 2018、UPI, December 10, 2018などをもとに作成。

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シリア軍は2012年に開始された第248期とそれ以前の期の予備役を12月16日に、第249期を2019年1月1日に終了すると決定(2018年12月10日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、2012年に開始された第248期とそれ以前の期の予備役を12月16日付で終了するとともに、2013年に開始された第249期を2019年1月1日をもって終了する旨決定したと発表した。

SANA(12月10日付)が伝えた。

AFP, December 10, 2018、ANHA, December 10, 2018、AP, December 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 10, 2018、SANA, December 10, 2018、UPI, December 10, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県で反体制武装集団と交戦(2018年12月10日)

ハマー県では、SANA(12月10日付)によると、シリア軍がマアルキバ村一帯の反体制武装集団の拠点を攻撃するとともに、ムーリク市南部の農場地帯に潜入しようとした武装集団を撃退した。

シリア軍はまたサフル丘一帯にあるシャーム自由人イスラーム運動の拠点を攻撃し、これを破壊した。

シリア人権監視団も、シリア軍がムーリク村の農場を砲撃、ラターミナ町一帯で反体制武装集団と交戦したと発表した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月10日付)によると、反体制武装集団は、マサースィナ村に潜入しようとしたシリア軍を攻撃、兵士7人を殺害した。

AFP, December 10, 2018、ANHA, December 10, 2018、AP, December 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 10, 2018、SANA, December 10, 2018、UPI, December 10, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから94人、ヨルダンから519人の難民が帰国、避難民259人が帰宅(2018年12月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月10日付)を公開し、12月9日に難民676人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは94人(うち女性28人、子供32人)、ヨルダンから帰国したのは519人(うち女性156人、子供265人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は60,998人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者29,801人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者31,197人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 290,278人(うち女性87,105人、子供147,941人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民259人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは26人(うち女性9人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは232人(うち女性75人、子供92人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は177,369人(うち女性54,523人、子供87,993人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,259,731人(うち女性379,521人、子供640,376人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(アレッポ県3件、ハマー県2件、ラタキア県5件、イドリブ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも9件の停戦違反(アレッポ県2件、ハマー県2件、ラタキア県2件、イドリブ県3件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 10, 2018をもとに作成。

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『オマーン』紙はアサド大統領との単独インタビューの記事を掲載「我々はアイデンティティ危機にある…。単一のアイデンティティ、単一の帰属を持たねばならない」(2018年12月9日)

オマーンの日刊紙『オマーン』(12月9日付)はシリアのバッシャール・アサド大統領との単独インタビューの記事(http://www.omandaily.om/651815/)を掲載した。

インタビューはサーリム・ビン・ハマド・ジュムフーリー記者が最近になってシリアの首都ダマスカスで行ったもので、アサド大統領は、オマーンがシリアでの危機発生後も外交関係を維持したことを高く評価するとともに、今後のシリアのありようをめぐって、多様性に富んだシリア社会の連帯の重要性を強調、国土回復への意欲を示した。

インタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り:

’Uman, December 9, 2018

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「オマーンの政治的関与を特定の時期に限ったり、アラブ世界、中東地域、そして世界で起きている事件の一部だけに限って評価することはできない…。だが、イランで革命が起こり、80年代のイラクとの戦争が発生した際も、オマーンはイラン政府と断交せず、戦後も国交を維持している…。オマーンはまた、アラブ諸国、域内諸国、諸外国とは異なり、7年にわたる一連の事件のなかでも、シリアと断交しなかった。オマーンがシリアで起きていること、そしてその世界戦争としての側面を深く理解しているからだ…。オマーンはそれゆえ代わることのない確固たる関与をしている」。

「(イドリブ県の情勢に関して)シリア政府の支配下にある領土に関して、シリア政府は明確な姿勢を示している。それは、戦争を通じてであれ、和平を通じてであれ、その支配を回復するというものだ…。我々は今、政治的取り組みが行われるよう機会を与えている。この取り組みは、我々が軍事行動に訴えようとしていたのを受けて行われるようになったもので、我々は作戦に向けた準備を中止し…、非武装地帯が設置された…。(非武装地帯設置にかかる)合意は武装集団支援者(トルコ)にとって最後のカードだ…。これらの領土は必然的に国家に復帰するだろう…。我々はシリアの領土がいかなる組織のため、あるいはいかなる名称のもとに分割されることを受け入れない」。

「戦争は情報戦の性格が強かった…。シリアに対する戦争は20年前に始まったものだが、2011年に始まった事件は以前とは異なっていた。1967年から、いわゆるSNSが社会に浸透を始め、それが2000年以降ピークを迎え、我々アラブ人に対して悪用されるようになり、印象操作が行われ、先入観が作り出されていった」。

「多様性に富んだ社会の連帯が、シリアを守り、シリア軍の努力を支えた…。もちろんいくつかの出来事への取り組みに関して亀裂はあった。一部の当事者がこれを利用して、デモが戦闘へと発展した…。武装集団を資金、メディアといった面で支援した当事者が多くの人やモノを動員し、(シリア社会の分断という)目的を達成しようとした…。しかし我々は、こうした試みによって生じた結果を活かして、今後社会を強化していくだろう…。シリア人は祖国に、かつてと同じ、あるいはかつてよりも良い生活を取り戻す能力がある」。

「我々は後ろを向くのではなく、未来に目を向けることに集中したい…。我々は、この地域においてシリアが果たしてきた役割を回復し、この時代の基準に基づいて人間開発をしたい。また、我々の価値観を高めるような世界の成功例も活かしたい。我々には今後に関して、発想力に富んだ意義のあるヴィジョンがある…。今のシリアは事件発生以前のシリアではない。7年間の出来事を通じてシリアが経験したことのなかには良い面もあれば、悪い面もある…。そのなかには、活かすことや立脚することができるものがあり、今後の発展に資するものとなろう」。

「私はアイデンティティ危機があると見ている。これはアラブ民族主義のなかで取引されるようになっている悪しき武器のようなものだ。なぜなら、それは(放っておけば)、ベルベル人、クルド人のアイデンティティのようになってしまうからだ。我々は諸々の危機を通じて創り出されたさまざまなアイデンティティを知っている。アラブ性と、シリア正教徒やクルド人のアイデンティティはどのような関係にあったのか? もちろん、こうしたアイデンティティは存在していた。アラビア語はシリア語から発展し、今のようなになった。アラブ人、世俗主義者、イスラーム教徒などについて語られる際、危機が創り出したさまざまなアイデンティティがあることに気づくが、ほとんどのアラブ諸国でそうしたアイデンティティの濫用、そして腐敗が見て取れる。我々は単一のアイデンティティ、単一の帰属を持たねばならない…。こうした状況に取り組まねば、この先の戦争はより深刻なものになる。シリアでの戦争は通過点に過ぎない。問題は個々の紛争よりも根深い」。

「危機を煽ってきた国外の要因がなくなれば、我々はこの戦争を数ヶ月で終わらせることができる。我々は国内情勢については楽観的だ。なぜなら、多くのシリア人が国家とともにあるからだ。こうした状況は、ダルアー県、ハマー県郊外、ヒムス県郊外、アレッポ市東部といった地域の解放など国土回復を開始するのに資するものだった…。我々がダイル・ザウル市を解放したとき、外国の干渉が本格化し、これを受けて一部の武装集団が一部の地域を手にした。しかし、こうした発想は失敗してきた…。米国はダイル・ザウル市が解放される寸前に、介入し、同地の山岳地帯を爆撃することを余儀なくされた…。イドリブ解放が迫るなか、武装集団の支援者たちには…シリアに留まる選択肢は残されておらず…、シリア領内での居場所を失うことになるだろう」。

AFP, December 9, 2018、ANHA, December 9, 2018、AP, December 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2018、al-Hayat, December 10, 2018、Reuters, December 9, 2018、SANA, December 9, 2018、’Uman, December 9, 2018、UPI, December 9, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県マアッラト・ヌウマーン市の自由警察がアルコール飲料を密輸しようとしたグループを摘発(2018年12月9日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月9日付)によると、マアッラト・ヌウマーン警察(いわゆる自由警察)が、県南部の「解放区」(反体制派支配地域)でアルコール飲料を密輸しようとしたグループを摘発した。

マアッラト・ヌウマーン警察署のアブー・ムニール署長(仮名)は、ドゥラル・シャーミーヤに対して、「野菜を輸送している車1台に関する情報が入り、野菜の下にハマー市からマアッラト・ヌウマーン市に移送されようとしているアルコール飲料が隠されているとのことだった…。この車を取り調べたところ、アラクとウィスキーのビン合わせて100本近くを発見した」と述べた。

ドゥラル・シャーミーヤによると、イドリブ県などシリア北部では、麻薬と合わせてアルコール飲料がシリア政府支配地域から密輸されているという。

al-Durar al-Shamiya, December 9, 2018

AFP, December 9, 2018、ANHA, December 9, 2018、AP, December 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2018、al-Hayat, December 10, 2018、Reuters, December 9, 2018、SANA, December 9, 2018、UPI, December 9, 2018などをもとに作成。

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米軍特殊部隊がラッカ市内でダーイシュ・メンバーと思われる避難民を拘束するための作戦を敢行(2018年12月9日)

ラッカ県では、ユーフラテス・ポスト(12月9日付)によると、米軍のハマー(HUMMER)複数輌が早朝、ヘリコプターの航空支援を受けて、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配下にあるラッカ市マシュラブ地区で特殊作戦を敢行した。

同サイトによると、特殊作戦は、ダイル・ザウル県からの避難民1人を捜索するのが目的で、米軍はこの男性を拘束したという。

男性は最近ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるダイル・ザウル県南東部から避難民として逃れて来たばかりで、ダーイシュのメンバーだと疑われているという。

AFP, December 9, 2018、ANHA, December 9, 2018、AP, December 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2018、Euphrates Post, December 9, 2018、al-Hayat, December 10, 2018、Reuters, December 9, 2018、SANA, December 9, 2018、UPI, December 9, 2018などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構が主導する「信者を煽れ」作戦司令室は過去1ヶ月でシリア軍兵士89人を殺害したと発表(2018年12月9日)

新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構が主導する「信者を煽れ」作戦司令室は、2018年11月8日から12月8日にかけての1ヶ月間のシリア軍との戦闘の成果を示すインフォグラフィアをインターネットを通じて公開した。

それによると、「信者を煽れ」作戦司令室はシリア軍将兵89人を殺害したという。

al-Durar al-Shamiya, December 9, 2018

AFP, December 9, 2018、ANHA, December 9, 2018、AP, December 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2018、al-Hayat, December 10, 2018、Reuters, December 9, 2018、SANA, December 9, 2018、UPI, December 9, 2018などをもとに作成。

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シリアの主要メディアはダマスカス国際空港上空に飛来した複数の「敵の標的」を迎撃したと報じるも、その直後に報道内容を否定(2018年12月9日)

SANA(12月9日付)、シリア・アラブ・テレビ(12月9日付)などシリアの主要メディアは、シリア軍防空部隊が、ダマスカス郊外県のダマスカス国際空港上空に飛来した複数の「敵の標的」を迎撃したと伝えた。

また、スプートニク・ニュース(12月9日付)もシリア軍高官筋の話として、シリア領空を侵犯したのがイスラエル軍戦闘機で、ダマスカス国際空港一帯のをミサイルで攻撃しようとしたが、シリア軍防空部隊はミサイルすべてを撃破したと伝えた。

サウト・アースィマ(12月9日付)も、イスラエル軍戦闘機は「イランの民兵」の倉庫を狙ったと伝えた。

ただし、この報道の直後、SANAをはじめとするシリアの主要メディアは報道内容を否定、記事を削除した。

AFP, December 9, 2018、ANHA, December 9, 2018、AP, December 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2018、al-Hayat, December 10, 2018、Reuters, December 9, 2018、SANA, December 9, 2018、Sawt al-‘Asima, December 9, 2018、Sputnik News, December 9, 2018、UPI, December 9, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県南東部のハジーン市でダーイシュとYPG主体のシリア民主軍の攻防続く(2018年12月9日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ハジーン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、市民約200人を解放した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月9日付)によると、ダーイシュは悪天候に乗じて、ハジーン市に設置されたシリア民主軍の拠点を攻撃し、8日に喪失した市内街区のほとんどを奪還した。

AFP, December 9, 2018、ANHA, December 9, 2018、AP, December 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2018、al-Hayat, December 10, 2018、Reuters, December 9, 2018、SANA, December 9, 2018、UPI, December 9, 2018などをもとに作成。

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YPGはトルコ占領下のアフリーン郡でシャーム自由人イスラーム運動、東部自由人連合、スルターン・ムラード師団の車輌を攻撃(2018年12月9日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターによると、YPGが7~8日に、ジンディールス町一帯、ブルブル町一帯、そしてアフリーン市でシャーム自由人イスラーム運動、東部自由人連合、スルターン・ムラード師団の車輌を攻撃した。

ANHA(12月9日付)が伝えた。

AFP, December 9, 2018、ANHA, December 9, 2018、AP, December 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2018、al-Hayat, December 10, 2018、Reuters, December 9, 2018、SANA, December 9, 2018、UPI, December 9, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県で反体制武装集団と交戦(2018年12月9日)

ハマー県では、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がラターミナ町、マアルキバ村一帯の反体制武装集団の拠点を攻撃するとともに、スーラーン町一帯に侵攻しようとした武装集団を撃退した。

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イドリブ県では、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がスカイク村で活動する反体制武装集団の攻撃を受け、これに応戦した。

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ダルアー県では、ハウラーン自由人連合によると、シリア政府と和解したハウラーン・ムジャーヒディーン旅団所属の第4旅団司令官を務めていたガッサーン・カナーキリー氏がダーイル町で何者の襲撃をうけて死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月9日付)が伝えた。

AFP, December 9, 2018、ANHA, December 9, 2018、AP, December 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2018、al-Hayat, December 10, 2018、Reuters, December 9, 2018、SANA, December 9, 2018、UPI, December 9, 2018などをもとに作成。

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国連OCHAはナスィーブ国境通行所を経由し、シリア領内からヨルダンのシリア難民への人道支援を開始したと発表(2018年12月9日)

国連のOHCA(人道問題調整事務所)は、10月に再開されたダルアー県のナスィーブ国境通行所(ヨルダン側はジャービル国境通行所)を経由して、ヨルダンのシリア難民に対する人道支援物資の搬入が開始されたと発表された。

OHCAヨルダン事務所のアンデルス・ペデルセン(Anders Pedersen)所長によると、OCHAのシリア事務所との連携のもと、食糧、医薬品など1万1200トンの物資(約1ヶ月分の物資)を積んだトラック369輌が、ヨルダン国内で暮らすシリア難民65万人のために届けられるという。

 

Naharnet, December 9, 2018

AFP, December 9, 2018、ANHA, December 9, 2018、AP, December 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2018、al-Hayat, December 10, 2018、Reuters, December 9, 2018、SANA, December 9, 2018、UPI, December 9, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから192人、ヨルダンから690人の難民が帰国、避難民234人が帰宅(2018年12月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月9日付)を公開し、12月8日に難民882人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは192人(うち女性58人、子供98人)、ヨルダンから帰国したのは690人(うち女性207人、子供352人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は60,322人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者29,644人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者30,678人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 289,602人(うち女性86,902人、子供147,596人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民234人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは30人(うち女性10人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは205人(うち女性75人、子供92人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は177,110人(うち女性54,428人、子供87,879人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,259,472人(うち女性379,426人、子供640,262人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を15件(アレッポ県5件、ハマー県5件、ラタキア県4件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも4件の停戦違反(アレッポ県1件、ラタキア県3件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 9, 2018をもとに作成。

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米主導の有志連合はダイル・ザウル県南東部を爆撃し11人を殺害、YPG主体のシリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末、ハジーン市ハワーマ地区を制圧(2018年12月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるユーフラテス川南東部を爆撃し、子供6人を含む9人と「テロリスト」2人が死亡した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ハジーン市のハワーマ地区を制圧した。

AFP, December 8, 2018、ANHA, December 8, 2018、AP, December 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 8, 2018、al-Hayat, December 9, 2018、Reuters, December 8, 2018、SANA, December 8, 2018、UPI, December 8, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放戦線がアレッポ市とラタキア市を結ぶ高速道路沿いでトルコの庇護を受ける国民解放戦線と交戦し、同地を制圧(2018年12月8日)

イドリブ県では、ANHA(12月8日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放戦線が、アレッポ市とラタキア市を結ぶ高速道路一帯各所で、トルコの庇護を受ける国民解放戦線と交戦し、ルージュ平原、ムハムバル村、ジャンナト・クラー村、ザイズーン村、サフン村、ラッジュ村を制圧した。

AFP, December 8, 2018、ANHA, December 8, 2018、AP, December 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 8, 2018、al-Hayat, December 9, 2018、Reuters, December 8, 2018、SANA, December 8, 2018、UPI, December 8, 2018などをもとに作成。

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ロシア軍無人航空機がハマー県北西部にある国民解放戦線の拠点を爆撃、同県北部ではシリア軍と国民解放戦線が交戦(2018年12月8日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月8日付)が県北西部のガーブ平原にある国民交戦線の監視所(第20監視所)の情報として伝えたところによると、ラタキア県フマイミーム航空基地を離陸したロシア軍の無人航空機がガーブ平原上空に飛来し、爆撃を実施、自由イドリブ軍の戦闘員3人が負傷した(自由イドリブ軍によると5人)。

国民解放戦線のナージー・ムスタファー報道官によると、ロシア軍無人航空機が爆撃を行ったのは、ハークーラ村にある国民解放戦線の拠点の一つ。

一方、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がサフル丘一帯に侵攻しようとした反体制武装集団を撃退した。

シリア人権監視団によると、シリア軍と交戦したのは国民解放戦線。

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イドリブ県では、ANHA(12月8日付)によると、シリア軍がフワイン村一帯を砲撃した。

AFP, December 8, 2018、ANHA, December 8, 2018、AP, December 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 8, 2018、al-Hayat, December 9, 2018、Reuters, December 8, 2018、SANA, December 8, 2018、UPI, December 8, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから1,357人、ヨルダンから581人の難民が帰国、避難民215人が帰宅(2018年12月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月8日付)を公開し、12月7日に難民1,938人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは1,357人(うち女性407人、子供692人)、ヨルダンから帰国したのは581人(うち女性174人、子供296人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は59,440人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者29,452人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者29,988人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 288,720人(うち女性86,637人、子供147,146人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民215人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは27人(うち女性11人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは188人(うち女性65人、子供88人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は176,876人(うち女性54,343人、子供87,776人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,259,238人(うち女性379,341人、子供640,159人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも5件の停戦違反(イドリブ県1件、アレッポ県3件、ハマー県1件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 8, 2018をもとに作成。

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ダンフォード米軍統合参謀本部議長「シリア国内の支配地域の安定化させるため、3万~4万5000人の地元戦闘員を教練しなければならない」(2018年12月7日)

米軍のジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長は『ワシントン・ポスト』(12月7日付)のインタビューに応じ、そのなかで「我々の見積では、シリア国内の(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配地域の安定を拡充するため、3万~4万5000人の地元戦闘員を教練しなければならない…。うち20%は教練した」と述べた。

AFP, December 7, 2018、ANHA, December 7, 2018、AP, December 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2018、al-Hayat, December 8, 2018、Reuters, December 7, 2018、SANA, December 7, 2018、UPI, December 7, 2018、The Washington Post, December 7, 2018などをもとに作成。

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トルコのアカル国防大臣はジェフリー米国務省特使にシリア北東部のユーフラテス川以東地域から米国の監視所を撤去するよう求める(2018年12月7日)

トルコのフルシ・アカル国防大臣は、アンカラでの第3回米トルコ合同作業チーム会合でジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使と会談、シリア情勢、とりわけ西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下にあるアレッポ県マンビジュ市一帯やシリア北東部ユーフラテス川以東の国境地帯の処遇について協議した。

トルコ国防省の声明によると、アカル国防大臣は会談で、米国にロジャヴァ人民防衛隊(YPG)との関係を絶つ必要があると伝えるとともに、シリア北東部のユーフラテス川以東地域に米国が最近になって設置した監視所を撤去するよう求めた。

一方、ジェフリー特使は「アスタナ・プロセスは機能している。我々には何の問題もない…。米国はアスタナでの合意が実施されていない責任はシリア政府にあると考えている」と述べ、「アスタナ会議のプラグを抜く」とした4日の前言を撤回した。

会談後に両国は共同声明を出し、2018年末までにアレッポ県マンビジュ市一帯の処遇をめぐる行程表を具体的且つ早急に進展させるとともに、シリアの主権、独立、国土統一の維持を遵守することを確認したと発表した。

アナトリア通信(12月7日付)が伝えた。

AFP, December 7, 2018、Anadolu Ajansı, December 7, 2018、ANHA, December 7, 2018、AP, December 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2018、al-Hayat, December 8, 2018、Reuters, December 7, 2018、SANA, December 7, 2018、UPI, December 7, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県アフリーン郡でYPGがトルコ軍と交戦、兵士3人を殺害(2018年12月7日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターによると、YPGが5日、トルコの占領下にあるアフリーン郡のシャッラー村・シーラーワー町にあるトルコ軍の陣地を攻撃し、トルコ軍兵士3人を殺害した。

戦闘では、YPG戦闘員1人も死亡したという。

ANHA(12月7日付)が伝えた。

AFP, December 7, 2018、ANHA, December 7, 2018、AP, December 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2018、al-Hayat, December 8, 2018、Reuters, December 7, 2018、SANA, December 7, 2018、UPI, December 7, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダイル・ザウル県南東部ハジーン市の病院を爆撃し8人を殺害、YPG主体のシリア民主軍は同市に突入(2018年12月7日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月7日付)によると、米主導の有志連合が県南東部のハジーン市を爆撃、市内にあるハジーン病院を破壊、少なくとも市民8人が死亡した。

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(12月7日付)によると、死亡下のは一家8人で、ほとんどが女性と子供。

一方、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターは、シリア民主軍が米主導の有志連合の航空支援を受け、ハジーン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員30人を殲滅したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月7日付)によると、戦闘はハジーン市内でも行われたという。

AFP, December 7, 2018、ANHA, December 7, 2018、AP, December 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2018、al-Hayat, December 8, 2018、Reuters, December 7, 2018、SANA, December 7, 2018、UPI, December 7, 2018などをもとに作成。

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