ジャアファリー国連シリア代表「国連安保理がイスラエルの越境爆撃を止めさせるための措置を講じなければ、テル・アビブ空港を爆撃すると戦争屋たちに注意を喚起したい」(2019年1月22日)

バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は、国連安保理での会合で「安保理はシリア領内に対してイスラエルが繰り返す敵対行為をくい止めるために必要な措置を講じる時が来るか、そうでなければ、シリアは、正当な自衛権を行使し、ダマスカス国際空港に対するイスラエルの敵対行為に対抗して、テル・アビブ空港に同じ事をする、と理事会にいる戦争屋たちに注意を喚起するよう求める」と述べた。

『ハアレツ』(1月23日付)などが伝えた。

AFP, January 23, 2019、ANHA, January 23, 2019、AP, January 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2019、Haaretz, January 23, 2019、al-Hayat, January 24, 2019、Reuters, January 23, 2019、SANA, January 23, 2019、UPI, January 23, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダーイシュの支配地域から車で脱出した住民を爆撃、多数が死傷(2019年1月22日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月22日付)が複数の住民の話として伝えたところによると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)の支配地域からバーグーズ村に脱出した住民が乗った車に対して爆撃を加え、多数が死傷した。

AFP, January 22, 2019、ANHA, January 22, 2019、AP, January 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2019、al-Hayat, January 23, 2019、Reuters, January 22, 2019、SANA, January 22, 2019、UPI, January 22, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県でシリア政府と和解した反体制武装集団どうしが麻薬密輸をめぐって交戦(2019年1月22日)

スワイダー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月22日付)によると、シリア政府と和解した反体制武装集団どうしが県東部のハラバー村で交戦し、死傷者が出た。

交戦したのは、アフマド・アウダ氏が率いるスンナ青年旅団と(アブー・サッダーム・ハラバー(本名サーミル・ハマド)氏が率いるグループ武装集団。

スンナ青年旅団がアブー・サッダームのグループの車複数台から麻薬を発見、押収したことを受けて、アブー・サッダームのグループがスンナ青年旅団の検問所を襲撃、戦闘に発展した。

事態を受けて、スンナ青年旅団は増援部隊をハラバー村に派遣し、同地を制圧した。

AFP, January 22, 2019、ANHA, January 22, 2019、AP, January 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2019、al-Hayat, January 23, 2019、Reuters, January 22, 2019、SANA, January 22, 2019、UPI, January 22, 2019などをもとに作成。

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ヨルダンは在ダマスカス大使館に臨時代理大使を任命・派遣することを決定(2019年1月22日)

ヨルダン外務省のサルマーン・クダート報道官は、在ダマスカス・ヨルダン大使館に臨時代理大使を任命・派遣することを決定したと発表した。

クダート報道官によると、「この決定は、ダマスカスのヨルダン大使館を開き続けるという2011年のシリア危機発生以降のヨルダンの姿勢に合致するもの」だという。

クダート報道官はまた「ヨルダンはシリア危機当初から、その政治的解決を促し、シリアの統一を維持し、治安と安定を回復し、難民が自発的に帰国できる状況を情勢しようとしてきた」と強調した。

ペトラ通信(1月22日付)が伝えた。

AFP, January 22, 2019、ANHA, January 22, 2019、AP, January 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2019、al-Hayat, January 23, 2019、Petra, January 22, 2019、Reuters, January 22, 2019、SANA, January 22, 2019、UPI, January 22, 2019などをもとに作成。

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欧州外交評議会によるシリア人ビジネスマンへの制裁に対抗して、当局は欧州の外交官に発給していたビザを無効に(2019年1月22日)

ドゥラル・シャーミーヤ(1月22日付)は、欧州の複数の外交官の話として、欧州外交評議会が21日にシリア人ビジネスマン11人を制裁(EU内での資産凍結や渡航禁止)対象リストに新たに追加したことへの対抗措置として、当局が欧州の複数の外交官に発給していた数次ビザを取り消したと伝えた。

AFP, January 22, 2019、ANHA, January 22, 2019、AP, January 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2019、al-Hayat, January 23, 2019、Reuters, January 22, 2019、SANA, January 22, 2019、UPI, January 22, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会はトルコの支援を受ける武装集団と交戦(2019年1月22日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の広報センターによると、トルコの支援を受けるいわゆる「ユーフラテスの盾」作戦司令室がマンビジュ市北のムフスィナ村でマンビジュ軍事評議会と交戦した。
ANHA(1月22日付)と伝えた。

AFP, January 22, 2019、ANHA, January 22, 2019、AP, January 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2019、al-Hayat, January 23, 2019、Reuters, January 22, 2019、SANA, January 22, 2019、UPI, January 22, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部で住民700人を解放(2019年1月22日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(1月22日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が県南東部のダーイシュ(イスラーム国)の支配地域から退去できずにいた住民約700人を新たに解放した。

AFP, January 22, 2019、ANHA, January 22, 2019、AP, January 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2019、al-Hayat, January 23, 2019、Reuters, January 22, 2019、SANA, January 22, 2019、UPI, January 22, 2019などをもとに作成。

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ラタキア市で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、住民1人が死亡、14人が負傷(2019年1月22日)

ラタキア県では、SANA(1月22日付)によると、ラタキア市郊外のハンマーム広場で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、住民1人が死亡、14人が負傷した。

爆発の直前、関係機関が爆発物を一つを発見し、撤去していた。

AFP, January 22, 2019、ANHA, January 22, 2019、AP, January 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2019、al-Hayat, January 23, 2019、Reuters, January 22, 2019、SANA, January 22, 2019、UPI, January 22, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構がアレッポ県でシリア軍車輌を撃破(2019年1月22日)

ハマー県では、SANA(1月22日付)によると、シリア軍が、ブライディージュ村、ラハーヤー村一帯に潜入しようとしたシャーム解放機構、イッザ大隊(イッザ軍団)などの反体制武装集団に対して砲撃を加え、これを撃退した。

シリア軍はまた、アルバイーン村一帯で反体制武装集団に砲撃を行った。

これに対して、反体制武装集団はムハルダ市、サルハブ市を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は、バーブ・ターカ村、ムーリク市、アルバイーン村、カフルズィーター市、ズィヤーラ町、ラターミナ町を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月22日付)によると、カフルズィーター市に対するシリア軍の砲撃で女児1人が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍は、カフルナブル市、タウィール・ハリーブ村、ハーン・シャイフーン市、ハーッス村、フワイン村、ウンム・ジャラール村、ビダーマー町、マルアンド村、ナージヤ村を砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(1月22日付)によると、シリア軍はフワイン村、ザルズール村、ジャルジャナーズ町を砲撃した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月22日付)によると、シャーム解放機構に所属する「M.D.」中隊が県南部のマナースィール村に進入しようとしたシリア軍の車輌を撃破した。

https://youtu.be/Tcd1jlCc1F8

また、シリア軍がフワイル・アイス村を砲撃し、住民2人が死亡、4人が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11 件(イドリブ県2件、アレッポ県4件、ハマー県2件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を23件(アレッポ県2件、ハマー県5件、ラタキア県2件、イドリブ県14件)を確認した。

AFP, January 22, 2019、ANHA, January 22, 2019、AP, January 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2019、al-Hayat, January 23, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 22, 2019、Reuters, January 22, 2019、SANA, January 22, 2019、UPI, January 22, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから438人、ヨルダンから536人の難民が帰国、避難民226人が帰宅(2019年1月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月22日付)を公開し、1月21日に難民974人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは438人(うち女性132人、子供223人)、ヨルダンから帰国したのは536人(うち女性161人、子供273人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は107,689人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者44,717人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者62,972人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 336,969人(うち女性101,116人、子供171,748人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民226人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは30人(うち女性11人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは196人(うち女性61人、子供89人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は4,552人(うち女性1,555人、子供2,017人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,272,922人(うち女性384,042人、子供645,783人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 22, 2019をもとに作成。

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