エジプトのシュクリー外務大臣「シリアのアラブ連盟復帰は危機収束に向けた政治プロセスが進展するかどうかにかかっている」(2019年1月8日)

エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、モロッコのナースィル・ブーリータ外務大臣との会談後の共同記者会見で、アラブ連盟でのシリアの資格停止処分に関して「アラブ連盟に復帰するには、シリア政府は国連安保理決議第2254号に従った措置を講じる必要がある。シリアの連盟復帰は、危機収束に向けた政治プロセスが進展するかどうかにかかっている」と述べた。

al-Hayat, January 9, 2019

AFP, January 8, 2019、ANHA, January 8, 2019、AP, January 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019、al-Hayat, January 9, 2019、Reuters, January 8, 2019、SANA, January 8, 2019、UPI, January 8, 2019などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「シリア北部への軍事作戦の準備が完全に完了」(2019年1月8日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、シリア北部への軍事作戦の準備が完全に完了したとしたうえで、「作戦は住民とシリアの統合を守るためのもので、トルコはシリアの人道危機にもっとも大きな負担をしてきた。また真にテロとの戦いを行ってきた国だ」と述べた。

エルドアン大統領は「PKK(クルディスタン労働者党)がクルド人を代表することなどあり得ず、PKKと人民防衛隊(YPG)はコインの裏表だ…。シリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)と戦っているなど、大嘘だ」と付言した。

また、「撤退の行程や時期というのは、これらの条件が満たされ、我々が目にしたいと考えている状況が整ってからの話だ」とのジョン・ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官の5日の発言に関しては「明らかな誤り」としたうえで、「ドナルド・トランプ米大統領との間で明白な合意があるにもかかわらず、政権内には異なった姿勢をとる者がいる」と非難した。
アナトリア通信(1月8日付)が伝えた。

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トルコのイブラヒム・カリン大統領府報道官は報道向け声明を出し、「我々の関心事は米軍撤退後に米軍基地で何が起こるか、そしてクルド人武装勢力に引き渡された武器の行方だ。基地は地元勢力に引き渡されねばならない」と述べた。

AFP, January 8, 2019、Anadolu Ajansı, January 8, 2019、ANHA, January 8, 2019、AP, January 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019、al-Hayat, January 9, 2019、Reuters, January 8, 2019、SANA, January 8, 2019、UPI, January 8, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍憲兵隊はYPGが撤退し、シリア軍が展開した北・東シリア自治局支配下のアレッポ県マンビジュ市一帯でパトロールを開始(2019年1月8日)

ロシア軍憲兵隊のユセプ・ママトフ報道官は、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ県のマンビジュ市一帯でパトロールを開始したと発表した。

同地は、ドナルド・トランプ米大統領によるシリア駐留米軍撤退決定を受けて、12月末に人民防衛隊(YPG)が撤退、シリア軍部隊が展開している。

タス通信(1月8日付)が伝えた。

AFP, January 8, 2019、ANHA, January 8, 2019、AP, January 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019、al-Hayat, January 9, 2019、Reuters, January 8, 2019、SANA, January 8, 2019、TASS, January 8, 2018、UPI, January 8, 2019などをもとに作成。

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国民解放戦線所属のナスル軍所属7組織はシャーム解放機構との戦闘で中立の立場をとると表明するも、総司令部はこれを否定(2019年1月8日)

国民解放戦線に所属し、ハマー県北部で活動するナスル軍に所属する7つの武装集団はそれぞれ声明を出し、同機構と国民解放戦線の戦闘において中立の立場をとり、戦闘に参加しないと表明した。

声明を出したのは、カフル・ウワイドの鷹旅団、第2旅団、殉教者カリーマ・ウナイザーン旅団、第1特殊任務旅団、殉教者ムハンマド・ドゥッハーン旅団、ガーブ平原殉教者旅団、トゥラムラー殉教者大隊。

al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019
al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019
al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019
al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019
al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019
al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019
al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019

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これに対して、ナスル軍総司令部は声明を出し、国民解放戦線がこれまでに出した決定を遵守すると、シャーム解放機構に対して徹底抗戦する意思を表明した。

al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019

AFP, January 8, 2019、ANHA, January 8, 2019、AP, January 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019、al-Hayat, January 9, 2019、Reuters, January 8, 2019、SANA, January 8, 2019、UPI, January 8, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のマンビジュ市、ラッカ市で爆発が起き、2人が負傷(2019年1月8日)

アレッポ県では、ANHA(1月8日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマンビジュ市のオリーブ畑にしかけられていた爆弾が爆発し、住民1人が負傷した。

ANHA, January 8, 2018

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ラッカ県では、ANHA(1月8日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ市のバースィル通りでオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供1人が負傷した。

AFP, January 8, 2019、ANHA, January 8, 2019、AP, January 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019、al-Hayat, January 9, 2019、Reuters, January 8, 2019、SANA, January 8, 2019、UPI, January 8, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受けるシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団はシャーム解放機構に対する戦闘準備が完了したと発表するが、法務官はこれを否定(2019年1月8日)

トルコの支援を受けるシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団は、1月1日にアレッポ県西部で始まり、同県南部、イドリブ県東部、ハマー県北部に戦果が拡大しているシャーム解放機構と国民解放戦線の戦闘に関して声明を出し、「(シャーム解放機構によって)掌握された「解放区」すべてを解放するために戦う準備ができた」との声明を出した。

だが、これに関して、シャーム軍団法務官(兼国民解放戦線法務局長)のウマル・フザイファ氏はテレグラムのアカウントを通じて、この声明が「ニセモノ」だと主張した。

AFP, January 8, 2019、ANHA, January 8, 2019、AP, January 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019、al-Hayat, January 9, 2019、Reuters, January 8, 2019、SANA, January 8, 2019、UPI, January 8, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構はトルコの庇護を受ける国民解放戦線の支配下にあったイドリブ県南部の複数カ村、アレッポ県カブダーン・ジャバル村、ハマー県アンカーウィー村を制圧(2019年1月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(1月8日付)、イバー・ネット(1月8日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がトルコの庇護を受ける国民解放戦線所属のシャーム自由人イスラーム運動の支配下にある県南部のナキール村、アービディーン村、ウライニバ村、ストゥーフ村、ストゥーフ・ダイル村、トゥラムラー村、アシャー村、スフーフン村を攻撃、戦闘の末に同地を制圧した。

シャーム解放機構はまた、国民解放戦線所属のシャーム自由人イスラーム運動の支配下にあるマアッラト・ヌウマーン市を砲撃した。

シャーム解放機構はさらに、アリーハー市を支配下に置く国民解放戦線に対して、48時間以内に同地から退去しなければ、攻撃を加えると最期通告を行った。

一方、SANA(1月8日付)も、地元筋の話として、シャーム解放機構がシャーム自由人イスラーム運動などとの交戦の末、スフーフン村、ナキール村、アービディーン村、ウライニバ村、ストゥーフ・ダイル村、カサービーヤ村、カルサア村、アービディーン村近郊の森林地帯を制圧したと伝えた。

なお、SANAによると、シャーム解放機構の進攻に対して、シャーム自由人イスラーム運動は、ヒーシュ村、バービーラー村、フバイト村を襲撃し、女性1人を含む住民複数人が巻き添えとなって負傷した。

syria.liveuamap.com, January 8, 2019

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アレッポ県では、シリア人権監視団やドゥラル・シャーミーヤ(1月8日付)によると、シャーム解放機構が国民解放戦線の支配下にある県南西部に進攻し、ヌールッディーン・ザンキー運動の拠点であるカブターン・ジャバル村などを制圧した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が国民解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動)の支配下にある県北西部のアンカーウィー村一帯を砲撃、国民解放戦線と交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月8日付)によると、シャーム解放機構はこの戦闘でアンカーウィー村を制圧した。

AFP, January 8, 2019、ANHA, January 8, 2019、AP, January 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019、al-Hayat, January 9, 2019、Reuters, January 8, 2019、SANA, January 8, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, January 8, 2018、UPI, January 8, 2019などをもとに作成。

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シリア軍と反体制武装集団はハマー県、イドリブ県で交戦(2019年1月8日)

ハマー県では、SANA(1月8日付)によると、シリア軍が、ラターミナ町東からハマー市北西約35キロの地域に潜入を試みた反体制武装集団を迎撃した。

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イドリブ県では、SANA(1月8日付)によると、シリア軍がフワイン村、ザルルール村一帯に潜入しようとした反体制武装集団に対して砲撃を加えた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(アレッポ県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも4件の停戦違反(ハマー県)を確認した。

AFP, January 8, 2019、ANHA, January 8, 2019、AP, January 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019、al-Hayat, January 9, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 8, 2019、Reuters, January 8, 2019、SANA, January 8, 2019、UPI, January 8, 2019などをもとに作成。

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英外務省「シリアに大使館を再開する意思はない」(2019年1月8日)

英外務省は、UAEとバーレーンがシリアの首都ダマスカスの大使館を再開する一方、アラブ連盟でシリアの加盟資格停止処分取り消しが審議・決定されるとの報道を受けるかたちで、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/foreignoffice)に「大使館を再開する意思はない」と綴った。

AFP, January 8, 2019、ANHA, January 8, 2019、AP, January 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2019、al-Hayat, January 9, 2019、Reuters, January 8, 2019、SANA, January 8, 2019、UPI, January 8, 2019などをもとに作成。

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