旧ソ連諸国出身の戦闘員を反体制派支配地域に送り込んできた請負業者マルハマ・タクティカルの司令官がイドリブ県で戦死(2019年8月16日)

ロシアおよび旧ソ連邦諸国出身の戦闘員のシリアへの派遣を請け負うマルハマ・タクティカルはテレグラムのアカウントを通じて声明を出し、イドリブ県南部戦線でのシリア軍との戦闘で、司令官のアブー・サルマーン・ベラルーシー氏が15日に死亡したと発表した。

ベラルーシー氏はかつては「アブー・ラフィーク」の名で知られていたウズベキスタン人ジハード主義者で、マルハマ・タクティカルの創設者でもある。

ベラルーシー氏の戦死を受け、マルハマ・タクティカルはアリー・シーシャーニーなる人物を新司令官に任命したという。

マルハマ・タクティカルは、ベラルーシー氏が2015年に設立した「イスラミスト・ブラックウォーター」などと称される軍事請負業者。

シリアのアル=カーイダともくされるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)と密接なつながりがあり、ロシアや旧ソ連邦諸国の特殊部隊に従軍していた元兵士をシリアに送り込んできた。

AFP, August 17, 2019、ANHA, August 17, 2019、AP, August 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2019、Reuters, August 17, 2019、SANA, August 17, 2019、SOHR, August 17, 2019、UPI, August 17, 2019などをもとに作成。

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シリアの国防副大臣がPKK幹部と会談し、カーミシュリー市(ハサカ県)での治安・軍事措置を調整することで合意(2019年8月16日)

シリア政府寄りのアウカート・シャーム通信(8月16日付)は、シリア政府とクルディスタン労働者党(PKK)がハサカ県のカーミシュリー市でロシアの仲介のもとに会合を行ったと伝えた。

人民防衛隊(YPG)の複数の情報筋によると、会合には、アリー・サーリフ国防副大臣とPKK幹部のサブリ・オクらが出席、北・東シリア自治局における軍事・治安措置の調整が図られたという。

これにより、PKK側はカーミシュリー市近郊のナアマトリー村、同市南東部の国際幹線道路一帯へのシリア軍部隊の展開を認める一方、シリア政府側は、トルコが米国に身柄引き渡しを要求したとされるPKKや民主統一党(PYD)の幹部の身の安全の保障を約束したという。

また、両者の信頼醸成の一環として、YPG戦闘員の負傷者約700人が首都ダマスカスの病院で治療するため、空路で搬送されたという。

両者の再接近は、米国とトルコがシリア北東部に「安全地帯」を設置するための合同作戦センター開設に合意したことを受けたものだという。

AFP, August 17, 2019、ANHA, August 17, 2019、AP, August 17, 2019、Awqat al-Sham, August 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2019、Reuters, August 17, 2019、SANA, August 17, 2019、SOHR, August 17, 2019、UPI, August 17, 2019などをもとに作成。

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トルコのアカル国防大臣「安全地帯設置に向けた米国との合同作戦センターは来週から本格的に活動する」(2019年8月16日)

トルコのフルシ・アカル国防大臣は、軍司令官と随行してシャンルウルファ県の対シリア国境地帯を視察、シリア北東部での「安全地帯」設置のために米国と開設することで合意した合同作戦センターに関して、「来週から本格的に活動が開始される」と述べた。

アナトリア通信(8月16日付)が伝えた。

AFP, August 17, 2019、Anadolu Ajansı, August 16, 2019、ANHA, August 17, 2019、AP, August 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2019、Reuters, August 17, 2019、SANA, August 17, 2019、SOHR, August 17, 2019、UPI, August 17, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダもトルコ占領地からイドリブ県への反体制派増援部隊の派遣に同意(2019年8月16日)

トルコの支援を受ける国民解放戦線を主導するシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団法務官(兼国民解放戦線法務局長)のウマル・フザイファ氏は、テレグラムを通じて音声声明を出し、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がアレッポ県北部からの国民軍の援軍の進入を阻止しているとの一部情報を否定した。

フザイファ氏は「シャーム解放機構と国民軍を含む諸派の指導部の間で合意がなされている」と強調した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月16日付)が伝えた。

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ザマーン・ワスル(8月16日付)も、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の幹部の1人(氏名は明らかにされず)が、国民軍増援部隊のイドリブ県への進入を阻止しているとの一部情報を否定していると伝えた。

この幹部は「我々はかこれまでにも、そしてこれからも敵を撃退することに参加する者を阻止したりしない。参加したい者はみな歓迎されている…。(アレッポ県)北部と南部(イドリブ県、ハマー県)の作戦司令室との間には完全なる連携があり、(北部からの)前衛部隊は実際に到着し始めている。展開地をめぐる調整も行われている…。こうした噂の背景には、隊列を引き裂こうとする敵がいる。しかしそんなことはアッラーの助けにより起こらないだろう…。数時間もすれば、国民軍所属第1軍団の精鋭部隊がイドリブ県南部に到着する」と述べた。

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なお、国民軍のユースフ・ハンムード報道官(少佐)は、ドゥラル・シャーミーヤ(8月15日付)の取材に応じ、国民軍司令部と国民解放戦線司令部が会合を開き、「必勝」作戦司令室とともにシリア軍と戦うため、国民軍がイドリブ県、ハマー県に増援部隊を派遣することで合意したことを明らかにしていた。

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国民軍(ないしはシリア国民軍)は、2017年12月30日にシリア革命反体制勢力国民連立傘下の暫定内閣国防省がアレッポ県アアザーズ市の参謀委員会本部での会合で結成を宣言した反体制武装集団の連合体。

会合には、アレッポ県東部および北部で活動するすべての反体制武装集団(「家の者たち」作戦司令室、「ユーフラテスの盾」作戦司令室、ハワール・キリス作戦司令室所属組織)の幹部が参加した。

2017年9月に「ハワール・キリス作戦司令室」が設置した統合司令部がその原型。

統合司令部は「国民軍ブロック」、「スルターン・ムラード・ブロック」、「ナスル・ブロック」の三つに大別され、スルターン・ムラード師団、スルターン・ウスマーン旅団、精鋭軍、北部の鷹旅団、北部旅団、ハムザ旅団、第9師団、第23師団、ジャズィーラ革命家、末裔軍、スルターン・スライマーン・シャー旅団、シャームの鷹旅団、ムウタスィム旅団、特殊任務旅団、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、覚醒師団、東部自由人、第1連隊、第5連隊、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、サマルカンド旅団、ムンタスィル・ビッラー旅団、ムハンマド・ファーティフ旅団、ワッカース旅団、第3旅団が参加していた。

これが、国民軍を構成する三つ軍団、すなわち第1軍団(国民軍)、第2軍団(スルターン・ムラード軍団)、第3軍団(シャーム戦線軍団)となった。

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国民解放戦線は2018年6月に結成された連合体で、シャーム軍団、自由イドリブ軍、第1沿岸師団、第2沿岸師団、第1歩兵師団、第2軍、精鋭軍、ナスル軍、ダーライヤー・イスラーム殉教者旅団、自由旅団、第23師団、シリア解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動、ヌールッディーン・ザンキー運動)、シャームの鷹旅団、自由人軍、ダマスカス連合からなる。

2019年1月にイドリブ県を中心とする反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)でのシリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構との抗争に敗れ、同機構が同地の軍事・治安権限を掌握すると、主力部隊はアレッポ県西部方面に退去、残留部隊はシャーム解放機構の指揮下に入った。

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「必勝」作戦司令室は、シャーム解放機構、国民解放戦線、そしてドナルド・トランプ前政権の支援を受けた「穏健な反体制派」の一つで、「革命のサヨナキドリ」として知られたアブドゥルバースィト・サールート氏(2019年6月死亡)らも参加していたイッザ軍などが2019年5月2日に結成した連合体。

AFP, August 16, 2019、ANHA, August 16, 2019、AP, August 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2019、Reuters, August 16, 2019、SANA, August 16, 2019、SOHR, August 16, 2019、UPI, August 16, 2019、Zaman al-Wasl, August 16, 2019などをもとに作成。

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スワイダー県でドゥルーズ派の反体制派がシリア軍、ヒズブッラーと交戦、ダルアー県では第4師団兵士2人殺害(2019年8月16日)

スワイダー県では、ドゥルーズ派宗徒からなる反体制組織のシャイフ・カラーマ軍団が、フェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/alkaramaa.99/)を通じて声明を出し、サルハド市近郊で、軍事治安局とヒズブッラーと交戦し、現場で押収した携帯電話や無線の記録から、スワイダー市内で地元の反体制武装集団のメンバーの暗殺を画策しているのを突き止めたと発表した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月16日付)によると、ナフジュ村でシリア軍第4師団の隊員2人が何者かの発砲を受け、死亡した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(8月17日付)によると、アルマー町でシリア政府と反体制派の和解を推し進めてきた大モスクの説教師/礼拝指導者のマフムード・ダーギル氏が何者かに頭を撃たれて死亡した。

AFP, August 16, 2019、ANHA, August 16, 2019、AP, August 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2019、August 17, 2019、Reuters, August 16, 2019、SANA, August 16, 2019、SOHR, August 16, 2019、UPI, August 16, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年8月16日)

アレッポ県では、ANHA(8月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村(シャッラー村近郊)を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、トルコ占領下のバーブ市近郊ハズワーン村一帯で15日、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団の拠点2カ所を攻撃し、ハムザ師団の戦闘員2人を殺害、トルコ軍兵士3人を含む8人を負傷させたと発表した。

AFP, August 16, 2019、ANHA, August 16, 2019、AP, August 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2019、Reuters, August 16, 2019、SANA, August 16, 2019、SOHR, August 16, 2019、UPI, August 16, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍の爆撃でイドリブ県の国内避難民収容所などが狙われ、女性と子供を含む民間人18人、シリア軍兵士22人、反体制派27人が死亡(2019年8月16日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから107日目を迎えた8月16日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は89回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」95発を投下、ロシア軍も44回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は1,040発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より67人(民間人18人(うち女性5人、子供8人)、シリア軍兵士22人、反体制武装集団戦闘員27人)増えて3,385人となった。

うち、908人が民間人(女性170人、子供229人を含む)、1,182人がシリア軍兵士、1,340人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でタマーニア町、ハーン・シャイフーン市、ラカーヤー村、カフルサジュナ村、タッル・タルイー村、シャイフ・ムスタファー村、マアッラト・ハルマ村、ヒーシュ村、タフターヤー村、アリーハー市、ジャルジャナーズ町、ガドファ村、マアッルシューリーン村、タッフ村などに対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでシャイフ・ダーミス村、ヒーシュ村、ハーン・シャイフーン市一帯、シャイフ・ムスタファー村、マアッラト・ハルマ村、ラカーヤー村、ハーミディーヤ村、カフルルーマー村、バスィーダー村などに「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もヒーシュ村、タマーニア町、カフルサジュナ村、ハーン・シャイフーン市、ラカーヤー村などを爆撃した。

一連の爆撃で、ハーッス村近郊の国内避難民(IDPs)収容所が狙われ、子供6人と女性4人を含む民間人15人が死亡、またシリア軍の砲撃により、アリーハー市では女児1人が、ガドファ村で子供1人が死亡した。

また、負傷者数は50人以上にのぼったという。

一方、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(8月16日付)によると、シャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室が、マダーヤー村一帯でシリア軍と交戦、シャーム解放機構の戦闘員が自爆攻撃などを行った。

https://youtu.be/1IV5KHsU3ME

また、ドゥラル・シャーミーヤ(8月17日付)によると、ハーン・シャイフーン市の名士らが声明を出し、トルコおよび国際社会に対して、ロシア軍の進軍を阻止するよう呼びかけた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でムーリク市に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もムーリク市、ラトミーン村を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下するとともに、地上部隊が同地を砲撃した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団やSANA(8月16日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市のハラブ・ジャディーダ地区、ジャムイーヤト・ザフラー地区を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(アレッポ県14件、イドリブ県1件、ラタキア県13件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を15件(イドリブ県4件、ハマー県11件)確認した。

AFP, August 16, 2019、ANHA, August 16, 2019、AP, August 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2019、August 17, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 16, 2019、Reuters, August 16, 2019、SANA, August 16, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, August 16, 2019、SOHR, August 16, 2019、UPI, August 16, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから397人、ヨルダンから702人の難民が帰国、避難民4人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年8月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月16日付)を公開し、8月15日に難民1,099人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは397人(うち女性119人、子供202人)、ヨルダンから帰国したのは702人(うち女性211人、子供358人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は359,128人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者113,679人(うち女性34,259人、子ども57,901人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者245,449人(うち女性73,668人、子ども125,167人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 588,408人(うち女性176,585人、子供299,990人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,634,214人(うち女性1,990,264人、子供3,383,449人)。

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一方、国内避難民4人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは4人(うち女性2人、子供1人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は44,746人(うち女性14,415人、子供20,399人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,303,811人(うち女性393,477人、子供659,945人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した4人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 16, 2019をもとに作成。

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軍事情報局がイドリブ県での戦闘参加に消極的な親政権民兵組織の部族軍のメンバー複数人を拘束、司令官は自宅軟禁に(2019年8月15日)

ラッカ県では、ジュルフ・ニュース(8月16日付)によると、軍事情報局がシリア政府支配下のガーニム・アリー村、ブー・ハマド村、マアダーン町で大規模な家宅捜索を実施し、トゥルキー・ブーハムド氏が率いる親政権民兵組織の部族軍のメンバー複数人を拘束、武器弾薬、盗品を押収した。

ブーハムド氏自身は、軍事治安局と空軍情報部に「仲介料」として、2億シリア・ポンドあまりを支払うことで逮捕を免れ、自宅軟禁状態に置かれているという。

なお、シリア軍は部族軍に対してイドリブ県やハマー県での戦闘に300名の戦闘員を派遣するよう要請していたが、部族軍のメンバー8人が、動員を嫌い、北・東シリア自治局の支配地域に逃亡していた。

AFP, August 16, 2019、ANHA, August 16, 2019、AP, August 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2019、Jurf News, August 15, 2019、Reuters, August 16, 2019、SANA, August 16, 2019、SOHR, August 16, 2019、UPI, August 16, 2019などをもとに作成。

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ロシア・トルコ両軍は北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ県北部のタッル・リフアト市一帯で合同パトロールを開始(2019年8月15日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターは声明を出し、ロシア軍とトルコ軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ県北部のタッル・リフアト市一帯で合同パトロールを開始したと発表した。

アレクセイ・バキン(Alexey Bakin)司令官(中将)は、「ロシア軍憲兵隊とトルコ軍部隊が8月14日12:00から12:40にかけて、タッル・リフアトの緊張緩和地帯で合同パトロールを実施した」と発表、タッル・リフアト市とトルコ占領下のマーリア市の間に位置するハルバル村、シャイフ・イーサー村でパトロールが実施されたことを明らかにした。

AFP, August 15, 2019、ANHA, August 15, 2019、AP, August 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2019、Reuters, August 15, 2019、SANA, August 15, 2019、SOHR, August 15, 2019、UPI, August 15, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で活動を続ける国民軍がイドリブ県、ハマー県への戦闘員派遣を決定(2019年8月15日)

トルコ占領下のアレッポ県北部のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域と「オリーブの枝」地域で活動を続ける反体制武装集団の連合体である国民軍のユースフ・ハンムード報道官(少佐)は、ドゥラル・シャーミーヤ(8月15日付)の取材に応じ、そのなかで、国民軍所属の第3軍団が15日朝、イドリブ県とハマー県に戦闘員数十人を派遣するための準備を開始したと発表した。

同地で反体制武装集団(シャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍など)とともにシリア軍と戦うのが目的だという。

ハンムード報道官によると、戦闘員派遣は、国民軍司令部と国民解放戦線司令部との会合で決定されたという。

国民軍と国民解放戦線はいずれもトルコの支援を受けている。

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なお、これに先立って、シリア・イスラーム評議会のアブドゥルカリーム・バッカール報道官もフェイスブックのアカウントを通じて、国民軍にイドリブ県、ハマー県での戦闘に参加するよう呼びかけていた。

https://www.facebook.com/DrBakkar1/posts/2470551146300532

AFP, August 15, 2019、ANHA, August 15, 2019、AP, August 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2019、Reuters, August 15, 2019、SANA, August 15, 2019、SOHR, August 15, 2019、UPI, August 15, 2019などをもとに作成。

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ハマー県ミスヤーフ市一帯がイスラエル軍によると思われるミサイル攻撃を受け、シリア軍が迎撃(2019年8月15日)

シリア軍筋は、シリア軍防空部隊がレバノン北部から飛来した「敵の標的」を迎撃、ハマー県ミスヤーフ市一帯に着弾する前にこれを破壊したと発表した。

同筋によると、「敵の標的」は15日午後11時6分に防空部隊によって補則され撃破されたという。

SANA(8月15日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、「敵の標的」はイスラエル軍戦闘機が発射したミサイルだと思われる。

AFP, August 15, 2019、ANHA, August 15, 2019、AP, August 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2019、Reuters, August 15, 2019、SANA, August 15, 2019、SOHR, August 15, 2019、UPI, August 15, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから344人、ヨルダンから572人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年8月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月15日付)を公開し、8月14日に難民916人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは344人(うち女性62人、子供105人)、ヨルダンから帰国したのは572人(うち女性172人、子供292人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は358,029人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者113,282人(うち女性34,140人、子ども57,699人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者244,747人(うち女性73,457人、子ども124,809人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 587,309人(うち女性176,255人、子供299,430人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,634,214人(うち女性1,990,264人、子供3,383,449人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 15, 2019をもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県南部のハーン・シャイフーン市一帯に対する攻撃を続ける(2019年8月15日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから106日目を迎えた8月15日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は84回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」64発を投下、ロシア軍も47回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は920発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より55人(民間人3人(うち女性1人、子供0人)、シリア軍兵士24人、反体制武装集団戦闘員28人)増えて3,385人となった。

うち、908人が民間人(女性165人、子供221人を含む)、1,164人がシリア軍兵士、1,313人が反体制武装集団戦闘員。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がシリア政府支配地域を砲撃、ジャブラ市一帯、スルンファ町一帯に砲弾複数発が着弾した。

死傷者はなかった。

これに対して、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下、地上部隊が同地を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、ラカーヤー村、カフルサジュナ村、アーミリーヤ村一帯、マアッラト・ヌウマーン市、シャイフ・ムスタファー村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでシャイフ・ムスタファー村、ハーン・シャイフーン市およびその一帯、タッル・タルイー村、ラカーヤー村、ファッティーラ村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市、タマーニア町、ラカーヤー村、カフルサジュナ村、タッル・タルイー村を爆撃した。

シリア軍は反体制武装集団との戦闘の末、マダーヤー村を制圧したが、その後反体制武装集団がこれを奪還した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でムーリク市、ラトミーン村に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(アレッポ県14件、ラタキア県21件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を34件(イドリブ県1件、ハマー県33件)確認した。

AFP, August 15, 2019、ANHA, August 15, 2019、AP, August 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 15, 2019、Reuters, August 15, 2019、SANA, August 15, 2019、SOHR, August 15, 2019、UPI, August 15, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放戦線はイドリブ県南部でシリア軍戦闘機を撃墜、パイロット1人捕捉(2019年8月14日)

シリア軍消息筋は、イドリブ県タマーニア町一帯でシャーム解放機構の拠点を破壊する任務にあたっていたシリア軍戦闘機1機が、「テロリスト」が撃った地対空ミサイルを被弾し、同県南部に墜落したと発表した。

パイロットは行方不明だという。

SANA(8月14日付)が伝えた。

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これに関して、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構のアブー・ハーリド・シャーミー報道官は報道向け声明を出し、シャーム解放機構の防空部隊がSu-22をタマーニア町近郊で撃墜したと発表した。

撃墜された戦闘機はヒムス県中部のT4航空基地所属だという。

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また、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構、トルコの支援を受ける国民解放戦線、米国の支援を受けていた「穏健な反体制派」の一つイッザ軍はからなる「必勝」作戦司令室に所属しているというアフマド・ハサンを名のる人物はユーチューブに、撃墜した戦闘機の破片の映像を公開した。

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ANHA(8月14日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(8月14日付)などによると、パイロットのハサン・アリー・ライヤー大佐(タルトゥース県ドゥライキーシュ市出身)とバースィル・トゥルクルーニー氏(階級不明)は、イッザ軍に捕捉されたという。

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その後、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(8月15日付)は、「必勝」作戦司令室の戦闘員は、撃墜したS-22(T4航空基地の第70旅団所属)のパイロットの一人ムハンマド・アフマド・スライマーン中佐を拘束したと発表した。

AFP, August 14, 2019、ANHA, August 14, 2019、AP, August 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2019、Reuters, August 14, 2019、SANA, August 14, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, August 14, 2019、SOHR, August 14, 2019、UPI, August 14, 2019などをもとに作成。

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シリア米医療協会(SAMS)は支援するイドリブ県内の医療センターがロシア軍の爆撃を受け、看護師1人とドライバー1人が死亡したと発表(2019年8月14日)

シリア米医療協会(SAMS)はフェイスブックのアカウントHPを通じて、SAMSが支援するマアッラト・スィーン村の救急センターに勤務する看護師のムハンマド・フスニー・ムシュニン氏(29歳)と運転手のファーディー・ウマル氏(34歳)が、マアッラト・ハルマ村の救急センターに対するロシア軍の爆撃で死亡したと発表した。

https://www.facebook.com/SyrianAmericanMedicalSociety/posts/2382980091751778?__xts__%5B0%5D=68.ARB8-KXXy61iuMK-WGKXE9Ss8rLBtPFCH_gcorFZAixsXTEtEhvfe32jq8hEbYBFMeQYMixft_0w-1CMhi68GQgTPAWDozMl9QJuPssPWZmQWi_Ccd_5FZv7RGQgjPALAXNhlMAQqQnuk2RpbtutD4yrjQqllhDQEp2K_rEGDdJm4NPzGHaxgL8uIT6I93vYg9EHh6vVielrNhRPPyYm93HYH1mTo9vAssF3_dMN0ntiLQDKp3Csn5T0CAvrrfNHbv6rXy35zMI-Sevgc-d5wQPcyITGw4HK8Sj9m3swAj6s4i5bGkW5DLJyavl2Nd-lrmbHZpCKbwgmO0nBTyxN2QIkVw&__tn__=-R

なお、シリア人権監視団によると、死亡した看護師はホワイト・ヘルメットのメンバーだという。

AFP, August 14, 2019、ANHA, August 14, 2019、AP, August 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2019、Reuters, August 14, 2019、SANA, August 14, 2019、SOHR, August 14, 2019、UPI, August 14, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍士官「トルコ軍監視所が設置されているハマー県北部のムーリク市をシリア軍が包囲したら、軍事的に対処する」(2019年8月14日)

イドリブ県のマアッラト・ヌウマーン市近郊の監視所に駐留しているトルコ軍の士官は匿名を条件にTR通信(8月14日付)の取材に応じ、そのなかで、トルコ軍監視所が設置されているハマー県北部のムーリク市をシリア軍が包囲した場合、軍事的に対処すると述べた。

匿名士官は「シリア軍に対して、ハマー県北部のムーリク市に近いトルコ軍監視所を包囲しないよう警告している…。包囲された場合、シリア軍に対して軍事的に対処することになる」と述べた。

AFP, August 14, 2019、ANHA, August 14, 2019、AP, August 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2019、Reuters, August 14, 2019、SANA, August 14, 2019、SOHR, August 14, 2019、TR, August 14, 2019、UPI, August 14, 2019などをもとに作成。

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国民解放戦線はトルコ当局と会合を開きイドリブ県の戦況への対応を協議、トルコ側からの新たな指示はなし(2019年8月14日)

イナブ・バラディー(8月14日付)は、国民解放戦線を主導するシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団の匿名筋の話として、「革命諸派」(反体制武装集団)とトルコ当局が会合を開いたと伝えた。

会合は14日晩に行われ、イドリブ県の戦況への対応について協議されたが、同匿名筋によると、トルコ側から反体制武装集団側に対して今のところ何の指示(通知)もなされていないという。

AFP, August 14, 2019、ANHA, August 14, 2019、AP, August 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2019、‘Inab Baladi, August 14, 2019、Reuters, August 14, 2019、SANA, August 14, 2019、SOHR, August 14, 2019、UPI, August 14, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はトルコ軍監視所があるハマー県ムーリク市一帯地域包囲をめざし、イドリブ県南部の5カ村を制圧(2019年8月14日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから105日目を迎えた8月14日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は100回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」90発を投下、ロシア軍も65回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は1,100発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より54人(民間人7人(うち女性1人、子供0人)、シリア軍兵士16人、反体制武装集団戦闘員31人)増えて3,330人となった。

うち、905人が民間人(女性164人、子供221人を含む)、1,140人がシリア軍兵士、1,285人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、SANA(8月14日付)によると、シリア軍が反体制武装集団との戦闘の末に、カフル・アイン村、ヒルバト・ムルシド村、ミンタール村、タッルアース村を制圧した。
シリア人権監視団によると、これによりシリア軍はハーン・シャイフーン市西4キロの地点に到達した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(8月14日付)によると、シリア軍はタマーニア町の東方3キロの地点に到達、ハマー県北部の反体制武装集団の拠点であるカフルズィーター市、ラターミナ町、トルコ軍の監視所が設置されているムーリク市、そしてイドリブ県南部のハーン・シャイフーン市を閉塞するかたちで進軍を続けている。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、タマーニア町、タルイー丘、カフルサジュナ村、ハザーリーン村、マアッラト・ヌウマーン市、ラカーヤー村、タフタナーズ航空基地に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルナブル市、ハーッス村、カフルルーマー村、ラカーヤー村、バスカラー村に「樽爆弾」を投下し、マアッラト・ヌウマーン市では、女性2人を含む市民4人が死亡した。

またシリア軍は地上部隊がブダーマー村や県南部の戦闘地域を砲撃し、ブダーマー村では市民1人が死亡した。

ロシア軍もマアッラト・ヌウマーン市、ハーン・シャイフーン市、タッフ村、マダーヤー村、サーリヒーヤ村、タマーニア町、フワイン村、ザルズール村、ハルバ村、ウンム・ジャラール村、シャイフ・ダーミス村、カンスフラ村、トゥラムラー村、ヒーシュ村、ラカーヤー・サジュナ村を爆撃し、カフルナブル市では市民1人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でICARDAに対して爆撃を実施するとともに、地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県北部の山岳地帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を32件(アレッポ県14件、ハマー県1件、ラタキア県15件、イドリブ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を103件(ハマー県23件、ラタキア県62件、イドリブ県18件)確認した。

AFP, August 14, 2019、ANHA, August 14, 2019、AP, August 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 14, 2019、Reuters, August 14, 2019、SANA, August 14, 2019、SOHR, August 14, 2019、UPI, August 14, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はデモに参加しなかったカーミシュリー市のモスクのハティーブとイマーム多数を解任(2019年8月14日)

ハサカ県では、地元インターネット日刊紙『ジスル』(8月14日付)によると、北・東シリア自治局傘下のイスラーム民主連合大会が、カーミシュリー市内の北・東シリア自治局支配地域のモスク付きのハティーブ(説教師)、イマーム(礼拝の指導者)多数を解任し、新たなハティーブ、イマームを任命した。

現地の複数の消息筋によると、北・東シリア自治局がカーミシュリー市で呼びかけた8月5日のカーミシュリー市スィヤーヒー地区でのデモに、これらのハティーブやイマームが参加しなかったことが、解任の理由だという。

AFP, August 14, 2019、ANHA, August 14, 2019、AP, August 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2019、Jisr Press, August 14, 2019、Reuters, August 14, 2019、SANA, August 14, 2019、SOHR, August 14, 2019、UPI, August 14, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍総司令官「トルコの脅迫や攻撃からこの地域を守るため、安全地帯はティグリス川からユーフラテス川にいたる全域に設置されねばならない」(2019年8月14日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、米国とトルコがシリア北東部に設置をめざしている「安全地帯」に関して、ANHA(8月14日付)に対して「今後発生するであろうトルコの脅迫や攻撃からこの地域を守るため、「安全地帯」はティグリス川からユーフラテス川にいたる全域に設置されねばならない」と述べた。

AFP, August 14, 2019、ANHA, August 14, 2019、AP, August 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2019、Reuters, August 14, 2019、SANA, August 14, 2019、SOHR, August 14, 2019、UPI, August 14, 2019などをもとに作成。

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「安全地帯」設置の米国との取り組みの一環として、トルコ軍無人航空機がシリア北部での飛行を開始(2019年8月14日)

トルコ国防省は声明を出し、トルコ軍無人航空機が北・東シリア自治局支配下のシリア北東部の国境地帯上空の飛行を開始したと発表した。

国防省は「米政府との相互理解に基づいた「安全地帯」設置の取り組みの一環として、シリア北部での無人航空機の飛行を開始した…。米国との連携のもとに進められている「安全地帯」設置計画の一環として、シャンルウルファ県で開設された合同作戦センター活性化に向けた取り組みを継続する」と表明している。

アナトリア通信(8月14日付)が伝えた。

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アレッポ県では、アフリーン解放戦線が声明を出し、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタッル・マディーク村でトルコの支援を受ける反体制武装集団を攻撃し、戦闘員2人を殺害したと発表した。

ANHA(8月14日付)が伝えた。

AFP, August 14, 2019、Anadolu Ajansı, August 14, 2019、ANHA, August 14, 2019、AP, August 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2019、Reuters, August 14, 2019、SANA, August 14, 2019、SOHR, August 14, 2019、UPI, August 14, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから411人、ヨルダンから602人の難民が帰国、避難民2人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年8月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月14日付)を公開し、8月13日に難民1,013人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは411人(うち女性123人、子供210人)、ヨルダンから帰国したのは602人(うち女性181人、子供307人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は357,113人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者112,938人(うち女性34,037人、子ども57,524人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者244,175人(うち女性73,285人、子ども124,517人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 586,393人(うち女性175,980人、子供298,963人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,637,757人(うち女性1,991,327人、子供3,385,256人)。
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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は44,742人(うち女性14,413人、子供20,398人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,303,807人(うち女性393,475人、子供659,944人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 14, 2019をもとに作成。

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米軍がトルコとの国境に近いラアス・アイン市(ハサカ県)に新たなヘリコプター用航空基地を建設(2019年8月13日)

ハーブール(8月12日付)は、複数の情報筋の話として、北・東シリア自治局の支配地域に部隊を駐留させている米軍が、トルコ国境に面するハサカ県ラアス・アイン市(スィリー・カーニヤ)に新たなヘリコプター用の航空基地を建設していると伝えた。

同サイトによると、米軍の専門家複数人がラアス・アイン市の南に位置するタッル・アルカム村に設置されている米軍の陣地から、基地建設の監督を行っており、同地周辺には人民防衛部隊(YPG)が展開し、厳戒態勢が敷かれているという。

同地をめぐっては、米国とトルコが国境地帯に「安全地帯」を設置するための合同作戦センターを開設することで合意、米軍の使節団がトルコのシャンルウルファ市を訪問している。

AFP, August 13, 2019、ANHA, August 13, 2019、AP, August 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2019、al-Khabour, August 13, 2019、Reuters, August 13, 2019、SANA, August 13, 2019、SOHR, August 13, 2019、UPI, August 13, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のバーブ市近郊(アレッポ県)でトルコの支援を受ける「ユーフラテスの盾」作戦司令室とシリア軍が砲撃戦(2019年8月13日)

アレッポ県では、ANHA(8月13日付)によると、トルコ占領下のバーブ市近郊のスッカリーヤ村(大・小スッカリーヤ村)で、トルコの支援を受けるいわゆる「ユーフラテスの盾」作戦司令室所属組織とシリア軍部隊が交戦した。

ANHAの複数の特派員によると、双方とも重火器、迫撃砲などで砲撃戦を起こったという。

AFP, August 13, 2019、ANHA, August 13, 2019、AP, August 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2019、Reuters, August 13, 2019、SANA, August 13, 2019、SOHR, August 13, 2019、UPI, August 13, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍はハーン・シャイフーン市(イドリブ県)にクギ状の破片を装填した爆弾を投下、タッル・タルイー村一帯ではレバノンのヒズブッラーが進軍を試みる(2019年8月13日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから104日目を迎えた8月13日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は88回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」100発を投下、ロシア軍も65回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は930発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より97人(民間人7人(うち女性2人、子供2人)、シリア軍兵士29人、反体制武装集団戦闘員30人)増えて3,276人となった。

うち、898人が民間人(女性163人、子供221人を含む)、1,124人がシリア軍兵士、1,254人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でタマーニア町、カフルサジュナ村、ラカーヤー村、マダーヤー村、シャイフ・ムスタファー村、ヒーシュ村、フワイン村、ハーン・シャイフーン市、タッル・タルイー村 タルイー丘、ジャルジャナーズ町、タフタナーズ航空基地に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでタッルアース村、ハーン・シャイフーン市、タマーニア町、カフルサジュナ村、ラカーヤー村、タッル・タルイー村、タルイー丘に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市、タマーニア町、カフルサジュナ村、タッル・タルイー村、タルイー丘、マダーヤー村、ラカーヤー村、シャイフ・ムスタファー村を爆撃、ハーン・シャイフーン市では女性1人を含む民間人3人、サーリヒーヤ村では子供2人が死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月13日付)によると、ロシア軍はハーン・シャイフーン市に対する爆撃でクギ状の破片を装填した爆弾を投下し、多数の住民に被害が出たという。

一方、SANA(8月13日付)によると、シリア軍がタッル・タルイー村一帯で反体制武装集団と激しく交戦した。

これに対して、ドゥラル・シャーミーヤ(8月13日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構、トルコの支援を受ける国民解放戦線、イッザ軍などからなる[突破の戦い」作戦司令室は、タッル・タルイー村一帯に進軍しようとしたレバノンのヒズブッラーの部隊と激しく交戦した。

ヒズブッラーの部隊は約30人の戦闘員からなり、戦闘の末に多数が死傷したという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下地上部隊が同地を砲撃した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカフルズィーター市一帯、ラターミナ町に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

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ダルアー県では、HFL(8月13日付)によると、イズラア市でシリア軍が昨年半ばに政府と和解した反体制武装集団の一つ「部族軍」の元司令官シャッラーラト・アスマル氏を拘束、連行した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を25件(アレッポ県10件、イドリブ県1件、ラタキア県14件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を21件(アレッポ県1件、ハマー県8件、ラタキア県2件、イドリブ県10件)確認した。

AFP, August 13, 2019、ANHA, August 13, 2019、AP, August 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2019、HFL, August 13, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 13, 2019、Reuters, August 13, 2019、SANA, August 13, 2019、SOHR, August 13, 2019、UPI, August 13, 2019などをもとに作成。

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マンビジュ軍事評議会報道官「安全地帯は地元部隊によって治安が維持されるべき」(2019年8月13日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会のシャルファーン・ダルウィーシュ報道官は、米・トルコがシリア北東部に設置を推し進めようとしている「安全地帯」に関して、「幅5キロになるとされる安全地帯は、地元の部隊によって治安が維持される必要がある」と述べた。

RT(8月13日付)が伝えた。

AFP, August 13, 2019、ANHA, August 13, 2019、AP, August 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2019、Reuters, August 13, 2019、SANA, August 13, 2019、SOHR, August 13, 2019、UPI, August 13, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから324人、ヨルダンから1,431人の難民が帰国、避難民0人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年8月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月13日付)を公開し、8月12日に難民1,755人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは324人(うち女性97人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは1,431人(うち女性429人、子供730人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は356,100人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者112,527人(うち女性33,914人、子ども57,314人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者243,573人(うち女性73,104人、子ども124,210人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 585,380人(うち女性175,676人、子供298,446人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,637,757人(うち女性1,991,327人、子供3,385,256人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 13, 2019をもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県のシリア軍拠点を奇襲し、兵士7人を殺害(2019年8月12日)

ダイル・ザウル県では、ジュルフ・ニュース(8月12日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマヤーディーン市近郊のシリア軍拠点複数カ所を奇襲し、兵士7人を殺害した。

AFP, August 12, 2019、ANHA, August 12, 2019、AP, August 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2019、Jurf News, August 12, 2019、Reuters, August 12, 2019、SANA, August 12, 2019、SOHR, August 12, 2019、UPI, August 12, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民解放戦線報道官「イランの民兵」とレバノンがイドリブ県の反体制派支配地域に対する戦闘への参加を開始した」(2019年8月12日)

トルコの支援を受ける国民解放戦線のアブドゥッサラーム・アブドゥッラッザーク報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/abdulslamabdul7/)を通じて、「イランの民兵」とレバノンがイドリブ県の反体制派支配地域に対する戦闘への参加を開始したと主張した。

アブドゥッラッザーク報道官は「イランに民兵は今日、東部戦線で進軍すべく、正式に北部解放区への戦闘に介入した」、「レバノンもまた、国民議会、政府に代表を送り込んでいるヒズブッラーの民兵を通じて革命家への戦争に介入している」などと綴った。

https://twitter.com/abdulslamabdul7/status/1161009778904223744?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1161009778904223744&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F139125

AFP, August 12, 2019、ANHA, August 12, 2019、AP, August 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2019、Reuters, August 12, 2019、SANA, August 12, 2019、SOHR, August 12, 2019、UPI, August 12, 2019などをもとに作成。

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