米国とトルコはシリア北東部に安全地帯を設置するための合同作戦センターを立ち上げることで合意(2019年8月7日)

在トルコ米大使館はツイッターのアカウント(https://twitter.com/usembassyturkey)を通じて声明を出し、8月5日から7日にかけてトルコ国防省で米・トルコ両国の代表団が行ってきたシリア北東部での安全地帯設置にかかる折衝で、3項目からなる合意を交わしたと発表、その内容を明らかにした。

声明によると、合意に至った3項目とは以下の通り:

1. トルコの安全保障上の関心に対処するための初期対策を早急に講じること。
2. 安全地帯を共同で設置するため、トルコ領内に早急に合同作戦センターを立ち上げること。
3. 安全地帯は平和の回廊とし、避難を余儀なくされているシリア人が帰国できるようあらゆる努力を行うこと。

AFP, August 7, 2019、ANHA, August 7, 2019、AP, August 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2019、Reuters, August 7, 2019、SANA, August 7, 2019、SOHR, August 7, 2019、UPI, August 7, 2019などをもとに作成。

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カーミシュリー市(ハサカ県)でイード・アル=アドハーに合わせて自爆テロを計画していたダーイシュの女性メンバー1人逮捕(2019年8月7日)

ハサカ県では、ANHA(8月7日付)によると、北・東シリア自治局ジャズィーラ地方のテロ撲滅部隊が、同自治局とシリア政府の共同支配下にあるカーミシュリー市でイード・アル=アドハーに合わせて自爆テロを計画していたダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー・セルの女性メンバー1人を拘束した。

AFP, August 7, 2019、ANHA, August 7, 2019、AP, August 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2019、Reuters, August 7, 2019、SANA, August 7, 2019、SOHR, August 7, 2019、UPI, August 7, 2019などをもとに作成。

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カフターニーヤ市(ハサカ県)で女学校を狙った爆発が起き、子供3人が死亡(2019年8月7日)

ハサカ県では、SANA(8月7日付)によると、北・東シリア自治局支配下のカフターニーヤ市(トゥルバ・スィービフ)で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供3人を含む民間人多数が死亡した。

ANHA(8月7日付)によると、爆発は市内のハウラ女学校を狙ったものだという。

AFP, August 7, 2019、ANHA, August 7, 2019、AP, August 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2019、Reuters, August 7, 2019、SANA, August 7, 2019、SOHR, August 7, 2019、UPI, August 7, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年8月7日)

アレッポ県では、ANHA(8月7日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村を砲撃した。

この砲撃に先立って、トルコ軍戦闘機2機が、タッル・リフアト市一帯地域(いわゆるシャフバー地区)に飛来、上空を旋回した。

一方、アフリーン解放軍団が声明を出し、6日にタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、マーリキーヤ村に侵攻を試みたトルコ軍と反体制武装集団を迎撃し、戦闘員(シャーム戦線、北の嵐旅団)7人を殲滅したと発表した。

AFP, August 7, 2019、ANHA, August 7, 2019、AP, August 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2019、Reuters, August 7, 2019、SANA, August 7, 2019、SOHR, August 7, 2019、UPI, August 7, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構などとの戦闘の末、ハマー県北部のザカート村、アルバイーン村を制圧(2019年8月7日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア軍がシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)との停戦を破棄してから3日目、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから98日目を迎えた8月7日、シリア軍はロシア軍とともに同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦の末、ハマー県北部の2カ村を制圧した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は75回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」50発を投下、ロシア軍も44回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は700発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より45人(民間人4人、シリア軍兵士17人、反体制武装集団戦闘員24人)増えて2,977人となった。

うち、883人が民間人(女性161人、子供218人を含む)、1,001人がシリア軍兵士、1,003人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、SANA(8月7日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍などからなる反体制武装集団との戦闘の末、県北部のアルバイーン村、ザカート村を完全に制圧した。

同地で活動していた反体制武装集団は、カフルズィーター市、ラターミナ町方面に撤退した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルズィーター市、ムーリク市、ラターミナ町、ザカート村一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルズィーター市、ラターミナ町に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカフルズィーター市、ラターミナ町、サフル村、ラトミーン村を爆撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、マダーヤー村、アービディーン村、フバイト村、カフルサジュナ村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでヒーシュ村、ラカーヤー村、ナキール村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もアルバイーン山、バスィーダー村、マダーヤー村、ラーシャー村を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県北部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県西部の戦闘地域を砲撃した。

AFP, August 7, 2019、ANHA, August 7, 2019、AP, August 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2019、Reuters, August 7, 2019、SANA, August 7, 2019、SOHR, August 7, 2019、UPI, August 7, 2019などをもとに作成。

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米占領地が立ちはだかるルクバーン・キャンプの避難民多数がシリア政府支配地域に新たに帰還(2019年8月7日)

SANA(8月7日付)によると、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプでの生活を余儀なくされていた避難民数十世帯が、新たにスフナ市南部のジュライギーム通行所を通過し、シリアに帰国した。

クッルナー・シュラカー(8月7日付)が複数の現地情報筋の話として伝えたところによると、帰国した避難民は700人近くで、30台のバスに分乗してシリア政府支配地域に入った。

AFP, August 7, 2019、ANHA, August 7, 2019、AP, August 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2019、Reuters, August 7, 2019、SANA, August 7, 2019、SOHR, August 7, 2019、UPI, August 7, 2019などをもとに作成。

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米国防総省監察総監室「米軍がシリアから部分撤退したことで、イラク軍やシリア民主軍への支援が減少した。これらの部隊には長期間ダーイシュと戦う能力はない」(2019年8月6日)

米国防総省監察総監室は、2019年4月1日から6月30日までのダーイシュ(イスラーム国)に対する有志連合の「テロとの戦い」(CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊))の進捗に関する報告書(8月2日付)を米議会に提出、公開した。

米議会に報告書が提出されるのはこれが18回目。

監察総監室の公式ホームページ(https://www.dodig.mil/)によると、報告書における主な指摘点は以下の通り:

1. ダーイシュは、支配地域を維持するだけでなく、シリアで破壊活動を行い、またイラクでの破壊能力を強化し続けている。
2. ダーイシュは、シリア、イラク両国で依然として暗殺、自爆攻撃、誘拐、焼き討ちなどを行っている。
3. ダーイシュはシリアでセルを再生し、イラクに司令拠点や支配地域を広げようとしている。
4. 米軍はシリアから部分撤退を実施したが、これにより、ダーイシュの新たな細胞に対処するための教練や装備を必要としていた協力部隊への支援が減少してしまった。
5. 米国の支援を受けるイラク軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍には、ダーイシュの戦闘員に対する長期的作戦を行う能力がない。
6. とりわけ、イラク軍にはダーイシュから解放した両地を長期間維持することはできない。一方、シリア民主軍は、戦闘員の数、装備、諜報能力といった点で、新たに発生するダーイシュのセルに対処する能力がそもそも限定されている。

AFP, August 7, 2019、ANHA, August 7, 2019、AP, August 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2019、Reuters, August 7, 2019、SANA, August 7, 2019、SOHR, August 7, 2019、UPI, August 7, 2019などをもとに作成。

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PYD幹部「ロシアは我々が米国を国外に排除するという取引を行ったうえで、トルコの進軍を止めると提案している(2019年8月6日)

『ワシントン・ポスト』(8月6日付)は、ロシアが、シリア北東部へのトルコ軍の侵攻を阻止するため、同地を実効支配する北・東シリア自治局の武装部隊である人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に取引を持ちかけていると伝え、その内容を明らかにした。

同紙によると、北・東シリア自治局を主導するクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)幹部アルダール・ハリール氏はこの件に関して「ロシアは、我々が米国を国外に排除するという取引を行ったうえで、トルコの進軍を止めると提案している…。だが、我々は「どうやって米国を追放するのか、我々がここに米国を連れてきたわけでもないのに」と応えた」と述べたという。

AFP, August 6, 2019、ANHA, August 6, 2019、AP, August 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2019、Reuters, August 6, 2019、SANA, August 6, 2019、SOHR, August 6, 2019、UPI, August 6, 2019、The Washington Post, August 6, 2019などをもとに作成。

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エスパー米国防長官「シリア北部へのトルコ軍の作戦は受け入れられない…。米国は一方的な侵攻を阻止する」(2019年8月6日)

マーク・エスパー米国防長官は「シリア北部へのトルコ軍の作戦は受け入れられない…。米国は一方的な侵攻を阻止する」と述べた。

ロイター通信(8月6日付)によると、エスパー国防長官はまた「米国は(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を見捨てるような決定は下さない」と付言したが、トルコ軍がユーフラテス川東岸に侵攻した場合、シリア民主軍を守るために介入するかについては明言しなかった。

AFP, August 6, 2019、ANHA, August 6, 2019、AP, August 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2019、Reuters, August 6, 2019、SANA, August 6, 2019、SOHR, August 6, 2019、UPI, August 6, 2019などをもとに作成。

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ジェフリー米国務省シリア問題担当特使「アサド政権への外交圧力を通じてシリアからイランを完全に排除する」(2019年8月6日)

米国務省連絡チーム(アラビア語版)はツイッターのアカウント(https://twitter.com/DOTArabic/)で、ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使が、シリアにおける米国の政策転換に関して、「シリアからイランを排除するために政権に圧力をかけ続ける」と述べたと綴った。

ジェフリー特使は「この部隊(イランの部隊)の完全撤退を実現することは政権にとって明確な目標だ…。アサド政権、イラン政府、さらには両国の同盟国への外交圧力を通じてこの目標を実現する」と述べたという。

AFP, August 6, 2019、ANHA, August 6, 2019、AP, August 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2019、Reuters, August 6, 2019、SANA, August 6, 2019、SOHR, August 6, 2019、UPI, August 6, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ県北部をトルコ軍と反体制武装集団が激しく攻撃、YPG主体のシリア民主軍と交戦(2019年8月6日)

アレッポ県では、ANHA(8月6日付)によると、トルコ占領下のシーラーワー町近郊のバースータ村に設置されている国民軍憲兵隊の検問所が攻撃を受け、トルコ軍兵士1人と反体制武装集団戦闘員2人が死亡した。

これを受け、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市に近いマーリキーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村(シャッラー村)を激しく砲撃、これに対してアフリーン解放軍団が応戦、激しい戦闘となった。

この戦闘で反体制武装集団(東部戦線、北部の嵐旅団)の戦闘員7人が死亡したという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月6日付)は、複数の現地情報筋の話として、国民軍がマーリキーヤ市を奇襲し、人民防衛隊(YPG)が主導するシリア民主軍と交戦、複数の兵士を殺傷し、市内の拠点複数カ所を制圧したと伝えた。

国民軍第3軍団のファーディル・ラフムーニー司令官によると、殺害したシリア民主軍兵士は10人にのぼり、部隊はその後、制圧した拠点から撤退したという。

国民軍はまた、マーリア市近郊に進軍したシリア民主軍を撃破、多数の兵士を殺傷したという。

このほか、アフリーン解放軍団は声明を出し、4日と5日にトルコ占領下のマーリア市近郊とシーラーワー町近郊のバラード村でシャーム戦線などの反体制武装集団の車輌と拠点を攻撃し、戦闘員13人を殺害したと発表した。

AFP, August 6, 2019、ANHA, August 6, 2019、AP, August 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2019、Reuters, August 6, 2019、SANA, August 6, 2019、SOHR, August 6, 2019、UPI, August 6, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍の爆撃で国内避難民3人が、反体制派の砲撃で女性と子供2人が死亡(2019年8月6日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア軍がシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)との停戦を破棄してから2日目を迎え、シリア・ロシア軍が同地を爆撃、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は45回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」52発を投下、ロシア軍も27回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は400発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より7人(民間人7人、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて2,932人となった。

うち、879人が民間人(女性161人、子供218人を含む)、984人がシリア軍兵士、1,069人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルズィーター市、ザカート村、ラターミナ町に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでラターミナ町、カフルズィーター市、アルバイーン村、ザカート村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊がザカート村、アルバイーン村など県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカフルズィーター市を爆撃した。

一方、SANA(8月6日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のアイン・スライムー村、ジャイイド村を砲撃し、女児1人と女性1人の2人が死亡、民間人6人が負傷した。

これに対して、シリア軍はクライディーン村、アンカーウィー村、ヒルバト・ナークース村にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、ハスラーヤー村から反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。
https://www.sana.sy/wp-content/uploads/2019/08/1-98-660×330.jpg

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、マダーヤー村、カフル・アイン村、ヒーシュ村一帯、タッルアース村、タフターヤー村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルサジュナ村、シャイフ・ダーミス村、ラカーヤー村、ハーン・シャイフーン市、マダーヤー村、ヒーシュ村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市およびその一帯を爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月6日付)によると、ロシア軍の爆撃はハーン・シャイフーン市近郊のカフルターブ農場に対するもので、民間人3人(国内避難民)が死亡した。

一方、SANA(8月6日付)によると、シリア軍がマウザラ村にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下、また地上部隊が同地一帯を砲撃した。

AFP, August 6, 2019、ANHA, August 6, 2019、AP, August 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2019、Reuters, August 6, 2019、SANA, August 6, 2019、SOHR, August 6, 2019、UPI, August 6, 2019などをもとに作成。

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シリア軍武装部隊総司令部は「武装テロ集団」による停戦合意違反への対抗措置として戦闘を再開すると発表(2019年8月5日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、「武装テロ集団」がイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯(第1ゾーン)での停戦遵守を拒否し、周辺地域の民間人に対する攻撃を行っていると批判、この攻撃への対抗阻止として作戦を再開すると発表した。

総司令部はまた、トルコ政府当局が、2018年9月のソチでのロシア・トルコ首脳会談での合意(非武装地帯設置にかかる合意)を無視し、イドリブ県に集結しているテロ組織の攻撃を支援し、そのことがテロリストの立場を強め、シリア領内でテロの脅威を拡大させている、と批判した。

そのうえで、停戦合意はトルコが非武装地帯設置にかかる合意を遵守することを条件としていることを鑑み、シリア軍はシリア国民を保護し、その安全を保証するという憲法上の義務に基づき、テロ組織に対する戦闘行為を再開すると表明した。

SANA(8月5日付)が伝えた。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織「信者を煽れ」作戦司令室はアスタナ13会議と停戦合意を拒否すると表明(2019年8月5日)

新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室は声明を出し、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)がロシア・トルコの仲介によって交わした停戦合意を拒否すると発表した。

声明で、「信者を煽れ」作戦司令室は、「アスタナ・プロセス、そしてシャームにおける革命にかかわるそのほかの国際会議が革命とジハードを生き埋めにしようとし、犯罪者体制を再生しようとしていることは今や隠し事ではない…。我々は何度もアスタナ・プロセスを拒否すると明言してきたし、我々の革命とジハードに深刻な結果をもたらすと警告してきた」としたうえで、「アスタナの陰謀の成果を拒否し、ソチでの(非武装地帯設置にかかる)合意を拒否する」と表明した。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会はアスタナ13会議を「戦争を煽っている」と批判(2019年8月5日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会は声明を出し、アスタナ13会議を「戦争を煽っている」と批判した。

声明は、アスタナ13会議の閉幕声明で、「ユーフラテス川以東地域(ジャズィーラ地方)に関して、シリアの主権と領土保全に抵触する分離主義的アジェンダを拒否する」ことが確認されたのを受けたも。

声明では「我々はシリア民主評議会は、戦争を終わらせ、民間人を戦争の苦悩と悲劇から回避させようとするいかなる決定であれ歓迎する一方、こうした国際的なイニシアチブ(アスタナ会議)がシリアの状況を網羅し、地理的一体を有するシリアの利益を守るのに成功した試しがないと見ている」としたうえで、「トルコ政府は自分たちの国益のためにアスタナ・プロセスを利用しようとし、情報操作を続け、地域の諸人民を虐殺し、民族浄化することにこだわっている。日々地域の安全を脅かす国家には、数百万人という民衆からなり、その支援を受けている部隊にテロを行っているという嫌疑を向ける権利はない」と批判した。

そのうえで、「シリア民主軍は一部の当事者がこうした真実を無視していることを遺憾とする」と付言した。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア軍がユーフラテス川を渡河、東岸でYPG主体のシリア民主軍と激しく交戦(2019年8月5日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月5日付)が複数の現地情報筋の話として伝えたところによると、タヤーナ村でシリア軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が激しく交戦した。

戦闘は、シリア軍がユーフラテス川西岸のクーリーヤ市から東岸に渡河し、北・東シリア自治局支配下のタヤーナ村にある浄水施設に向かった進軍を試みたために発生した。

これによりシリア民主軍が保有する米国製のハマー・ジープ1輌がシリア軍のミサイルによって破壊され、双方の兵士複数人が死傷した。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県との国境地帯に展開、米主導の有志連合のヘリコプターが曳光弾を発射し、監視強化(2019年8月5日)

ハサカ県では、ANHA(8月5日付)によると、トルコ軍部隊が国境に面するラアス・アイン市西のタッル・ヒンズィール村北部のトルコ領内に展開、米主導の有志連合ヘリコプターが上空を飛来、曳光弾を発射するなどして、監視を強化した。

また、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍も国境地帯に展開、有事に備えた。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のジャラーブルス市(アレッポ県)でトルコの支援を受ける国民軍第3軍団司令官が爆死(2019年8月5日)

アレッポ県では、ANHA(8月5日付)によると、トルコ占領下のジャラーブルス市で、国民軍第3軍団の司令官を務めるフサイン・アミーン氏(アブー・アリー・タクスィー)の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、アミーン氏が死亡した。

また、アフリーン解放戦線が声明を出し、4日にトルコ占領下のマーリア市近郊のアブラ村とバーブ市近郊のハズワーン村一帯でシャーム自由人イスラーム運動、シャームの鷹旅団、ハムザ師団の拠点を攻撃し、武器弾薬を捕獲、戦闘員3人を殺害したと発表した。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合が武器兵站物資を積んだ車輌数十両をイラクから北・東シリア自治局支配地域に派遣(2019年8月5日)

シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌数十両が、イラク・クルディスタン地域の支配下にあるイラク北部のドホーク県のスワイディーヤ村にあるワリード国境通行所を経由して、シリア領内の北・東シリア自治局の支配地域に入った。

車列は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への武器・兵站物資を積載しているという。

有志連合による武器・兵站支援は今回で22回目で、これまでに提供された物資は2,100台分に達したという。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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反体制派はフマイミーム航空基地を砲撃、シリア・ロシア軍はイドリブ県、ハマー県への爆撃を再開し民間人4人死亡(2019年8月5日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)の停戦がロシア・トルコの仲介により発効してから4日目を迎えたが、シリア・ロシア軍が爆撃を再開、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団も交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は42回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」38発を投下、ロシア軍も12回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は250発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より4人(民間人4人、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて2,925人となった。

うち、872人が民間人(女性161人、子供217人を含む)、984人がシリア軍兵士、1,069人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でラターミナ町、カフルズィーター市、サルマーニーヤ村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでムーリク市、カフルズィーター市、ラターミナ町、アルバイーン村に「樽爆弾」を投下、ムーリク市で民間人4人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団はジューリーン村を砲撃した。

一方、SANA(8月5日付)によると、シリア軍が、ラターミナ町、ザカート村、アルバイーン村、タッル・ミルフ一帯、ジャビーン村一帯にあるシャーム解放機構をはじめとする反体制武装集団の拠点に対して砲撃を行った。

砲撃は反体制武装集団の停戦違反への対抗措置だという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、カフルサジュナ村、タマーニア町、ヒーシュ村、シャイフ・ダーミス村、タッフ村、マダーヤー村、バスィーダー村、マアッラト・ヌウマーン市一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでハーン・シャイフーン市に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊がアブー・ズフール町西方一帯を砲撃した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市、タッルアース村、マダーヤー村、アービディーン村を爆撃した。

一方、SANA(8月5日付)によると、シリア軍が反体制武装集団の停戦違反への対抗措置として、ハーン・シャイフーン市、フワイン村、ザルズール村一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、SANA(8月5日付)によると、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に向けて、反体制武装集団が午前3時半頃に砲撃を行い、砲弾複数発が基地の周辺に着弾、人的・物的被害が出た。

被害の詳細は不明。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機もフドル丘一帯、タルディーン村を爆撃した。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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シャイーラート航空基地で「技術的なミス」により発生した爆発の犠牲者リストが公開される(2019年8月5日)

8月3日にヒムス県シャイーラート航空基地で「技術的なミス」により発生した爆発に関して、HNN(8月5日付)などが、犠牲者のリストの写真を公開した。

AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、HNN, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。

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イラン・イスラーム革命防衛隊が支援するイラク民兵司令官はダイル・ザウル県ハトラ村への難民、国内避難民の帰宅を拒否(2019年8月4日)

ジュルフ・ニュース(8月4日付)は、複数の現地情報筋の話として、ダイル・ザウル県南東部のハトラ村で活動を続けるイラク人民動員隊の一つで、イラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受けるヒズブッラー大隊が同地へのシリア難民、国内避難民の帰宅を拒否していると伝えた。

同情報筋によると、ヒズブッラー大隊のターリク・ヤースィーン・マアユーフ司令官(ハーッジ・アブー・アキール)は3日の司令官や戦闘員との会合で、シリア政府に対する武装闘争や抗議運動に関与した者のいるいかなる世帯の帰宅を拒否すると述べるとともに、こうした住民が同地からのシーア派を強制退去させ、その一部を殺害したと批判したという。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Jurf News, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ドゥーマー市、ダルアー県フィキーア村で当局が住民や元戦闘員多数を拘束(2019年8月4日)

ダマスカス郊外県では、サウト・アースィマ(8月4日付)によると、東グータ地方のドゥーマー市タイスィール・ターハー地区で治安当局が多数の若者を拘束、市内の総合情報部に連行した。

拘束された若者のなかには、昨年4月にシリア政府との和解に応じていたイスラーム軍の元メンバーらも含まれているという。

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ダルアー県では、ハウラーン自由人連合のフェイスブック/アカウント(HFL)によると、政治治安部がフィキーア村で多数の住民を拘束し、スワイダー県に連行した。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、HFL, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、Sawt al-‘Asima, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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バーブ・ハワー国境通行所はトルコから追放されたシリア難民が先月だけで6,000人に達していると発表(2019年8月4日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構がほぼ全域の軍事・治安権限を掌握するイドリブ県北部に位置するバーブ・ハワー国境通行所は、トルコのイスタンブール県が無登録の難民に8月20日までに県内から退去するよう命じる措置をとった(7月22日)のを受けて、同通行所を通過してトルコからシリアに入国したシリア難民の数を発表した。

同通行所の総務関係広報局が運営する公式サイト(https://www.babalhawa.net/)によると、5~7月にかけてトルコから追放されたシリア難民の数は1万3891人。

内訳は5月が3,316人、6月が4,370人、7月が6,160人で、増加傾向にあるという。

一方、7月にバーブ・ハワー国境通行所を通過した旅行者数は4万8742人(出国2万461人、入国2万8281人)で、うち4,893人がトルコ経由でサウジアラビアに向かった巡礼者だという。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織はハマー県北部でロシア軍特殊部隊と交戦したと発表(2019年8月4日)

ハマー県では、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室が、ヒルバト・ナークース村一帯にロシア軍特殊部隊が潜入を試みたが、これを撃退したと発表した。

この戦闘では「信者を煽れ」作戦司令室の戦闘員2人が死亡したが、ロシア軍側の被害は不明だという。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月4日付)が伝えた。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で爆発が発生する一方、トルコ軍と反体制派は北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年8月4日)

アレッポ県では、ANHA(8月4日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、複数人が死傷した。

これに対して、トルコ軍は北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村に対して数十回の砲撃を加えた。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、2日にトルコ占領下のジンディールス町近郊のファリーリーヤ村にいたる街道でシャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を要撃し、2人を殺害したと発表した。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市で3度にわたり爆発が発生、市民1人が死亡(2019年8月4日)

ハサカ県では、SANA(8月4日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市のムシャイリファ地区と西ヌシューワ地区(いずれも北・東シリア自治局管理地区)でオートバイに仕掛けられた爆弾が相次いで爆発し、子供1人を含む市民4人が負傷した。

ANHA(8月4日付)によると、爆発は、2回ではなく、ムシャイリファ地区での12時45分の爆発、西ヌシューワ地区での13時10分の爆発、グワイラーン地区での15時45分の爆発の3回で、2度目の爆発で1人が死亡し、多数が負傷した。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県での停戦発効から3日目、シリア軍の砲撃で民間人3人死亡(2019年8月4日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)の停戦がロシア・トルコの仲介により発効してから3日目を迎え、シリア・ロシア軍の爆撃は行われなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘は続き、シリア軍が少なくとも400回にわたり砲撃を行った。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より4人(民間人3人、シリア軍兵士1人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて2,921人となった。

うち、868人が民間人(女性161人、子供217人を含む)、984人がシリア軍兵士、1,069人が反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がラターミナ町、ヒルバト・ナークース村、ズィヤーラ町、カフルズィーター市、ザカート村、ムーリク市一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフル・アイン村、ハーン・シャイフーン市、ビダーマー町を砲撃、ビダーマー町では女性1人を含む市民3人が死亡した。

ホワイト・ヘルメットの発表によると、民間人の犠牲者が出たのは停戦発効後初めて。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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米国務省はイドリブ県での停戦合意を歓迎、トルコとロシアの役割を高く評価(2019年8月4日)

米国務省は声明を出し、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)がロシア・トルコの仲介により停戦に合意したことに関して「米国はシリア北西部での停戦発表の知らせを歓迎する。だが、より重要なのは、民間人はインフラへの国劇を停止することだ」と発表した。

国務省の声明はまた、「我々はトルコとロシアが行っている努力、そして2018年9月にソチで両国が交わした停戦合意の復活に向けて共に行動していることを高く評価する…。シリアの紛争に軍事的解決はない。ジュネーブを含む国際会議の場で協議を継続する必要がある」と付言した。

AFP, August 4, 2019、ANHA, August 4, 2019、AP, August 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2019、Reuters, August 4, 2019、SANA, August 4, 2019、SOHR, August 4, 2019、UPI, August 4, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構のジャウラーニー指導者「イドリブ県での停戦は反体制派諸派すべての合意による正しい決定だ。我々は戦闘地域から一兵たりとも撤退させない」(2019年8月3日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者は、記者会見(場所は不明)を開き、複数の活動家やジャーナリストを前に、シリア軍とシリア軍事革命諸勢力代表団(アスタナ会議に参加する反体制派の代表団)がロシア・トルコの仲介により交わした停戦合意(8月2日0:00発効)に関して「殉教者の血への裏切り」と批判した。

ジャウラーニー指導者の主な発言は以下の通り。

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「イドリブ県での活動を調整し、反体制諸派のすべてと例外なく協力し、地域でしっかりと守りを固めたことで、イドリブ県を制圧するために政権が時間をかけて作成した計画の成功を阻止した…。反体制諸派は、イドリブ県で長期間戦うための計画を立て、準備をしてきた。いまだ終わっていない(政権の)攻撃に対峙する用意をしてきた…合同作戦司令室を通じた諸派の統合、さまざまな作戦と練り上げられた軍事計画を実効することが、ラタキア県クバイナ丘戦線、ハマー県北部の戦線で政権に対峙し、その進軍を阻止するのに重要な役割を果たした」。

「停戦合意(政権が停戦に踏み切ったこと)は殉教者の血への裏切りだ…。イドリブ県での停戦はアスタナ13会議の成果とは無関係だ…。政権は反体制派に3回以上も停戦を求めたが、(反体制派側の)同意は得られなかった…。しかし、我々は(反体制派による)今回の停戦は正しい決定だと見ている。これは反体制派諸派すべてが合意したことだ。

「停戦は脆く…、期限が設けられていない。それゆえ、おそらく戦闘はイード・アル=アドハー(犠牲祭)後には再開するだろう…。政権とロシアが攻撃を再開すれば、さらなる犠牲を強いられるだろう」。

「ロシア軍が全面的な航空支援をしたにもかかわらず、政権軍がいかなる進展も実現できなかったことで政権とロシアの関係は悪化している」。

(シリア政府が2018年9月のソチでのロシア・トルコ首脳会談での合意(非武装地帯設置合意)の履行を条件に停戦を受け入れ、緊張緩和地帯の境界線から20キロ以内の地域からの反体制派の撤退を求めていることに関して)「こうした条件が合意されることはないだろう」。

「軍事的に進軍できない政権に地域を明け渡すことはない…我々は友人も求めに応じてここを拠点としているのではないし、それは敵の求めでもない。ロシアの監視部隊がこの地域に入ることを拒否する…政権が軍事的に、そして力で得られなかったものを、交渉や政治などを通じて平和的に手に入れることはないだろう…。我々は戦闘地域から一兵たりとも撤退させない。なぜなら我々はこの政権がインチキをするのを熟知しているからだ」。

「政権が真の包括的停戦を望むのなら、最近の戦闘で進軍し(制圧し)たすべての村と町から撤退しなければならない…。撤退しないのなら、政権とロシアの手から奪い返すための行動に訴えることになる」。

「アスタナ会議は無駄だ。なぜなら政権は自ら政治的に死ぬことに同意することもないからだ。政権はまた政治的取引によって、刑務所から一人も逮捕者を出獄させることなどないだろう」。

AFP, August 3, 2019、ANHA, August 3, 2019、AP, August 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2019、Reuters, August 3, 2019、SANA, August 3, 2019、SOHR, August 3, 2019Syria TV, August 3, 2019、UPI, August 3, 2019などをもとに作成。

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