所属不明の戦闘機複数機がダイル・ザウル県を爆撃し「イランの民兵」2人死亡(2020年6月13日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月13日付)によると、所属不明の戦闘機複数機がブーカマール市近郊のサラーサート村、スワイイーヤ村などにあるイラク人民兵(ハイダリーユーン旅団)、パキスタン人民兵(ザイナビーユーン旅団)の拠点複数カ所を爆撃、2人が死亡、6人が負傷した。

AFP, June 13, 2020、ANHA, June 13, 2020、AP, June 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2020、Reuters, June 13, 2020、SANA, June 13, 2020、SOHR, June 13, 2020、UPI, June 13, 2020などをもとに作成。

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トルコ国防省は声明を出し、1月にイドリブ県で重傷を負っていた兵士1人が死亡したと発表(2020年6月13日)

トルコ国防省は声明を出し、1月5日にイドリブ県でトルコ軍救急車輌が受けた攻撃で重傷を負っていた兵士1人が死亡したと発表した。

AFP, June 13, 2020、ANHA, June 13, 2020、AP, June 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2020、Reuters, June 13, 2020、SANA, June 13, 2020、SOHR, June 13, 2020、UPI, June 13, 2020などをもとに作成。

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シリア人権監視団:マーヒル・アサド少将がロシアによる第4師団検問所撤去命令を拒否(2020年6月13日)

『シャルク・アウサト』(6月13日付)やシリア人権監視団は、ロシア軍がシリア軍第4師団のすべての検問所を撤去するよう命じたが、同師団の司令官を務めるマーヒル・アサド少将がこれを拒否したとの情報を得たと発表した。

情報源は不明。

AFP, June 13, 2020、ANHA, June 13, 2020、AP, June 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2020、Reuters, June 13, 2020、SANA, June 13, 2020、al-Sharq al-Awsat, June 13, 2020、SOHR, June 13, 2020、UPI, June 13, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県のM4高速道路でロシア軍と米軍がにらみ合いに(2020年6月13日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍の装甲車からなるパトロール部隊がカーミシュリー市を出発し、M4高速道路をタッル・タムル町に向かって西進、米軍が違法に基地を設置するタッル・バイダル村を通過しようとしたが、米軍の装甲車4輌が村の200メートルの地点で対峙、にらみ合いとなった。

にらみ合いの状態は今も続いているという。

一方、ロシア軍は、ラアス・アイン市東部の国境地帯で初めてとなるパトロールを実施した。

これに対して、SANA(6月13日付)やシリア人権監視団によると、米軍の車輌約35輌からなる車列が、イラク国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入した。

AFP, June 13, 2020、ANHA, June 13, 2020、AP, June 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2020、Reuters, June 13, 2020、SANA, June 13, 2020、SOHR, June 13, 2020、UPI, June 13, 2020などをもとに作成。

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イスラエルの占領下にあるクナイトラ県ゴラン高原のマジュダル・シャムスで、スワイダー県での抗議デモへの連帯を表明するデモ(2020年6月13日)

イスラエルの占領下にあるクナイトラ県ゴラン高原のマジュダル・シャムスで、住民数十人がデモを行い、スワイダー県での抗議デモへの連帯を表明した。

デモ参加者は「ゴランからアフリーンへ、タルトゥースからマヤーディーンへ、シリアとシリア人万歳」、「バッシャール・アサドは倒れる」などと連呼した。

AFP, June 13, 2020、ANHA, June 13, 2020、AP, June 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2020、Reuters, June 13, 2020、SANA, June 13, 2020、SOHR, June 13, 2020、UPI, June 13, 2020などをもとに作成。

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政府支配下のスワイダー市で体制打倒を求めるデモ(2020年6月13日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(県庁舎前)で「スワイダーで体制は倒れた」と銘打った抗議デモが行われ、参加した数十人はアサド大統領の退陣や体制打倒を訴えた。

デモ参加者は「シリア国民は一つ、シリア万歳、バッシャール・アサドは倒れる、権利と宗教にかけて、我々は逮捕者釈放を望む、シリア人の血は高くつく、我々のスワイダーで体制は倒れた」などと連呼した。

シリア人権監視団によると、抗議デモが開始された直後、政権支持者数十人も対抗してデモを行い、抗議デモ参加者に暴行を加え、負傷させた。

また、サイル広場には、軍や治安部隊が展開、抗議デモに参加していた10人あまりが拘束された。

AFP, June 13, 2020、ANHA, June 13, 2020、AP, June 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2020、Reuters, June 13, 2020、SANA, June 13, 2020、SOHR, June 13, 2020、June 15, 2020、UPI, June 13, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下のマンビジュ市(アレッポ県)でシリア民主軍に抗議するデモ(2020年6月13日)

アレッポ県では、SANA(6月13日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のシュユーフ・アラブ村、シュユーフ・タフターニー町、シュユーフ・ファウカーニー町の住民(国内避難民(IDPs)がマンビジュ市で抗議デモを行い、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による財産、生活の糧、住居の没収、農作物の略奪に抗議、帰村を訴えた。

AFP, June 13, 2020、ANHA, June 13, 2020、AP, June 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2020、Reuters, June 13, 2020、SANA, June 13, 2020、SOHR, June 13, 2020、UPI, June 13, 2020などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるバーブ市近郊(アレッポ県)でパンなどの食糧品の価格がトルコ・リラに限って引き上げられたことに抗議するデモ(2020年6月13日)

アレッポ県では、ANHA(6月13日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市近郊のバザーア村で、パンなどの食糧品の価格がトルコ・リラに限って引き上げられたことに抗議するデモを行った。

AFP, June 13, 2020、ANHA, June 13, 2020、AP, June 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2020、Reuters, June 13, 2020、SANA, June 13, 2020、SOHR, June 13, 2020、UPI, June 13, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はハサカ県、ラッカ県を砲撃・放火(2020年6月13日)

ハサカ県では、SANA(6月13日付)によると、トルコの支援を受ける国民軍がラアス・アイン市近郊の小麦・大麦畑に新たに放火した。

また、ANHA(6月13日付)によると、トルコ軍はタッル・タムル町近郊のウンム・ハイル村、タッル・ラバン村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(6月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、アイン・イーサー市近郊のディブス村を砲撃した。


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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、国民軍に所属する征服者ムハンマド旅団のメンバー1人が何者かに暗殺された。

AFP, June 13, 2020、ANHA, June 13, 2020、AP, June 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2020、Reuters, June 13, 2020、SANA, June 13, 2020、SOHR, June 13, 2020、UPI, June 13, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに6人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、3人の感染者が完治したと発表(2020年6月13日)

保健省は政府支配地域で新たに6人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、3人の感染者が完治したと発表した。

感染者が確認されたのは、ダマスカス郊外県ラアス・マアッラ町。

これにより、6月13日現在の同地での感染者数は計170人、うち死亡したのは6人、回復したのは71人となった。

また6月7日以降、ラアス・マアッラ町で確認された感染者数は45人。

AFP, June 13, 2020、ANHA, June 13, 2020、AP, June 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2020、Reuters, June 13, 2020、SANA, June 13, 2020、SOHR, June 13, 2020、UPI, June 13, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県ザーウィヤ山地方を爆撃する一方、トルコ軍は同地に新たな拠点を設置(2020年6月13日)

英国を拠点に活動する反体制系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから100日目となる6月13日、ロシア軍がイドリブ県ザーウィヤ山地方に対して爆撃を実施した。

爆撃は12日深夜から13日未明にかけて実施され、バーラ村、カフルナブル市近郊の森林地帯が標的となった。

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同じくイドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラジュ村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資などを積んだ車輌約40輌を、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

トルコ軍はまた、ザーウィヤ山地方のブライカ村に新たな拠点を設置した。

これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は68カ所となった。
(シリア人権監視団の計算だと64)

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルワ村、タッル・トゥーカーン村、サルマーン村、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡、シャイフ・アキール山、アナダーン山、アレッポ市ラーシディーン地区(南)、アイス村(アイス丘)
ハマー県:ムーリク市、シール・マガール村
ラタキア県:ザイトゥーナ村

拠点

イドリブ県:マアッル・ハッタート村、サラーキブ市(3カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ軍事キャンプ、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村(2カ所)、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村
アレッポ県:アナダーン市、アレッポ市ラーシディーン地区、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

なおこのほかにも、トルコ軍はM4高速道路沿線に監視ポスト14カ所を設置している。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアンカーウィー村に侵攻しようとしたシリア軍と交戦、これを撃退した。

これに対して、シリア軍はカストゥーン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルコマン山一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市のアッバースィーヤ交差点近くで爆弾が爆発し、元反体制武装集団戦闘員2人を含む3人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, June 13, 2020、ANHA, June 13, 2020、AP, June 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 13, 2020、Reuters, June 13, 2020、SANA, June 13, 2020、SOHR, June 13, 2020、UPI, June 13, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民23人と国内避難民(IDPs)3人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は580,791人、2019年以降帰還したIDPsは65,845人に(2020年6月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月13日付)を公開し、6月12日に難民23人(うち女性7人、子供12人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民23人(うち女性7人、子供12人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は580,791人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者185,543人(うち女性55,803人、子ども94,350人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,751人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は810,071人(うち女性243,079人、子供412,841人)となった。

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一方、国内避難民3人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは3人(女性1人、子供2人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した3人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は3人(女性1人、子供2人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は65,845人(うち女性22,986人、子供27,080人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,441人(うち女性405,545人、子供670,846人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 13, 2020をもとに作成。

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