アサド大統領のいとこのマフルーフ氏はシリアテル社の経営から排除され、財産が奪われていることに不満を表明(2020年6月1日)

アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏は公式アカウント(https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/)でコメントを発表し、シリアテル社に対する追徴金支払い問題をめぐって、同社の経営から排除され、財産が奪われていることに不快感を示した。

コメントの内容は以下の通り:

https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/posts/2553286714773567

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「慈悲深く慈悲あまねきアッラーの御名において。

一部の人が私有財産を牛耳り、我々が彼らの要求に応じない場合、我々の行為に対して深刻な措置を講じると脅すことを許す超絶的な力を持った目に見えない手があることは間違いない。

最初に行われた脅しは、SY-TRAが何の権限もなく、しかもすでに振り込まれている1340億シリア・ポンド(約270億円)の支払いをシリアテルに課すというものだ。

第2に、要求の上限が引き上げられ、SY-TRAへの配当金を会社の収益の50%に引き上げることを我々に強要してきた。それは会社の倒産をもたらしかねず、我々は受け入れなかった。

第3に、会社の暫定業務執行取締役に指示が出され、取締役会長と取締役会を完全に孤立させ、自らの利益を追及しようとする社外の勢力の指示に従わせた。

第4に、会社の一部経営陣に圧力をかけ、取締役会長との連絡を阻止しようとした。

第5に、ご存知の通り、多くの社員を拘束し、それ以外の社員を脅して、社外の勢力からの指示に抗うことなく、従わせた。彼らは最近になってようやく釈放された。

第6に、我々ではなく、会社が支払うべき金額を保証するとして、我々、そして妻子の動産と不動産を差し押さえた。本来であれば、会社の財産を予防的に差し押さえるべきであるのに。

第7に、会社を司法監督下に置くことが要請された。法律や規則に反するこの要請が出される1日前に、会社が支払いに同意し、そのために直ちに準備を行うとしたにもかかわらずだ。シリアテルのような持株会社の場合、司法監督人による訴えは、(SY-TRAのような契約相手でなく)最低でも株主1人の要請を受けて行われるはずである。また(社員間ではなく)取締役員間で経営をめぐる意見の相違が生じた場合に限られるはずで、本来であれば適用されるものではない。

こうしたことに反して何らかの措置が講じられれば、法律や規則に対する明白な違反となり、そうした違反によって、憲法が保護する私的所有権を明白に侵害することになる。

第8に、取締役会長や取締役員と関わりを持つことを阻止するとして最高経営責任者を交代させたのち、その後任として任命された最高経営責任者に圧力をかけ、前任者の業務遂行について謝罪させたことだ。

私的財産権や個人の自由に対して行われているこうした行き過ぎ、違反、侵害の一切が、関係者を排除し、あるいは彼らの承知しないところで、行われてよいのか?!

これまで述べたことは、いずれも、こうした行き過ぎや侵害行為を食い止め、我々が施行されている法律と規則のみに従って要求している正義を貫くためだけに、我々が関係者に知らせたいと思っていることだ。

近いうちに、法律や規則が適用され、不正に苦しむ者が、法的資格を有さない会社の司法監督人の要請に応えないことで正義を貫くことになるのか、法律や規則が保護している権利や所有権が無視され、会社の総会で合法的に選ばれた取締役会が、会社の運営や決定にかかる権限を行使することを阻止され、株主の真の希望を代表してない不当な司法監督人、あるいは法律擁護者が取締役会に取って代わるのか、決着が付くことになる。

次のような言葉で締めくくりたい。この会社は過去10年にわたり、そして今も、株主の利益の70%を慈善活動に費やし、こうした支援を困った人それぞれに、1日たりとも寄り添わなかったことはなかった。この数年間に供出した金額は膨大な額に達するが、それは寄付金を受けるに値する人々への神からの贈り物だ。

こうした活動は、誰であろうと、寄付金を受けるに値する人々から取り上げることなどできない。率直に、明白に、そして勇気と信頼をもって繰り返したい。これらの寄付金をあなた方に届けることを阻止することなど誰もできない。誰もできない。誰もできないのだ。なぜなら、それは唯一の者の命令によるからだ。彼らが不正に苦しむ者に対する不正者を支援する姿勢に固執するなら、私を呪うがいい。この茶番を止め、不正者の足下から地面を揺るがすような神の介入がなければ、そうすればいい。

彼の力と威厳に、あなた方は驚愕することになろう。」

AFP, June 2, 2020、ANHA, June 2, 2020、AP, June 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2020、Reuters, June 2, 2020、SANA, June 2, 2020、SOHR, June 2, 2020、UPI, June 2, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構のジャウラーニー指導者が自身の素性を初めて語る(2020年6月1日)

ドゥラル・シャーミーヤ(6月1日付)は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者が最近行ったイドリブ県ザーウィヤ山地方住民との懇談で、自身の素性を初めて語ったと伝えた。

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同サイトによると、「我々が知らないジャウラーニーという人物は誰なのか? 彼が誰なのか皆が訊ねている」という住民らからの問いかけに対して、ジャウラーニー指導者は「1980年あるいは1981年生まれで、占領下ゴラン高原のフィーク町出身のアフマド・フサイン・シャルアだ」と答えた。

ジャウラーニー指導者はまた「私の家族は首都ダマスカスに避難し、そこで暮らすことを余儀なくされた。父は政府の高官を務め、内閣でも勤務した。石油関係の著書を出している」と付言した。

さらに「父はシリアとエジプトが分離した時、政治難民としてイランに逃れ、そこに定住した。その後、サウジアラビアに移り、幾度かの旅行や転居を経て、アフマド・フサイン・シャルアが生まれた。彼には3人の息子と2人の娘がいる」と続けた。

自身の経歴については、「ダマスカス大学理学部で、1年次と2年次を学んだ後、2003年に米国がイラクに侵攻し、戦争が勃発、数千という若者たちと同じく、米国に対する「ジハード」に参加するためにイラクに行くことを選択した…。しかし、イラクで逮捕され、2011年3月11日まで投獄された。釈放後にシリアに移動した」と述べた。

シリア国内の刑務所で収監されていたとの情報、イラクからシリア政府に身柄が引き渡されたとの情報については否定した。

また4人の妻がいるとの情報については、「妻は1人しかいない」と否定、子供の有無については明らかにしなかった。

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ドゥラル・シャーミーヤによると、父が出版した著書4冊のうち3冊は『アラブの祖国における石油と包括的成長』、『サウジアラビアの経済開発と成長の未来』、『基本設備建設段階のサウジ経済』で、サウジアラビア滞在中の1983~1984年に公刊された。

4冊目は、『OPEC、1960~1985年:大変動と続く挑戦』で、1987年にダマスカスで公刊された。

ジャウラーニー指導者の父は、石油省で勤務した後、首相府の顧問を務め、クナイトラ県議会の議員にも選出されたことがあったという。

また、ハーフィズ・アサド前政権、アサド政権に対して批判的な立場をとり、経済学者のアーリフ・ダリーラ氏が主催した「火曜経済フォーラム」、ビジネスマンで人民議会議員も務めたリヤード・サイフ氏が立ち上げた「国民対話会議」に参加、2011年3月にアラブの春がシリアに波及すると、「シリア革命」を支持したが、武装闘争には反対したという。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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シリア金融市場証券委員会(SCFMS)はシリアテル社株の取引停止を決定(2020年6月1日)

シリア金融市場証券委員会(SCFMS)は理事会決定第57号を出し、6月2日から追って通知があるまでの期間、アサド大統領のいとこのラーミー・マフルーフ氏が取締役会長を務めるシリアテル社の株式の取引を停止することを決定した。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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トルコがシリア人傭兵(国民軍戦闘員)400人を新たにリビアに派遣(2020年6月1日)

シリア人権監視団は、トルコが国民合意政府(GNA)を支援するために、シリア人傭兵(国民軍戦闘員)400人を新たにリビアに派遣したと発表した。

これにより、リビアに派遣された国民軍戦闘員は11,600人に達した。

トルコ占領下のシリア北部では2,500人がリビア派遣に備えて教練を受けているという。

また、シリア人権監視団によると、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍との最近の戦闘で、国民軍戦闘員12人が新たに死亡した。

これにより、リビアで戦死した国民軍戦闘員は351人(うち18歳以下の子供20人)となった。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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イラク・クルディスタン地域での外出禁止令発出を受けて北・東シリア自治局が所轄するスィーマルカー国境通行所再び閉鎖(2020年6月1日)

ハサカ県では、ANHA(6月1日付)によると、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的としたイラク・クルディスタン地域での外出禁止令発出を受けて、北・東シリア自治局が所轄するスィーマルカー国境通行所局が、6月2日から6日までの4日間通行所を閉鎖することを決定した。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアレッポ市内、タッル・リフアト市近郊でトルコと国民軍の権利侵害と占領に反対する抗議デモ(2020年6月1日)

アレッポ県では、ANHA(6月1日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区で、トルコやその支援を受ける国民軍によるアフリーン市住民への権利侵害に抗議するデモが行われ、住民数百人が参加した。

また、タッル・リフアト市一帯のいわゆる「シャフバー地区」でも、アフリーン郡からの国内避難民(IDPs)や地元住民数千人が、タッル・スースィーン村からサルダムIDPsキャンプに向かってデモ行進を行い、トルコの占領に抗議した。


一方、トルコの占領下にあるアフリーン市近郊のジンディールス町では、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、多数が死傷した。

さらに、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるマンビジュ市北のヤーシリー村とウンム・アダサ村一帯で、トルコの支援を受ける国民軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会が散発的に交戦した。

このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(6月1日付)などによると、トルコ占領下のマーリア市で、国民軍憲兵隊の隊員1人が、高速で走行していたトルコ軍装甲車にひかれて、死亡した。

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ラッカ県では、ANHA(6月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のクーバルラク村を砲撃した。

また、シリア人権監視団によると、国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のジャフバル穀物サイロ一帯を砲撃した。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領は5人の新県知事と会談(2020年6月1日)

アサド大統領は、ハマーム・サーディク・ダブヤート・スワイダー県知事、バッサーム・マムドゥーフ・バールスィーク・ヒムス県知事、ムハンマド・ターリク・クライシャーティー・クナイトラ県知事、マルワーン・イブラーヒームシャルバク氏・ダルアー県知事、ガッサーン・ハリーン・ハリール・ハサカ県の任命式を行い、5人と懇談した。

5人は5月30日に2020年政令第127号、第128号、第129号、第130号、第131号によって県知事に任命されていた。

SANA(6月1日付)が伝えた。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県ハーン・シャイフーン市にテロを避けて避難していた住民50世帯約200人が帰還(2020年6月1日)

イドリブ県では、SANA(6月1日付)によると、2019年8月にシリア軍によって奪還されたハーン・シャイフーン市に、同地でのテロを避けて避難していた住民50世帯約200人が帰還した。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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保健省は1人の新型コロナウイルス感染者が新たに確認されたと発表(2020年6月1日)

保健省は1人の新型コロナウイルス感染者が新たに確認されたと発表した。

これにより、6月1日現在の同地での感染者数は計123人、うち死亡したのは5人、回復したのは46人となった。

SANA(6月1日付)が伝えた。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はM4高速道路沿線のイドリブ県アリーハー市内に展開(2020年6月1日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから88日目となる6月1日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(イドリブ県6件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路沿線のブサンクール村で、正体不明の武装集団が反体制武装組織メンバーの車を襲撃し、乗っていた2人が死亡、子供1人が負傷した。

こうしたなか、トルコ軍は、M4高速道路上に位置するアリーハー市内に展開した。

トルコ軍はまた、兵站物資を積んだ貨物車輌25輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃し、「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、新興のアル=カーイダ系組織からなる「信者を煽れ」作戦司令室が、県南部のルワイハ村一帯を砲撃、シリア軍兵士4人が死亡、3人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーフタ町と東ムライハ村を結ぶ街道で第4師団の兵士1人が何者かの発砲を受けて死亡した。

AFP, June 1, 2020、ANHA, June 1, 2020、AP, June 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 1, 2020、Reuters, June 1, 2020、SANA, June 1, 2020、SOHR, June 1, 2020、UPI, June 1, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民88人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は580,441人に(2020年6月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月1日付)を公開し、5月31日に難民88人(うち女性27人、子供45人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民88人(うち女性27人、子供45人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は580,441人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者185,193人(うち女性55,696人、子ども94,169人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,721人(うち女性242,972人、子供412,660人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰還はなかった。

なお、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は65,785人(うち女性22,965人、子供27,053人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,381人(うち女性405,524人、子供670,819人)となった(数値修正)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 1, 2020をもとに作成。

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