イスラエル軍所属と思われる無人航空機(ドローン)複数機がダイル・ザウル県の「イランの民兵」を2度にわたって爆撃(2021年1月30日)

ダイル・ザウル県では、アイン・フラート(1月31日付)によると、イスラエル軍所属と思われる無人航空機(ドローン)複数機が、シリア政府の支配下にあるジャラー町近郊のフマール油田に隣接する「イランの民兵」の拠点複数カ所と、四輪駆動車4台からなる車列を2度にわたって爆撃した。

AFP, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、‘Ayn al-Furat, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県知事が地元のアラブ系部族およびクルド系部族双方の部族長や名士と会合を開き、ハサカ市とカーミシュリー市内の政府支配地域(治安厳戒地区)に対するシリア民主軍の包囲への対応について協議(2021年1月30日)

ハサカ県では、SANA(1月30日付)によると、ガッサーン・ハリール県知事が地元のアラブ系部族およびクルド系部族双方の部族長や名士と会合を開き、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市とカーミシュリー市内のシリア政府支配地域(治安厳戒地区)に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の包囲への対応について協議した。

SANA(1月30日付)によると、会合では、ハリール県知事は、国民統合と住民の安全を訴える一方、部族長と名士は、シリア民主軍による不当な包囲の解除に向けて、政府や軍への支持を表明した。

AFP, January 30, 2021、ANHA, January 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2021、Reuters, January 30, 2021、SANA, January 30, 2021、SOHR, January 30, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県でシリア民主軍が検問所を通過しようとしたダイル・ザウル民政評議会のガッサーン・ユースフ議長の車に向けて発砲し、ユースフ議長が負傷、護衛2人が死亡(2021年1月30日)

ラッカ県では、SANA(1月30日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるカラーマ村で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が検問所を通過しようとしたダイル・ザウル民政評議会のガッサーン・ユースフ議長の車に向けて発砲し、ユースフ議長が負傷、護衛2人が死亡した。

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ハサカ県では、SANA(1月30日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市南のハラーフィー街道で、シリア民主軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、乗っていた兵士が死傷した。

AFP, January 30, 2021、ANHA, January 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2021、Reuters, January 30, 2021、SANA, January 30, 2021、SOHR, January 30, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県アフリーン市で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供3人を含む5人が死亡、25人が負傷(2021年1月30日)

アレッポ県では、SANA(1月30日付)、ANHA(1月30日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市の工業地区(カーワー・ハッダード広場近く)で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供3人を含む5人が死亡、25人が負傷した。

AFP, January 30, 2021、ANHA, January 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2021、Reuters, January 30, 2021、SANA, January 30, 2021、SOHR, January 30, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で75人、北・東シリア自治局支配地域で13人(2021年1月30日)

保健省は政府支配地域で新たに75人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者54人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、1月30日現在の同地での感染者数は計13,998人、うち死亡したのは916人、回復したのは7,481人となった。

SANA(1月30日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに13人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治したと発表した。

これにより、1月30日現在の同地での感染者数は計8,476人、うち死亡したのは296人、回復したのは1,212人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性9人、女性4人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市2人、カーミシュリー市3人、マアバダ(カルキールキー)町1人、アレッポ県のマンビジュ市3人、ラッカ県のタブカ市3人、ダイル・ザウル県1人。

ANHA(1月30日付)が伝えた。

AFP, January 30, 2021、ANHA, January 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2021、Reuters, January 30, 2021、SANA, January 30, 2021、SOHR, January 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民47人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は647,611人に(2021年1月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月30日付)を公開し、1月29日に難民47人(うち女性14人、子供24人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民47人(うち女性14人、子供24人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は647,611人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者252,363人(うち女性75,860人、子ども128,435人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,727,643人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は876,891人(うち女性263,122人、子供446,926人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は68,893人(うち女性24,410人、子供27,987人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,337,489人(うち女性406,699人、子供671,753人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 30, 2021をもとに作成。

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