ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊でイランイスラーム革命隊の車輌が所属不明のドローンの攻撃を受け、3人死亡(2021年1月17日)

ダイル・ザウル県では、アイン・フラート(1月18日付)によると、所属不明の無人航空機(ドローン)1機が、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊の線路近くでイラン・イスラーム革命防衛隊の車輌1輌を攻撃し、乗っていた3人が死亡、2人が負傷した。

AFP, January 18, 2021、ANHA, January 18, 2021、‘Ayn al-Furat, January 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2021、Reuters, January 18, 2021、SANA, January 18, 2021、SOHR, January 18, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコによってリビアに派遣されていたシリア人傭兵の戦闘員約95人が新たに帰国する一方、200人が新たにリビアへ(2021年1月17日)

シリア人権監視団によると、リビアの国民合意政府(GNA)を支援するため、トルコによってリビアに派遣されていたシリア人傭兵(国民軍)の戦闘員約95人が新たに帰国した。

国民軍戦闘員は1月14日にも帰国する一方、新たに200人ほどの傭兵がリビアに派遣されたという。

AFP, January 17, 2021、ANHA, January 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2021、Reuters, January 17, 2021、SANA, January 17, 2021、SOHR, January 17, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県で掃討作戦を続ける国防軍とパレスチナ人民兵組織のクドス旅団がダーイシュが敷設した地雷に触れて9人死亡(2021年1月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、国防軍とロシアの支援を受けるパレスチナ人民兵組織のクドス旅団が、カバージブ村、シューラー村からヒムス県スフナ市一帯の砂漠地帯で街道の安全を確保するためのダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を実施したが、ダーイシュが敷設した地雷に触れて、クドス旅団民兵5人を含む9人が死亡した。

一方、ロシア軍戦闘機は、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯のダーイシュ拠点に対して40回以上の爆撃を実施した。

AFP, January 17, 2021、ANHA, January 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2021、Reuters, January 17, 2021、SANA, January 17, 2021、SOHR, January 17, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県タブカ市南の遠距離バス・タクシー発着場に設置されている通行所を封鎖(2021年1月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタブカ市南の遠距離バス・タクシー発着場に設置されている通行所を封鎖した。

封鎖は、同地の南に位置する北・東シリア自治局の支配下にあるスィフヤーン村近くに設置されているシリア軍検問所2カ所が何者によって攻撃されたことを受けた措置。

AFP, January 17, 2021、ANHA, January 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2021、Reuters, January 17, 2021、SANA, January 17, 2021、SOHR, January 17, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とその支配下にある国民軍はトルコ占領下のハサカ県アルーク村の揚水場の稼働を停止し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域への水道水供給を停止(2021年1月17日)

ハサカ県では、SANA(1月17日付)によると、トルコ軍とその支配下にある国民軍が、トルコ占領下のアルーク村の揚水場の稼働を停止し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域への水道水の供給を停止した。

AFP, January 17, 2021、ANHA, January 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2021、Reuters, January 17, 2021、SANA, January 17, 2021、SOHR, January 17, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコの占領下にあるアレッポ県サジュー村中心街の野菜市場で爆弾が爆発し、住民1人死亡、8人負傷(2021年1月17日)

アレッポ県では、SANA(1月17日付)によると、トルコの占領下にあるサジュー村中心街の野菜市場で爆弾が爆発し、住民1人が死亡、8人が負傷した。

AFP, January 17, 2021、ANHA, January 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2021、Reuters, January 17, 2021、SANA, January 17, 2021、SOHR, January 17, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍の貨物トレーラー約20輌からなる車列が、北・東シリア自治局下のハサカ件で収穫された穀物などの農作物を積んでイラクへ(2021年1月17日)

ハサカ県では、SANA(1月17日付)によると、米軍の貨物トレーラー約20輌からなる車列が、北・東シリア自治局で収穫された穀物などの農作物を積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所に向かった。

AFP, January 17, 2021、ANHA, January 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2021、Reuters, January 17, 2021、SANA, January 17, 2021、SOHR, January 17, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で94人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で23人(2021年1月17日)

保健省は政府支配地域で新たに94人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者74人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、1月17日現在の同地での感染者数は計13,036人、うち死亡したのは832人、回復したのは6,548人となった。

SANA(1月17日付)が伝えた。

**

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月17日に新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、323人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡4人、イドリブ郡5人、ハーリム郡4人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡3人、バーブ郡1人、アフリーン郡4人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計20,845人、うち回復したのは15,041人、死亡したのは376人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1492754760929410/

AFP, January 17, 2021、ACU, January 17, 2021、ANHA, January 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2021、Reuters, January 17, 2021、SANA, January 17, 2021、SOHR, January 17, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がイドリブ県内の「決戦」作戦司令室支配地を砲撃(2021年1月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるルワイヒーナ村にあるシリア軍検問所を正体不明の武装集団が襲撃し、爆発が発生、兵士3人が負傷、複数人が負傷した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を15件(イドリブ県6件、ラタキア県5件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は14件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 17, 2021、ANHA, January 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 17, 2021、Reuters, January 17, 2021、SANA, January 17, 2021、SOHR, January 17, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民126人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は646,679人に(2021年1月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月16日付)を公開し、1月15日に難民126人(うち女性38人、子供65人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民126人(うち女性38人、子供65人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は646,679人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者251,431人(うち女性75,578人、子ども127,961人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,736,363人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は875,959人(うち女性262,854人、子供446,452人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 17, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.