イラン・イスラーム革命防衛隊の古参司令官ゴラーム・ハサン・デフガーン・アーザード氏がシリアで死亡(2021年1月10日)

イラン学生通信(ISNA、1月10日付)などイランの各メディアは、イラン・イスラーム革命防衛隊の古参司令官の一人ゴラーム・ハサン・デフガーン・アーザード氏がシリア国内で死亡したと発表した。

死因は不明。

AFP, January 11, 2021、ANHA, January 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2021、ISNA, January 10, 2021、Reuters, January 11, 2021、SANA, January 11, 2021、SOHR, January 11, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領のいとこのマフルーフ氏はフェイスブックを通じて、大統領に自らへの不正に対処するよう改めて要求(2021年1月10日)

アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏は、自身のフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/)にメッセージを投稿した。

そのなかで、マフルーフ氏は、最高司法評議会の議長も兼務するアサド大統領宛に書簡を送り、自身が経営に関与していた会社や財産を譲渡しないことを理由に「戦争成金」から脅迫を受け、自身、家族、そして自身が経営に関与していた会社の財産をねつ造された契約によって没収されたと改めて主張、大統領がこれに満足するのであれば、今後はこのことで発言することはないと表明、送った1月10日付の書簡を転載した。

https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/posts/3156094121159487

AFP, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市でシリア民主軍による食糧品搬入阻止と封鎖に抗議するデモ(2021年1月10日)

ハサカ県では、SANA(1月10日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市で、シリア政府の支配下にある治安厳戒地区(ハラクー地区、タイ地区)に対して人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が1月3日から行っている食糧品の搬入阻止と封鎖に抗議するデモが行われた。

AFP, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021などをもとに作成。

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ハマー県でシリア軍とダーイシュの戦闘、ロシア軍の爆撃が続くなか、ラッカ県、ダイル・ザウル県でシリア軍、国防隊、クドス旅団が攻撃を受ける(2021年1月10日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のラフジャーン村一帯にあるシリア軍の拠点複数カ所を激しく攻撃、シリア軍および親政権民兵と交戦した。

戦闘激化を受けて、ロシア軍戦闘機複数機が、県東部一帯に対して重点的に爆撃を実施した。

ロシア軍戦闘機はまた、ヒムス県東部、ラッカ県西部の砂漠地帯でもダーイシュを狙って爆撃を実施した。

ロシア軍は1月7日以降、各所に170回以上の爆撃を実施、8日以降の戦闘でシリア軍・親政権民兵の兵士19人、ダーイシュ戦闘員12人が死亡している。

一方、ラフジャーン村、シャークースィーヤ村一帯で1月8日に消息を絶ったシリア軍将兵約15人からの連絡は途絶えたままだという。

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ダイル・ザウル県では、タルトゥース24(1月10日付)などによると、シリア政府の支配下にあるシューラー村近郊の砂漠地帯で、国防隊とパレスチナ人民兵のクドス旅団の部隊からなる車列が要撃を受け、国防隊の兵士8人(ほとんどがダイル・ザウル県マヤーディーン市)、クドス旅団の民兵6人が死亡、数十人が負傷した。

要撃したのは、ダーイシュ(イスラーム国)だと思われる。

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シリア人権監視団は、2021年1月1日以降、ロシア軍による爆撃は400回以上に達する一方、ダーイシュによる攻撃や戦闘で死亡したシリア軍と親政権民兵の兵士は44人にのぼっていると発表した。

AFP, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021、Tartus 24, January 10, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県シャッダーディー市在住でイスラーム国の脅迫を受けていたイラク人青年が殺害される(2021年1月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市近郊のバフサ村で、同地在住のイラク人青年1人が何者かによって撃たれて死亡した。

この青年は、ダーイシュ(イスラーム国)から脅迫され、殺害予告を受けていた。

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ラッカ県では、SANA(1月10日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタブカ市西の大アーイド村、小アーイド村近郊で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士2人が死亡した。

AFP, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021などをもとに作成。

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米軍の車列がハサカ県マーリキーヤ市から穀物を積んでイラクへ移動する一方、米主導の有志連合はダイル・ザウル県のCONOCOガス工場とウマル油田の基地の軍備を増強(2021年1月10日)

ハサカ県では、SANA(1月10日付)によると、米軍の貨物トレーラー、冷蔵冷凍トレーラー約10輌からなる車列が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマーリキーヤ市から、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所に向かった。

車列は、シリア国内の穀物サイロから盗奪した小麦などの穀物を積んでいるという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約25輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ダイル・ザウル県のCONOCOガス工場とウマル油田に設置されている基地に向かった。

AFP, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で90人、シャーム解放機構支配下の「解放区」とトルコ占領地で28人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で37人(2021年1月10日)

保健省は政府支配地域で新たに90人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者76人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、1月10日現在の同地での感染者数は計12,364人、うち死亡したのは774人、回復したのは6,029人となった。

SANA(1月10日付)が伝えた。

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シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部での新型コロナウイルス感染者数が1月9日に28人を記録、感染者の総数が20,646人に達したと発表した。

うち回復したのは13,608人が完治、死亡したのは約260人となったという。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月10日に新たに37人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、56人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡5人、イドリブ郡10人、ハーリム郡15人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡1人、アフリーン郡5人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計20,683人、うち回復したのは13,664人、死亡したのは357人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1488019638069589/

AFP, January 10, 2021、ACU, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦(2021年1月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、バイニーン村で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のクライディーン村、アンカーウィー村で砲撃戦を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を16件(イドリブ県8件、ラタキア県5件、アレッポ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 10, 2021、ANHA, January 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 10, 2021、Reuters, January 10, 2021、SANA, January 10, 2021、SOHR, January 10, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民572人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は644,630人に(2021年1月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月10日付)を公開し、1月9日に難民572人(うち女性172人、子供292人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民572人(うち女性172人、子供292人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は644,630人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者249,382人(うち女性74,963人、子ども126,915人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,735,845人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は873,910人(うち女性262,239人、子供445,406人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 10, 2021をもとに作成。

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