北・東シリア自治局ジャズィーラ地域の殉教者遺族機構は、スィーマルカー国境通行所前でイラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたカリーラー部隊の若者の遺体の引き渡しを求めて続けていた座り込みデモの終了を宣言(2021年1月23日)

ハサカ県では、ANHA(1月23日付)によると、イラク・クルディスタン民主党の部隊によって殺害されたクルディスタン労働者党(PKK)の民兵組織である人民防衛部隊(HPG)所属のカリーラー(カレラ)部隊のメンバー5人の遺体引き渡しを求めて、北・東シリア自治局ジャズィーラ地域の殉教者遺族機構が、スィーマルカー国境通行所前の広場にテントを設置して続けてきた座り込みデモを終了し、今後は別の場所で遺体引き渡しを求める運動を続けると発表した。

座り込みデモは、2021年10月5日に開始され、111日にわたって続けられていた。

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アル・モニター(1月20日付)は、イラク・クルディスタン民主党が米国の説得に応じて、12月15日閉鎖していたフィーシュ・ハーブール国境通行所(シリア側はスィーマルカー国境通行所)を再開することに同意したと伝えていた。

シリア人権監視団によると、イラク・クルディスタン地域政府は1月24日に通行所を再開する見込みだという。

AFP, January 23, 2022、ANHA, January 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2022、al-Monitor, January 20, 2022、Reuters, January 23, 2022、SANA, January 23, 2022、SOHR, January 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル市とサフバ町で指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年1月23日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月23日付)によると、1月19日にダイル・ザウル市スポーツ・サロンで開設された和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

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ラッカ県では、SANA(1月23日付)によると、1月12日にサブハ町に設置された和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, January 23, 2022、ANHA, January 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2022、Reuters, January 23, 2022、SANA, January 23, 2022、SOHR, January 23, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県とヒムス県の砂漠地帯でダーイシュに対して20回の爆撃を実施(2022年1月23日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がラッカ県ラサーファ砂漠とヒムス県のスフナ市一帯の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して20回の爆撃を実施した。

AFP, January 23, 2022、ANHA, January 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2022、Reuters, January 23, 2022、SANA, January 23, 2022、SOHR, January 23, 2022などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌、冷凍トレーラー、戦車を載せた大型トレーラーなど66輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2022年1月23日)

ハサカ県では、SANA(1月23日付)によると、米主導の有志連合の貨物車輌、冷凍トレーラー、戦車を載せた大型トレーラーなど66輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入した。

AFP, January 23, 2022、ANHA, January 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2022、Reuters, January 23, 2022、SANA, January 23, 2022、SOHR, January 23, 2022などをもとに作成。

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ロシア国防省は過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反が3件発生したと発表、トルコ側が発表した停戦違反件数は7件(2022年1月23日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反3件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3143241002585301

AFP, January 23, 2022、ANHA, January 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 23, 2022、Reuters, January 23, 2022、SANA, January 23, 2022、SOHR, January 23, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で42人、北・東シリア自治局支配地域で17人(2022年1月23日)

保健省は政府支配地域で新たに42人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者255人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、1月23日現在のシリア国内での感染者数は計50,985人、うち死亡したのは2,968人、回復したのは36,203人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/235558622085455

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに17人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、1人が死亡したと発表した。

これにより、1月23日現在のシリア国内での感染者数は計37,342人、うち死亡したのは1,522人、回復したのは2,522人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性12人、女性5人。

また地域の内訳は、ハサカ県のカーミシュリー市11人、マーリキーヤ(ダイリーク)市4人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市2人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1774470122742917

AFP, January 23, 2022、ACU, January 23, 2022、ANHA, January 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2022、Reuters, January 23, 2022、SANA, January 23, 2022、SOHR, January 23, 2022などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民310人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は744,520人に(2022年1月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月22日に難民310人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民299人(うち女性90人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは11人(うち女性3人、子供6人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は744,520人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者347,167人(うち女性104,328人、子ども176,760人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,353人(うち女性119,256人、子ども202,659人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,972人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は973,800人(うち女性292,242人、子供496,341人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,685人(うち女性41,397人、子供34,088人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,281人(うち女性423,956人、子供677,854人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3143237919252276

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 23, 2022をもとに作成。

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米国務省のプライス報道官はダーイシュによるグワイラーン刑務所襲撃・脱獄事件を非難、シリア民主軍の対応を称賛(2022年1月22日)

米国務省のネッド・プライス報道官はハサカ県ハサカ市グワイラーン地区にあるグワイラーン刑務所(高等学校)での襲撃・脱獄事件非難する声明を出した。

声明の骨子は以下の通り:

米国は木曜日(10月20日)のダーイシュによるシリア北東部ハサカ県の(北・東シリア自治局)内務治安部隊の拘留センターに対する、ダーイシュ・メンバーを脱獄させようとした攻撃を非難する。

我々はシリア民主軍の迅速な対応と、シリア北東部でのダーイシュとの戦いへの継続的な取り組みを称賛する。我々は、最初の爆破攻撃、そしてその後の戦闘で犠牲となった守衛の家族に心からお悔み申し上げる。

拘留施設への攻撃は、1年以上にわたってダーイシュの最優先事項だった…。今回の攻撃は、ダーイシュ戦闘員の拘留状況を改善、さらには拘留施設の安全対策強化のため、ダーイシュを打ち負かす有志連合のイニシアチブにさらなる資金提供を行う必要を浮き彫りにした。また、戦闘員の出身国が拘留されている自国民を本国に送還し、リハビリ、再統合、起訴することが下級に必要だということを強調するものだ。

AFP, January 23, 2022、ANHA, January 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2022、Reuters, January 23, 2022、SANA, January 23, 2022、SOHR, January 23, 2022などをもとに作成。

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北・東シリア自治局のアサーイシュがアレッポ市シャイフ・マクスード地区への人や車輌の往来を禁止(2022年1月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が、同自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区への人や車輌の往来を禁止した。

この措置は、同地区とシリア政府支配地の境界に設置されているシリア軍第4師団の検問所で、シリア政府と北・東シリア自治局との連絡調整担当者が乗った車に対して検問を行おうとしたのを受けたものだという。

AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

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ダーイシュがラッカ県ラサーファ砂漠各所に設置されているシリア軍と国防隊の拠点を襲撃し、12人負傷(2022年1月22日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府の支配下にあるラサーファ砂漠各所に設置されているシリア軍と国防隊の拠点を襲撃し、これにより12人が負傷した。

AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市一帯でトルコ軍・シリア国民軍とシリア民主軍が激しく交戦、住民を含む7人死亡(2022年1月22日)

ラッカ県では、ANHA(1月22日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のジャフバル村、ムシャイリファ村、マアラク村、ヒーシャ村の給水所と発電所、ファーティサ村、スカイルー村、ナヒール休憩所などM4高速道路沿線、アイン・イーサー国内避難民(IDPs)キャンプを砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦し、激しい戦闘となった。




この戦闘で、ジャフバル村で住民2人が死亡、ムシャイリファ村などで4人が負傷した。

一方、シリア民主軍は、ムシャイリファ村・ジャフバル村間からシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にある地域に潜入を試みたシリア国民軍の戦闘員5人を殺害、うち2人の遺体を捕獲した。

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トルコ軍とシリア国民軍の攻撃に関して、民主統一党(PYD)の総合評議会は声明を出し、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)とシリア民主軍がハサカ市グワイラーン刑務所での混乱を収拾しようとするのを阻止しようとしていると非難した。

AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

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外務在外居住者省はグワイラーン刑務所の襲撃・脱獄事件をめぐってシリア民主軍と米国を厳しく非難(2022年1月22日)

外務在外居住者省は、シリア政府と北・東シリア自治局が共同統治するハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるグワイラーン刑務所(工業高校)でのダーイシュ(イスラーム国)の襲撃・脱獄事件に関する声明を出し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と米国を厳しく非難した。

声明の骨子は以下の通り:

ダーイシュとシリア民主軍は過去数日にわたって、ハサカ県の民間人虐殺、インフラ破壊という罪を犯した。米占領部隊、とりわけ航空機がこの攻撃に野蛮なかたちで参加し、老人、子供、女性など無実の民間人が犠牲となった。

数千世帯がシリアの国家が掌握している地域内に安全な場所を求めて避難し、米国や西側諸国がシリアに非道徳的な一方的制裁を科しているにもかかわらず、避難場所、薬、飲料水、暖房、支援物資を提供された。

シリア民主軍は、工業高校を含むハサカ県の多くの学校を占拠し、生徒を追放し、刑務所として流用している。また、ハサカ市内の経済、行政関連機関、病院、クリニックなどの医療機関を占拠しているが、米軍戦闘機とシリア民主軍の犯罪者どもはこれらの施設を容赦なく破壊した。

「テロとの戦い」はメディアでのプロパガンダでも、偽りのスタンスでもない。

シリア・アラブ軍とその同盟者たちは、「テロとの戦い」を通じて、シリアの国土の大部分を犯罪から解放し、テロリストと協力しているのが米国とその手先のヌスラ戦線(現在のシャーム解放機構)などのテロ民兵であることを証明した。彼らは、米国やトルコの指示に従って、シリアなどこの地域の国々に治安と安定をもたらそうとしている市民の意思に反した行動をとっている。

シリア・アラブ共和国は、改めて、米軍とトルコ軍の撤退を要求し、米国とシリア民主軍の行為が戦争犯罪、人道に対する犯罪のレベルに達しているとみなす。

国連の人道関連機関、そのほかの人道関連機関に、避難を余儀なくされた住民への緊急支援を求める。

国連安保理に、シリア北東部において無垢の民間人を守り、国際の平和と安全を維持するための責任を果たすよう求める。

SANA(1月22日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3181829055437533

AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

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グワイラーン刑務所の襲撃・脱獄事件での混乱を受けて住民の避難が続き、政府の認可を受けたNGO組織などが支援にあたる(2022年1月22日)

ハサカ県では、SANA(1月22日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるグワイラーン刑務所(工業高校)でのダーイシュ(イスラーム国)メンバーの襲撃・脱獄事件に伴う戦闘と混乱を受けて、北・東シリア自治局の支配下にある刑務所一帯の地区(グワイラーン地区、ズフール地区)では、住民が避難を続け、ハサカ県社会問題労働局によると、シリア政府の認可を受けたNGO組織などが支援にあたった。



AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

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グワイラーン刑務所の襲撃・脱獄事件:シリア民主軍とアサーイシュとダーイシュの戦闘続く(2022年1月22日)

北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の総司令部は声明を出し、シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるグワイラーン刑務所(工業高校)でのダーイシュ(イスラーム国)メンバーの襲撃・脱獄事件に関して、グワイラーン地区を完全に包囲し、同地区およびその周辺地区で実行犯・脱獄者らを逮捕に向けた掃討作戦を行っていると発表した。

声明によると、20日に発生した事件では、アサーイシュの隊員1人が死亡、7人が負傷したという。

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ANHA(1月22日付)によると、グワイラーン地区に隣接するズフール地区、グワイラーン刑務所一帯では、アサーイシュが人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受けてダーイシュのメンバーらと交戦を続けた。

また、ハサカ市北西のヒルバト・イリヤース村、トゥワイナ村でダーイシュのスリーパーセルのアジトを急襲し、これを掃討した。



一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車列がシリア民主軍、アサーイシュを支援するためにグワイラーン刑務所に派遣された。

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ANHAによると、アサーイシュと人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は1月20日以降、グワイラーン刑務所一帯での戦闘や捜索で新たにダーイシュ・メンバー27人を殺害した。

一方、シリア民主軍広報センターによると、シリア民主軍、アサーイシュ側はこれまでに17人が死亡、23人が負傷しているという。

シリア人権監視団によると、死者は102人で、うち61人がダーイシュ、34人がシリア民主軍テロ撲滅部隊(YAT)、アサーイシュ、刑務所の守衛、7人が民間人だという。

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シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプ(ハサカ県)内にあるダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族を収容するブロック内で、複数の女性がグワイラーン刑務所との連帯を指示するシュプレヒコールを連呼し、襲撃・脱獄に支持を表明した。

AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

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スィーマルカー国境通行所前でイラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたカリーラー部隊の若者の遺体の引き渡しを求める座り込みデモに北・東シリア自治局ジャズィーラ地域教育委員会メンバーが参加(2021年1月22日)

ハサカ県では、ANHA(1月22日付)によると、イラク・クルディスタン民主党の部隊によって殺害されたクルディスタン労働者党(PKK)の民兵組織である人民防衛部隊(HPG)所属のカリーラー(カレラ)部隊のメンバー2人の遺体引き渡しを求めて、北・東シリア自治局ジャズィーラ地域の殉教者遺族機構がスィーマルカー国境通行所前の広場にテントを設置して続けている座り込みデモに同自治局ジャズィーラ地域教育委員会(教育省に相当)メンバーが参加、テント前で抗議行動を行った。

AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市とサフバ町で指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年1月22日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月22日付)によると、1月19日にダイル・ザウル市スポーツ・サロンで開設された和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

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ラッカ県では、SANA(1月22日付)によると、1月12日にサブハ町に設置された和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

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首相府は寒波による大雪への対応を可能にするあらゆる措置を講じるため、1月23日から27日まで公的機関の業務を一時停止することを決定(2022年1月22日)

首相府は、1月18日から20日にかけての寒波による大雪への対応を可能にするあらゆる措置を講じるため、1月23日から27日まで公的機関の業務を一時停止することを決定、これを発表した。

シリアでは、1月18日、内務省の交通局が、ラタキア県とスワイダー県の一部を除く全県ですべての舗装道路を大雪により通行止めとしていた。

また、1月20日にも、ダマスカス郊外県、ハマー県、ラタキア県、タルトゥース県、スワイダー県、クナイトラ県の一部街道を大雪により通行止めとしていた。


シリアでは、1月19日、ティシュリーン大学タルトゥース分校は、20日に予定されていた試験の延期を決定していた。


AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, SANA, January 19, 2022, January 20, 2022, January 21, 2022, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県を砲撃(2022年1月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、フライフィル村、バイニーン村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原の灌漑計画地区一帯を砲撃戦を行った。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がフラーク市を砲撃し、女性1人と子供2人が負傷した。

砲撃は、西ムライハ村にあるシリア軍第52機械化旅団の検問所を正体不明の武装集団が襲撃したのを受けたもの。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反2件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3142531052656296

AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で41人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で0人(2022年1月22日)

保健省は政府支配地域で新たに41人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者250人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、1月22日現在のシリア国内での感染者数は計50,943人、うち死亡したのは2,965人、回復したのは35,948人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/234954118812572

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月22日に新型コロナウイルス感染者340人が完治する一方、新規の感染者は確認されなかったと発表した。

これにより、同地での感染者数は計93,050人、うち死亡したのは2,359人、回復したのは71,368人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1758585141013036

AFP, January 22, 2022、ACU, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民386人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は743,874人に(2022年1月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月21日に難民386人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民347人(うち女性104人、子供177人)、ヨルダンから帰国したのは39人(うち女性12人、子供20人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は743,874人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者346,550人(うち女性104,143人、子ども176,446人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,324人(うち女性119,248人、子ども202,644人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,828,099人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は973,154人(うち女性292,049人、子供496,012人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,685人(うち女性41,397人、子供34,088人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,281人(うち女性423,956人、子供677,854人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3142527952656606

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 22, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県ダーラ・イッザ市で街路にハイエナが徘徊しているのが確認される(2022年1月21日)

ウェブサイト「ドゥラル・シャーミーヤ」や「オリエント・ニュース」などによると、1月21日、アレッポ県西部の郊外地域に位置するダーラ(ダーラト)・イッザ市の街路で、複数頭のハイエナが歩き回っている映像がSNS上で拡散された。

地元の複数筋によると、ここ数日同地域では極度の低気圧に起因する寒波が発生しており、山で飢えたハイエナが、同市まで食べ物をあさりに来たと考えられるという。

同地域の山頂では、気温がマイナス8度以下まで低下している模様。

al-Durar al Shamiya, January 22, 2022、Orient News.net, January 21, 2022、Youtubeなどをもとに作成。

(C)木戸皓平 All rights reserved.

トルコ軍のドローンが、グワイラーン刑務所襲撃・脱獄事件の混乱収拾のため応援に駆けつけようとしていたタッル・タムル町評議会の車輌を爆撃、乗っていたタッル・タムル軍事評議会の兵士2人が死亡(2022年1月21日)

ハサカ県では、ANHA(1月21日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)1機が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町評議会の車輌を爆撃し、これを破壊した。

この車は、ダーイシュ(イスラーム国)・メンバーによるグワイラーン刑務所襲撃と収監者脱獄による混乱を制圧する任務にあたる内務治安部隊(アサーイシュ)を応援するためにハサカ市に向かう途中だった。

シリア人権監視団によると、この爆撃でタッル・タムル軍事評議会の兵士2人が死亡した。

AFP, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スィーマルカー国境通行所前でイラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたカリーラー部隊の若者の遺体の引き渡しを求める座り込みデモにヤアルビーヤ町住民が参加(2021年1月21日)

ハサカ県では、ANHA(1月21日付)によると、イラク・クルディスタン民主党の部隊によって殺害されたクルディスタン労働者党(PKK)の民兵組織である人民防衛部隊(HPG)所属のカリーラー(カレラ)部隊のメンバー5人の遺体引き渡しを求めて、北・東シリア自治局ジャズィーラ地域の殉教者遺族機構がスィーマルカー国境通行所前の広場にテントを設置して続けている座り込みデモにヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町住民が参加、テント前で抗議行動を行った。

AFP, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸各所で正体不明の武装集団がシリア民主軍の検問所、拠点4カ所を襲撃(2022年1月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸各所で正体不明の武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所、拠点を襲撃する事件が4件発生した。

襲撃事件が発生したのは、ズィーバーン町にあるシリア民主軍の司令部、同町にあるズィーバーン区本部、キバル村内の拠点、カスラ村とキバル村を結ぶ街道に設置されている検問所で、複数の兵士が負傷した。

AFP, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍、アサーイシュ、米主導の有志連合がグワイラーン刑務所襲撃犯と脱獄者を追跡、激しい戦闘の末事態を収拾(2022年1月21日)

ハサカ県では、ANHA(1月21日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるグワイラーン刑務所(工業高校)、ユーフラテス大学経済学部一帯、北・東シリア自治局ハサカ地区の首府があるズフール地区で1月20日夜から21日朝にかけて、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊(YAT)と米主導の有志連合が、20日の刑務所襲撃事件を実行したダーイシュ(イスラーム国)・メンバーと脱獄者を追跡、激しく交戦した。

この戦闘で、シリア民主軍は逃亡を試みたダーイシュ・メンバー5人を殺害、脱獄者89人を拘束、市内各所で掃討作戦を実施した。



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シリア民主軍の広報センターによると、ダーイシュ・メンバーらはズフール地区などで民家に立て籠もり、シリア民主軍に向けて発砲、住民を人間の盾として逃走を試みたという。

その際、ダーイシュ・メンバーを匿うことを拒否し、抵抗した住民に対して無差別に発砲し、2人を殺害、8人を負傷させた。

シリア民主軍広報センターによると、立て籠もったダーイシュ・メンバーらはまた、シリア民主軍に投降しようとした仲間に対しても発砲し、7人を殺害した。

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内務治安部隊(アサーイシュ)の総司令部が発表した声明によると、この戦闘でアサーイシュの隊員1人が死亡、7人が負傷、住民3人がダーイシュ・メンバーによって殺害された。
一方、戦闘を取材していたANHAのバースィル・ラシード記者が胸部と腹部に銃弾2発を浴び、病院に搬送された。

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シリア人権監視団によると、一連の戦闘でダーイシュ・メンバー39人、住民5人、シリア民主軍、アサーイシュ、刑務所守衛ら23人が死亡した。

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ANHAによると、米主導の有志連合もシリア民主軍とアサーイシュを支援し、戦闘機複数機でダーイシュ・メンバーらが立て籠もったユーフラテス大学経済学部内の技術監督者工学技術研究所に対して爆撃を行った。

シリア人権監視団によると、有志連合(米軍)の戦闘機はこのほかにも、ズフール地区とグワイラーン刑務所近くに対して2回の爆撃を実施した。

https://www.youtube.com/watch?v=Me7BaXXEp8g&t=40s

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一連の戦闘を受けて、ANHAやSANA(1月21日付)によると、シリア民主軍と、イスラーム国の襲撃事件実行犯・脱獄者との戦闘を避けるため、住民298世帯以上がズフール地区から市内の安全な場所に避難した。

また、アサーイシュの総司令部は声明を出し、市内に外出禁止令を発出し、住民に外出を控えるよう呼び掛けた。

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その後、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/mazloumabdi)を通じて、事態収拾に成功したと発表した。

また、北・東シリア自治局防衛委員会(防衛省に相当)のザイダーン・アースィー共同委員長も声明を出し、事態収拾を完了したと発表した。

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シリア人権監視団によると、約3,500人が収監されている。

AFP, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村とスーガーニカ村を米国製のTOW対戦車ミサイルで攻撃し、シリア軍兵士2人負傷(2022年1月21日)

アレッポ県では、ANHA(1月21日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村とスーガーニカ村を米国製のTOW対戦車ミサイルで攻撃し、シリア軍兵士2人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、カフル・アンマ村、アターリブ市一帯を砲撃、カフル・ヌーラーン村一帯で「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村、ザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、バーラ村、ダイル・サンバル村、バイニーン村を砲撃し、ダイル・ザンバル村、アーフィス村一帯で交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ村、カーヒラ村、アンカーウィー村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町とタッル・シハーブ町を結ぶ街道地域で正体不明の武装集団が住民1人を銃で撃って殺害した。

またムザイリーブ町でも正体不明の武装集団が住民1人を銃で撃って殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3141805536062181

AFP, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 21, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で40人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で3人(2022年1月21日)

保健省は政府支配地域で新たに40人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者230人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、1月21日現在のシリア国内での感染者数は計50,902人、うち死亡したのは2,962人、回復したのは35,698人となった。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月21日に新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、273人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡1人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡2人、アフリーン郡0人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計93,050人、うち死亡したのは2,359人、回復したのは71,028人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1757815974423286

AFP, January 21, 2022、ACU, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民386人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は743,874人に(2022年1月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月20日に難民386人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民347人(うち女性104人、子供177人)、ヨルダンから帰国したのは39人(うち女性12人、子供20人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は743,874人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者346,550人(うち女性104,143人、子ども176,446人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,324人(うち女性119,248人、子ども202,644人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,828,099人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は973,154人(うち女性292,049人、子供496,012人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,685人(うち女性41,397人、子供34,088人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,281人(うち女性423,956人、子供677,854人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3141800782729323

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 21, 2022をもとに作成。

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『ニューヨーク・タイムズ』:米軍は2010年代後半に爆撃対象外の施設に指定されていたシリア国内のダムを爆撃し、数万人の住民の命を脅かしていた(2022年1月20日)

『ニューヨーク・タイムズ』(1月22日付)は、米軍がダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を行っていた2010年代後半に爆撃対象外の施設に指定されていたシリア領内のダムを爆撃し、数万人の住民の命を脅かしていたと伝えた。

「A Dam in Syria Was on a ‘Non-Strike’ List. The U.S. Bombed It Anyway」と題された記事で、同紙は、当時ダーイシュの支配下にあったラッカ県タブカ市近郊のあるタブカ・ダムに対して、要塞の破壊などに使用されるBLU-109爆弾3発で爆撃を行ったとしたうえで、米中央軍司令部が、近隣地域で暮らす住民数万人の生活に被害を脅威に晒すとの警告を無視して、ダム本体ではなく、ダムに架かる橋複数基を爆撃することを承認していたと伝えた。

爆撃に使用されたBLU-109爆弾3発のうち1発は、5回建てのビルに着弾し、大規模火災が発生し、ダムの水位上昇を招き、地元当局が住民に対して拡声器を通じて退避を呼び掛ける事態に発展したという。

AFP, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、The New York Times, January 20, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍ドローンがハサカ県タッル・タムル町の発電所を爆撃し、シリア民主軍の兵士1人死亡(2022年1月20日)

ハサカ県では、ANHA(1月20日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ジュムア村で爆発が発生し、複数の住民が負傷した。

シリア人権監視団によると、爆発は、トルコ軍の無人航空機(ドローン)によるもので、発電所が狙われ、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が死亡、多数が負傷した。

AFP, January 20, 2022、ANHA, January 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2022、Reuters, January 20, 2022、SANA, January 20, 2022、SOHR, January 20, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.