米中央軍(CENTCOM)は10月2日にアル=カーイダ系のアンサール・イスラームのメンバーを殺害したと発表(2025年10月7日)

米中央軍(CENTCOM)は、Xを通じて以下の通り発表した。

米軍、シリアでアルカーイダ関連のテロ計画者を殺害
10月2日、CENTCOM部隊はシリアで攻撃を実施し、アル=カーイダとつながりがある幹部の攻撃計画者を殺害した。
殺害されたムハンマド・アブドゥルワッハーブ・アフマドは、アンサール・イスラームというアル=カーイダ系のテロ組織のメンバーであった。
CENTCOM司令官のブラッド・クーパー提督は次のように述べた。
「米軍は中東において、攻撃を計画・組織・実行するテロリストのあらゆる試みを阻止・撃破する準備を常に整えている。我々は祖国、兵士、同盟国、そして地域およびその外のパートナーを守るために行動を続ける。

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ダルアー県でシリア人3人からなる武装グループが、ヨルダン領へ不法に侵入を試み、ヨルダンの国境警備隊が銃撃戦の末に殺害(2025年10月7日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア人3人からなる武装グループが、ヨルダン領へ不法に侵入を試みた際、ヨルダンの国境警備隊との間で銃撃戦となり、死亡した。事件は本日未明に発生したという。

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内務省(フェイスブック)によると、アナス・ハッターブ内務大臣がヨルダンを訪問し、首都アンマンで、ヨルダンのマーズィン・ファラーイヤ内務大臣とともに、合同協議会を主催した。

協議では、安全保障分野における二国間協力の強化、国境通行所の運営調整、犯罪対策分野での経験共有、国境管理および人・物資の往来の円滑化など、両国の共通利益に資するテーマが取り上げられた。

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スワイダー県の国民防衛部隊:「テロ政権」に属する武装集団がリーマト・ハーズィム村方面から侵入(2025年10月7日)

スワイダー県の軍事を担う国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、以下の通り発表した。

本日(2025年10月7日火曜日)午前0時15分、テロ政権に属する武装集団がリーマト・ハーズィム村方面からの侵入を試みることにより、停戦を破った。
当該地域方面に配置されていた我が部隊は、適切な火力をもって攻撃者に対応し、侵入作戦を阻止した。現在、違反が発生した地域を掃討中であり、テロ分子が残存していないことを確認している。
我々は住民の皆様に対し、国民防衛部隊が常に万全の警戒態勢を維持し、安全と治安を守るため、あらゆる事態に対処する準備が整っていることをお伝えする。

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シリア人権監視団によると、サルハド国立病院の医療従事者らが抗議集会を開き、約3ヵ月にわたり給与が支払われていないことに強く抗議した。

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シリア人権監視団によると、シャフバー町では、ボランティア団体「サバーヤー・サナド」が主催する沈黙の抗議集会が開かれ、7月13日にスワイダーで発生した流血事件の際に誘拐された男女の即時解放を求めた。

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アレッポ市、ハマー市、ダイル・ザウル市でガザ地区での戦闘激化から2年が経ったのに合わせてパレスチナ連帯集会(2025年10月7日)

アレッポ県では、SANAによると、アレッポ市のサアドゥッラー・ジャーブリー広場で、ガザ地区での戦闘激化から2年が経ったのに合わせて「パレスチナのため、私たちは一つ」と題する連帯集会が開催された。

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ハマー県では、SANAによると、ハマー市のウンム・ハサン公園で同様の連帯集会が行われた。

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ダイル・ザウル県では、SANAによると、ダイル・ザウル市で住民らが同様の連帯集会を開催した。

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大統領府事務局は自然災害および環境災害に対する国家的備えを強化するための最初のワークショップを開催(2025年10月7日)


SANAによると、大統領府事務局は、危機対応能力向上に向けて取り組みの一環として、自然災害および環境災害に対する国家的備えを強化するための最初のワークショップを開催、緊急事態災害省、保健省、地方行政環境省、農業・農業改革省の代表者が参加した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会所属の車輛を狙って発砲(2025年10月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ムハイミーダ村近郊でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会所属の車輛を狙って発砲し、運転手を負傷させた。

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ヒムス市でアラウィー派の男性が2人組の武装グループによる銃撃を受け死亡:アラウィー派の著名な宗教指導者であるサーリフ・マンスール師が、約6ヵ月に及ぶ不当拘束の末に釈放(2025年10月7日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市アクラマ地区の店舗内で、アラウィー派の男性が、2人組の武装グループによる銃撃を受け死亡した。

また、シリア人権監視団によると、1月31日に治安当局によって拘束されたまま行方が分からなくなっていたヒムス市カラム・ルーズ地区出身の若い男性が、拘置施設内で拷問を受け死亡していたことが、家族の証言により明らかとなった。

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シリア人権監視団によると、アラウィー派の著名な宗教指導者であるサーリフ・マンスール師が、約6ヵ月に及ぶ不当拘束の末に釈放された。

同師は、ラタキア県内の「政治治安局」の施設に27日間にわたり独房に拘束され、暴行と拷問を受け、その後、イドリブ県のハーリム刑務所への移送命令が出されたが、後に撤回され、同施設に拘留されていた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ジャウラ地区で正体不明の武装グループの襲撃を受けて、女性1人が死亡、1人が重傷を負った。

また、シリア人権監視団によると、ブーカマール市で、「アブー・スィヤーフ」と呼ばれる元シリア民主軍の兵士が正体不明の武装グループに銃撃され死亡した。

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北・東シリア地域民主自治局、PYDはアレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区に対する攻撃を非難:自治局支配地各所で抗議デモ(2025年10月7日)

北・東シリア地域民主自治局は、公式HPを通じて声明を出し、アレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区でのアフマド・シャルア移行期政権の部隊と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)との戦闘について、移行期政権側の攻撃を強く非難し、これを断固として糾弾すると発表、国民に向かって両地区住民との連帯を呼び掛けた。

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ANHAによると、民主統一党(PYD)は声明を出し、戦闘について、懸念を表明、沿岸部やスワイダー県で起きた事件と同様に、全国民の安全を脅かす「内乱の火種」だと非難、「我々は、人民の意識と団結があらゆる陰謀を打ち破り、その存在、統一、尊厳を守る」と強調した。

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ANHAによると、シリア・スィルヤーニー連盟党も声明を出し、攻撃に深い懸念を表明する一方、「対話を最優先にすべきだ」と訴えた。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局で活動するゼノビア女性連合、殉教者遺族会議、クルド・シリア民主党、民主社会運動(TEV-DEM)など政治組織、社会組織、地元有力者、国内避難民(IDPs)がアレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区に対する移行期政権の攻撃を非難する声明を発表した。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハサカ県のダルバスィーヤ市、タッル・タムル町、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村、マーリキーヤ(ダイリーク)市で、攻撃を非難する大規模デモが組織された

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ANHAによると、同様の抗議デモは、ハサカ県のカーミシュリー市、アームーダー市、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、ハサカ市、フール町、タッル・ハミース市、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市、ラッカ県のラッカ市でも行われた。

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シリア正教会ジャズィーラ・ユーフラテス大司教区のアムシーフ大司教はシリア民主軍による独自カリキュラム導入の強要を拒否(2025年10月7日)


SANAによると、シリア正教会のジャズィーラ・ユーフラテス大司教区のマール・ムーリス・アムシーフ大司教は、同教区としてシリア民主軍による独自カリキュラム導入の強要を断固として拒否すると表明した。

アムシーフ大司教は、シリア民主軍との1ヵ月におよぶ協議で、同軍(北・東シリア地域民主自治局)のカリキュラムかUNICEFのカリキュラムを採用するよう求められたが、教区内にある約35校のキリスト教系学校が、教育養育省によって策定された正規のカリキュラム以外を採用することはないと強調した。

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シリア民主軍のアブディー総司令官はバッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使、クーパーCENTCOM司令官とともに急遽ダマスカスを訪問し、シャルア暫定大統領らと会談、アレッポ市での停戦に合意する一方、自治を要求(2025年10月7日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は首都ダマスカスで、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使、米中央軍(CENTCOM)のブラッド・クーパー司令官(提督)と会談した。

会談には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者相、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣、フサイン・サラーマ総合諜報機関長官も同席、シリア情勢の最新の動向、政治プロセスの支援策、安全と安定の強化のための方策について協議が行われた。

また、シリア民主軍と移行期政権が交わした3月10日合意の実施メカニズムについても議論がなされた。

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この会談に関して、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は、Xで以下の通り綴った。

先ほどダマスカスで、マズルーム・アブディー氏と会談し、シリア北部および北東部の全戦線および部隊展開地域において、全面的かつ包括的な停戦を実施することで合意した。この合意は直ちに実行に移されることとなった。

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SANAは、アレッポ県特派員の話として、アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区で停戦合意が成立したと報じた。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の交渉代表団が首都ダマスカスを訪れ、シャルア移行期政権と会談した。

交渉代表団は、シリア民主軍マズルーム・アブディー総司令官、北・東シリア地域民主自治局のイルハーム・アフマド渉外関係委員会共同委員長、女性防衛部隊(YPJ)のルーフラート・アフリーン司令官からなり、シャルア暫定大統領、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣らと会談、そのなかで、4つの主要な議題について議論した。

また、交渉代表団は、すべてのシリア人を守る組織的で実効的な軍を創設するためだとして、シリア民主軍と内務治安部隊(アサーイシュ)を統合することを口頭で提案した。

会談では、北・東部およびアレッポ市での完全かつ即時の停戦に合意し、すべての構成体の代表性を保証するかたちでシリア憲法を改正することで一致した。

ANHAによると、会談は、10月6日の米国側との会談を受けて行われた。

また、ANHAによると、会談では、3月10日合意の実施方法と、アレッポ市情勢への対応が中心議題となった。

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スカイ・ニュース(アラビア語版)によると、アブディー総司令官は会談で、イラク・クルディスタン自治政府に類似した自治地域の設立を認めるよう要求するとともに、シリア民主軍を完全にシリア軍に統合することを拒否、統合せずに、シリア軍の一部となることはできると主張した。

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アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区でのシャルア移行期政権の部隊とアサーイシュの戦闘は未明に収束(2025年10月7日)


ANHAによると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の内務治安部隊(アサーイシュ)は未明に声明を出し、シャルア移行期政権の部隊の大規模攻撃に対応し、同移行期政権の支配地とを結ぶ検問所でこれを迎撃したと発表した。

ANHAによると、シャルア移行期政権の部隊は、5日夜の大規模戦闘収束後も、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ両地区周辺で展開を続けた。

ANHAによると、攻撃によって1人が死亡、60人が負傷、水道・電力網が破壊され、多数の家屋に被害が及んだ。

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SANAによると、5日に始まったアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区での戦闘で、シリア民主軍の砲撃によって内務治安部隊の隊員1人が死亡、4人が負傷した。

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SANAによると、アレッポ県のアッザーム・ガリーブ知事は、内務治安部隊および国防省部隊が市民の安全を守るために活動しており、軍事的な緊張を拡大する意図はないと強調した。

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SANAによると、内務治安部隊がアレッポ県マイダーン地区に展開し、住民の保護および治安と安定の維持にあたった。

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SANAは、アレッポ市のサイフ・ダウラ地区にシリア民主軍が発射した迫撃砲の砲弾が着弾したと伝え、その画像を公開した。

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SANAによると、ガリーブ県知事は、アレッポ市内の複数の病院を視察し、シリア民主軍による住宅街への砲撃で負傷した人々を見舞った。

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SANAによると、内務治安部隊はアレッポ市のアシュラフィーヤ地区およびシャイフ・マクスード地区からの住民の隣接地区への退避を安全に確保した。

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人民議会選挙の開票結果発表:女性の当選者は4人、キリスト教徒の当選者は2人にとどまる(2025年10月6日)

人民議会選挙高等委員会は、フェイスブックを通じて、2025年決定第66号を発出し、前日に投票が行われた人民議会選挙の当選者を発表した。

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SANAによると、シリア人民議会選挙高等委員会のナウワール・ナジュマ報道官は人民議会議事堂で記者会見を行い、当選者を発表した。

ナジュマ報道官は、投票に先立つ法的異議申し立て期間において、一件の異議もなかったとしたうえで、この結果が最終的なもので、異議申し立てはできないと述べた。

また、大統領が指名する3分の1の議員について、選挙人団とは無関係だとしたうえで、任命によって議会内の包括的代表が保証されると説明した。

さらに、「我々は、配分主義ではなく、シリア国民の真の意志を反映する公正で透明な選挙を実施した」、「議員は宗派や民族に関わらず、全シリア国民を代表する」と強調した。

ナジュマ報道官によると、選挙は「公正かつ透明な雰囲気の中で行われ、シリア社会の多くの構成員を代表する結果となった」と評価したが、女性は全体の約4%にとどまった点を指摘、課題として「女性の代表率の低さ」を挙げた。

また、キリスト教徒が2議席にとどまってについても言及、キリスト教徒やマイノリティ宗派の当選者が「期待を下回った」と述べた。

障害者や革命負傷者については、選挙人団に約4%含まれたが、結果はあくまで投票箱の判断に委ねられたと述べ、選挙過程が自由で公正であったことを強調した。

ムハンマド・ターハー・アフマド委員長は、投票までのプロセスについて、「技術的・手続き的基準を満たしており、透明性が際立っていた」と強調した。

ジャバル・スィムアーン選挙区
・アフマド・ムハンマド・ハリーリー(Aḥmad Muḥammad al-Ḥarīrī)
・ビシュル・ナジュムッディーン・ハーウィー(Bishr Najm al-Dīn al-Ḥāwī)
・タンマーム・ムハンマド・ルードゥアミー(Tammām Muḥammad al-Lūda‘mī)
・アーリフ・アブドゥルマジード・ラッズーク(‘Ārif ‘Abd al-Majīd Razzūq)
・アブドゥルアズィーズ・アブドゥルカーディル・マグリビー(‘Abd al-‘Azīz ‘Abd al-Qādir Maghribī)
・アブドゥルカーディル・ムハンマド・ハウジャ(‘Abd al-Qādir Muḥammad Khawja)
・アブドゥルカリーム・サーリフ・アカイディー(‘Abd al-Karīm Ṣāliḥ ‘Akīdī)
・アッザーム・ファーディル・ハーンジー(’Azzām Fāḍil Khānjī)
・アキール・ムハンマド・フサイン(’Aqīl Muḥammad Ḥusayn)
・アリー・ジャースィム・ジャースィム(‘Alī Jāsim al-Jāsim)
・アンマール・ムハンマド・ディーブ・ターワウズ(’Ammār Muḥammad Dīb Ṭāwūz)
・ムハンマド・ラーミズ・アフマド・クールジュ(Muḥammad Rāmiz Aḥmad Kūrj)
・マフムード・カーミル・ムスタファー(Maḥmūd Kāmil Muṣṭafā)
・ムハイディー・サイフッディーン・イーサー(Muhaydī Sayf al-Dīn ʿĪsā)
アアザーズ選挙区
・バシール・ムハンマド・ハイル・アリートゥー(Bashīr Muḥammad Khayr ‘Alīṭū)
・ジャアファル・サーディク・アブドゥッラティーフ・タッハーン(Ja’far al-Ṣādiq ‘Abd al-Laṭīf Ṭaḥḥān)
・ムアイイド・アフマド・カブトゥール(Mu’ayyid Aḥmad Qabṭūr)
バーブ選挙区
・ムハンマド・ファウワーズ・マハッリー(Muḥammad Fawwāz al-Maḥallī)
・ウサーマ・マフムード・ナウース(Usāmah Maḥmūd al-Na’ūs)
・ターリク・ムハンマド・サッルー(Ṭāriq Muḥammad Sallū)
サフィーラ、ダイル・ハーフィル選挙区
・ウマル・ハムドゥー・ガリーブー(‘Umar Ḥamdū Gharībū)
・ガッサーン・マフムード・アブドゥッラー(Ghassān Maḥmūd al-‘Abd Allāh)
アターリブ選挙区
・アフマド・アブドゥッラー・マフムード・サーリフ(Aḥmad ‘Abd Allāh Maḥmūd Ṣāliḥ)
ジャラーブルス選挙区
・ターリク・ハサン・ハマド(Ṭāriq Ḥasan Ḥamad)
アフリーン選挙区
・ランキーン・ムハンマド・アブドゥー(Rankīn Muḥammad ‘Abdū)
・シャイフ・サイード・アフマド・シャイフ・イスマーイール・ザーダ(Shaykh Sa’īd Aḥmad Shaykh Ismā’īl Zāda)
・ムハンマド・サイドゥー・サイドゥー(Muḥammad Saydū Saydū)
マンビジュ選挙区
・アフマド・イドリース・トゥアーン(Aḥmad Idrīs al-Ṭu’ān)
・イブラーヒーム・ハリール・ターリブ(Ibrāhīm Khalīl al-Ṭālib)
・ムスタファー・ウマル・ハーッジ・アブドゥッラー(Muṣṭafā ‘Umar Ḥāj ‘Abd Allāh)
ダマスカス選挙区
・ハッサーン・ナズィール・シャイハ(Ḥassān Nadhīr al-Shaykha)
・ラドワーン・ムハンマド・スバイナーティー(Raḍwān Muḥammad al-Subaynātī)
・アドナーン・ムハンマド・ジャマールッディーン・ハティーブ(’Adnān Muḥammad Jamāl al-Dīn al-Khaṭīb)
・アンマール・ウサーマ・シャルカトリー(’Ammār Usāmah Sharqaṭlī)
・ムハンマド・バースィル・ムヒーッディーン・ハイラム(Muḥammad Bāsil Muḥyī al-Dīn Haylam)
・ムハンマド・サアディー・ムハンマド・ヒシャーム・スッカリーヤ(Muḥammad Sa’dī Muḥammad Hishām Sukkrīya)
・ムハンマド・ファーディー・アフマド・ハラビー(Muḥammad Fādī Aḥmad al-Ḥalabī)
・ムハンマド・ウィサーム・ムハンマド・サラーフッディーン・ザグルール(Muḥammad Wisām Muḥammad Ṣalāḥ al-Dīn Zaghlūl)
・ニザール・ユーヌス・マダニー(Nizār Yūnus al-Madanī)
・ヒシャーム・フスニー・アフユーニー(Hishām Ḥusnī al-Afyūnī)
ダマスカス郊外、ヤブルード選挙区
・ハッサーン・アフマド・アターヤー(Ḥassān Aḥmad ‘Aṭāyā)
・ムハンマド・スライマーン・ムハンマド・サラーフ・ダフラー(Muḥammad Sulaymān Muḥammad Ṣalāḥ Daḥlā)
・ムハンマド・アッザーム・タフスィーン・ハイダル(Muḥammad ‘Azzām Taḥsīn Ḥaydar)
ザバダーニー選挙区
・イマード・アリー・アシュラファーニー(’Imād ‘Alī al-Ashrafānī)
タッル選挙区
・アイマン・アブドゥフ・シャンムー(Ayman ‘Abduh Shammū)
カティーファ選挙区
・ハーリド・アラファート・ウラービー(Khālid ‘Arafāt ‘Urābī)
ナブク選挙区
・ムハンマド・シャリーフ・ユースフ・ターリブ(Muḥammad Sharīf Yūsuf Ṭālib)
ダーライヤー選挙区
・ムアイイド・ムハンマド・ハビーブ(Muʾayyid Muḥammad Ḥabīb)
ドゥーマー選挙区
・フサーム・アドナーン・ハムダーン(Ḥusām ‘Adnān Ḥamdān)
・ムスタファー・マフムード・サクル(Muṣṭafā Maḥmūd Saqr)
・ニザール・ムハンマド・シャーイブ(Nizār Muḥammad al-Shāyib)
カトナー選挙区
・アリー・マスウード・マスウード(‘Alī Mas’ūd Mas’ūd)
ヒムス選挙区
・アブドゥッラー・ムハンマド・ハーリド・ガンヌーム(‘Abd Allāh Muḥammad Khālid Ghannūm)
・クタイバ・アフマド・イーサー(Qutaybah Aḥmad al-‘Īsā)
・キナーン・ムハンマド・ラビーブ・ナッハース(Kinān Muḥammad Labīb al-Naḥḥās)
・ムハンマド・ワリード・バキー ル(Muḥammad Walīd al-Bākīr)
・ナーディル・ムハンマド・アディーブ・スヌーフィー(Nādir Muḥammad ‘Adīb Ṣunūfī)
・ナースィル・ムハンマド・イード・ムハイミード(Nāṣir Muḥammad ‘Īd al-Muḥaymīd)
・ヌール・ムハンマド・ムアイイド・ジャンダリー(Nūr Muḥammad Muʾayyid al-Jandalī)
・ワッダーフ・ナジーブ・ラジャブ(Waḍḍāḥ Najīb Rajab)
ラスタン選挙区
・ムハンマド・アブドゥッラフマーン・アイユーブ(Muḥammad ‘Abd al-Raḥmān Ayyūb)
クサイルおよびムフラーム選挙区
・アフマド・ムハンマド・スマーイール(Aḥmad Muḥammad al-Smā’īl)
タドムル選挙区
・マフムード・ムハンマド・アミーン・マードゥーン・アスアド(Maḥmūd Muḥammad Amīn Mādūn As’ad)
タッルカルフ選挙区
・サーリフ・ムハンマド・アフマド(Sālim Muḥammad al-Aḥmad)
ハマー選挙区
・バッサーム・ムハンマド・ヒルミー・フサイン(Bissām Muḥammad Ḥilmī al-Ḥusayn)
・ターリク・ハーリド・マダニー(Ṭāriq Khālid al-Madanī)
・アブドゥッラー・ハーッジ・アブドゥッラー(‘Abd Allāh al-Ḥāj ‘Abd Allāh)
・ウスマーン・アブドゥルカーディル・ナッカール(’Uthmān ‘Abd al-Qādir al-Naqqār)
・ムウミナ・アブドゥルガニー・アラブー(Muʾminah ‘Abd al-Ghanī ‘Arbū)
スカイラビーヤ選挙区
・アブドゥッラッザーク・ユースフ・アリーウィー(‘Abd al-Razzāq Yūsuf al-’Alīwī)
・アブドゥルファッターフ・ハサン・ウバイド(‘Abd al-Fattāḥ Ḥasan ‘Ubayd)
サラミーヤ選挙区
・アブドゥッラー・アブドゥルカリーム・シャッアール(‘Abd Allāh ‘Abd al-Karīm al-Sha‘‘ār)
・ヤースィル・マフムード・シャハーダ(Yāsir Maḥmūd al-Shahāda)
マハルダ選挙区
・アブドゥンナースィル・ハサン・ウマル・フーシャーン(‘Abd al-Nāṣir Ḥasan al-’Umar al-Ḥūshān)
ミスヤーフ選挙区
・イブラーヒーム・アブドゥッラー・アブドゥッラー(Ibrāhīm ‘Abd Allāh al-‘Abd Allāh)
・サーミル・アフマド・ムハンマド(Sāmir Aḥmad Muḥammad)
ラタキヤ選挙区
・ジャマール・アブドゥッラフマーン・マキース(Jamāl ‘Abd al-Raḥmān Makīs)
・ルーラー・アブドゥッラー・ダーヤ(Rulā ‘Abd Allāh Dāya)
・サーミル・ドゥーラーン・カラ・アリー(Sāmir Durān Qara ‘Alī)
ハッファ選挙区
・リファーア・ムスタファー・アクラマ(Rifā’ah Muṣṭafā ‘Akarama)
カルダーハ選挙区
・アウス・ファーイズ・ウスマーン(Aws Fāyiz ‘Uthmān)
ジャブラ選挙区
・アリー・ハサン・ヤアクーブ・アーガー(‘Alī Ḥasan Ya’qūb Āghā)
・ラーミー・イブラーヒーム・マフフーズ(Rāmī Ibrāhīm Maḥfūẓ)
バーニヤース選挙区
・アムジャド・アクラム・アリー(Amjad Akram ‘Alī)
ドライキーシュ、シャイフ・バドル選挙区
・リーナー・ファヒーム・アイズーキー(Līnā Fahīm ‘Ayzūqī)
サーフィータ選挙区
・ミー・ナーイフ・フルーフ(Mī Nājiḥ Khlūf)
タルトゥース選挙区
・アブドゥッラッザーク・ムハンマド・ライイス(’Abd al-Razzāq Muḥammad Rayyis)
・アッザーム・ムニール・ジャフジャーフ(’Azzām Munīr Jaḥjāḥ)
ダイル・ザウル選挙区
・アフマド・ムハンマド・シャッラーシュ(Aḥmad Muḥammad al-Shallāsh)
・アクラム・マダーフ・アッサーフ(Akram Madāḥ al-‘Assāf)
・ハーリド・ジャマール・ハラフ(Khālid Jamāl al-Khalaf)
・アーミル・ジャースィム・バシール(’Āmir Jāsim al-Bashīr)
・ファジュル・ファウズィー・アフマド(Fajr Fawzī al-Aḥmad)
ブーカマール選挙区
・アミール・アダール・アブドゥッラッザーク・ダンダル(Amīr ‘Adāl ‘Abd al-Razzāq al-Dandal)
・ウサーマ・ムハンマド・サーリフ・アッサーフ(Usāmah Muḥammad Ṣāliḥ al-‘Assāf)
・マフムード・サーリフ・アウィース(Maḥmūd Ṣāliḥ al-’Uwīṣ)
マヤーディーン選挙区
・アーイシュ・ハリーフ・フサイン・ザルカ(’Āyish Khalīf al-Ḥusayn al-Zarka)
・マルワーン・アフマド・ナズハーン(Marwān Aḥmad al-Nazhān)
イドリブ選挙区
・フサーム・アブドゥッラッザーク・ダビース(Ḥusām ‘Abd al-Razzāq Dabīs)
・アブドゥッラッザーク・アスアド・アワド(‘Abd al-Razzāq As’ad ‘Awaḍ)
・マーズィン・アフマド・ガザール(Māzin Aḥmad Ghazāl)
マアッラト・ヌウマーン選挙区
・ファラジュ・ラーカーン・ウクディー(Faraj Rākān ‘Uqdī)
・ムハンマド・フィラース・ムハンマド・バディーア・ジュンディー(Muḥammad Firās Muḥammad Badī’ al-Jundī)
ハーン・シャイフーン選挙区
・ハーリド・ムハンマド・サッルーム(Khālid Muḥammad al-Sallūm)
ジスル・シュグール選挙区
・ムハンマド・ムスタファー・クルスーム(Muḥammad Muṣṭafā Kulthūm)
・ムスタファー・アブドゥルワッハーブ・ムーサー(Muṣṭafā ‘Abd al-Wahhāb Mūsā)
ハーリム選挙区
・イクバール・ムハンマド・マンスール(Iqbal Muḥammad Manṣūr)
・ワジュディー・タリーフ・ザイドゥー(Wajdī Ṭarīf Zaydū)
アリーハー選挙区
・ターヒル・アウド・アブドゥルバーキー(Ṭāhir ‘Awaḍ ‘Abd al-Bāqī)
・アブドゥルハスィーブ・ハーリド・ダグマシュ(‘Abd al-Ḥasīb Khālid Daghmash)
ダルアー選挙区
・アブドゥッラフマーン・ハーリド・ハリーリー(‘Abd al-Raḥmān Khālid al-Ḥarīrī)
・アドナーン・アフマド・ムサーリマ(’Adnān Aḥmad al-Musālima)
・ニザール・アブドゥッラッザーク・ラシュダーン(Nizār ‘Abd al-Razzāq al-Rashdān)
サナマイン選挙区
・ムハンマド・ファールーク・アースィー(Muḥammad Fārūq al-’Āṣī)
イズラア選挙区
・アブドゥルマウラー・ムハンマド・イード・ハリーリー(‘Abd al-Mawlà Muḥammad ‘Īd al-Ḥarīrī)
・ムハンマド・スルール・マズィーブ(Muḥammad Surūr al-Mudhīb)
クナイトラ選挙区
・ジャマール・ムハンマド・ヌマイリー(Jamāl Muḥammad al-Numayrī)
・ターリク・ムハンマド・ズィヤーブ(Ṭāriq Muḥammad al-Dhiyāb)
フィーク選挙区
・ムハンマド・ムワッファク・アブー・シュームル(Muḥammad Muwafaq Abū Shūmur)

 

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はシャルア暫定大統領が政令第188号で定めた祝日から第4次中東戦争の戦勝記念日(10月6日)が除外されたことを非難(2025年10月6日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア暫定大統領が10月5日に2025年政令第188号を発令し、祝日を定めることに関して、第4次中東戦争の戦勝記念日(10月6日)を「シリア現代史における基本的な礎」としたうえで、祭日から除外されたことを非難した。

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ザイダーン大統領府報道顧問:「人民議会の選挙へのいかなる批判もなかった」(2025年10月6日)

ハドス・チャンネルは、アフマド・ムワッファク・ザイダーン大統領府報道顧問のインタビューを放映した。

ザイダーン大統領府報道顧問はインタビューのなかで、人民議会の選挙へのいかなる批判もなかったと断じた。

また、アフマド・シャルア暫定大統領が人民議会の3分の1の議員を直接指名することについては、代表性の欠如という空白を埋めるためだと説明した。

一方、シリア民主軍については、「異常な存在で、シリアのクルド人のわずか5%しか代表していない」と批判するとともに、ムワッヒド・ドゥルーズ精神指導部のヒクマト・ヒジュリー師の勢力「包摂するために国家はあらゆる便宜を提供した」、「ヒジュリーは自らの目的を達成するためにイスラエルの支援を求めたが、ニューヨークで確認したところ、イスラエル側は安全保障協定への署名に前向きではなかった」と述べた。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスサド・ハサン・シーバーニー外務在外居住者大臣は、世界銀行のジャン=クリストフ・カリー中東地域局長と会談した。

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国防省(フェイスブック)は、シリア軍に勤務する軍人を対象に、新しい軍人身分証(軍人IDカード)の発行が開始されたと発表した。

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旧シリア軍との戦闘に参加した住民ら数十人がダイル・ザウル市の県庁舎前でデモを行い、「シリア軍への編入」と「生活条件の改善」を求め(2025年10月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、旧シリア軍との戦闘に参加した住民ら数十人が、同市の県庁舎前でデモを行い、「シリア軍への編入」と「生活条件の改善」を求めた。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市から避難した住民たちが、北・東シリア地域民主自治局支配下のカーミシュリー市の国連事務所前でデモを行い、帰還権を主張(2025年10月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市ラアス・アイン市から避難した住民たちが、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるカーミシュリー市の国連事務所前でデモを行い、自分たちの故郷へ帰還する「正当な権利」を訴えた。

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イスラエル軍はクナイトラ県ジュバーター・ハシャブ村の森林地帯で薪を集めていた農民に向けて催涙弾を発射(2025年10月6日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、5日深夜から6日未明にかけて、占領下ゴラン高原から発射された2発の砲弾が着弾した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が、ジュバーター・ハシャブ村の森林地帯で薪を集めていた農民に向けて催涙弾を発射した。

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北・東シリア地域民主自治局は南アフリカ共和国の公式代表団にダーイシュのメンバーの家族である5人の女性と12人の子どもの身柄を引き渡す(2025年10月6日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局は、南アフリカ共和国の公式代表団に、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの家族である5人の女性と12人の子どもの身柄を引き渡した。

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ラタキア県カルダーハ市東部でアラウィー派の若い男性が何者かに銃撃され、即死(2025年10月6日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループが、カルダーハ市出身でシリア・アラブ放送テレビ機構の職員である女性記者バトゥール・アリー氏の自宅(ラタキア市ダマスラフー地区)を襲撃、家族2人が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、カルダーハ市東部で、アラウィー派の若い男性が何者かに銃撃され、即死した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、県中部でアフマド・シャルア移行期政権のの税関局に勤務する職員が何者かに銃撃され、死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、:ドゥマイル市で、30代の男性が自宅で正体不明の武装グループの銃撃を受け、死亡した。

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シリア民主軍のアブディー総司令官はバッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使、ブラッド・クーパーCENTCOM司令官と会談、シリア情勢、地域情勢、3月10日合意の実施状況、投資、難民帰還のための環境整備について協議(2025年10月6日)

ANHAによると、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使、米中央軍(CENTCOM)のブラッド・クーパー司令官(提督)と会談し、シリア情勢、地域情勢、3月10日合意の実施状況、投資、難民帰還のための環境整備について協議した。

会合には、北・東シリア地域民主自治局のイルハーム・アフマド渉外関係委員会共同委員長、女性防衛部隊(YPJ)のルーフラート・アフリーン司令官、シリア民主評議会のガッサーン・ユースフ副共同議長、シリア未来党のアブドゥルハーミド・ミフーバシュ党首が同席した。

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これに関して、アブディー総司令官は、Xで以下の通りつづった。

バッラク大使およびクーパーCENTCOM司令官をお迎えできたことは光栄であった。
会談では、シリアにおける政治的統合の支援、国家の領土的一体性の維持、すべてのシリア国民の構成要素にとって安全な環境の創出、そして地域におけるダーイシュ(イスラーム国)との戦いを継続する取り組みについて、幅広い議題を協議した。
ドナルド・トランプ大統領とバッラク大使は、シリア危機の解決とシリアおよびすべてのシリア人にとってより良い未来を築くために、誠実かつ積極的な役割を果たしてきた。
我々は「すべてのシリア人のための一つの統合されたシリア」という目標に、これからも揺るぎなく邁進していく。

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シャルア移行期政権の部隊がアレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区に進攻、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)と激しく交戦(2025年10月6日)

アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ市のアシュラフィーヤ地区にあるターリク・ビン・ズィヤード公園付近で午前午前8時5分頃、爆発が発生、現場周辺の建物に物的被害が発生した。

爆発が発生したのは、アフマド・シャルア移行期政権の部隊(シリア軍)の拠点に近く。

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ANHAによると、北・東シリア民主自治局のタブカ地区は声明を発表し、シャルア移行期政権に属する武装勢力によるダイル・ハーフィル市への攻撃を「民間人の命を軽視する行為であり、国際法および政治協定に対する明白な違反である」として強く非難した。

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ANHAによると、シャルア移行期政権の部隊は、ラッカ県タブカ市とハマー県サラミーヤ市を結ぶ道路の閉鎖を続けた。

同街道は10月5日にシャルア移行期政権の部隊によって閉鎖され、100台のバスの運行が停止している。

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ANHAシリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の部隊は、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区に通じるすべての道路を封鎖した。

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ANHAシリア人権監視団によると、この措置を受けて、シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の住民たちは夜、両地区の自治を担う北・東シリア地域民主自治局傘下の総評議会の呼びかけに応じて主要道路に集結し、抗議デモを行った。

ANHAによると、住民ら数百人が、シャルア移行期政権の部隊によって設置された検問所や土塁の前に集まり、道路封鎖と両地区の包囲に抗議した。

また、ANHAによると、両地区の総評議会は声明を発表し、シャルア移行期政権の部隊による封鎖措置を「人道に対する罪」と非難、同部隊が設置した検問所と土塁の撤去、そして道路の再開通を要求した。

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一方、ANHAによると、シャルア移行期政権の部隊は、両地区周辺に重火器を配備した。

また、ANHAシリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の部隊は、住民らによる抗議デモに対して、催涙ガスや実弾を発射、強制排除を試みた。

これにより、数十人の住民が窒息症状を起こして病院に搬送された。

ANHAによると、これに対して、両地区の内務治安部隊(アサーイシュ)は、催涙ガスや実弾の発射に応戦、また両地区に侵入しようとした装甲車輛を迎撃し、両者の間で撃ち合いとなった。

ANHAによると、シャルア移行期政権の部隊はまた、装甲車輛の侵入に合わせて、両地区を迫撃砲で砲撃した。

シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の部隊は自爆型無人機も投入し、両地区内を攻撃、攻撃と同時に通信網およびインターネットが完全に遮断され、現地との連絡が途絶した。

シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の部隊は戦車、装甲車輛の増援部隊を派遣した。

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シリア民主軍はフェイスブックを通じて声明を発表し、両地区周辺で、同軍がシャルア移行期政権の検問所を攻撃したとするSANAなどの報道を全面的に否定した。

声明のなかで、シリア民主軍は、「我々の部隊はこの地域から撤収しており、現在アレッポ市内には一切存在しない」と述べたうえで、同地で発生している事態は「ダマスカス政府軍による民間人への攻撃の結果である」と指摘した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるカーミシュリー市では、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区での住民弾圧に抗議するデモが行われた。

SANAによると、国防省の広報通信局は、シリア軍がダイル・ハーフィル市の住宅地を攻撃したとのシリア民主軍の主張について、これを全面的に否定した。

また、SANAによると、同局は声明を出し、北・東シリア地域民主自治局の支配地とをつなぐ道路の封鎖などの一連の措置について、「部隊の移動は、北部および北東部の複数の戦線における再配置計画の一環である」だとしたうえで、「シリア民主軍が繰り返し行っている攻撃行為や、民間人および軍・治安部隊への攻撃、新たな地点や村落の支配を試みる行動に対応するものである」と説明した。

さらに、SANAは、県内務治安部隊筋の話として、シリア民主軍がアレッポ市シャイフ・マクスード地区周辺の治安検問所を攻撃し、兵士1人が死亡、3人が負傷したと伝えた。

また、SANAは、シリア民主軍がアレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区周辺の住宅街を、迫撃砲および重機関銃で攻撃したと伝えた。

SANAは、シリア民主軍所属の複数の狙撃手が、アレッポ市のアシュラフィーヤ地区とシャイフ・マクスード地区にある住宅ビルの屋上に展開、また同軍による迫撃砲および重機関銃による攻撃で負傷した民間人がラージー病院に搬送されたと伝えた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権が5日に閉鎖していた、同政権支配地・北・東シリア地域民主自治局支配地間の「ジスル・トゥラービー検問所」、ダルナジュ村、シャーラ市、ジュナイナ村、ブガイリーヤ村、ハワーイジュ・ズィーバーン村、マヤーディーン市の通行所が朝、人道上理由で再開された。

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シリアとヨルダンの麻薬取締局は国境地帯で7件の密輸未遂を阻止し、およそ100万錠におよぶ麻薬を押収(2025年10月5日)

内務省(フェイスブック)によると、麻薬取締局はヨルダンの麻薬取締局と共同声明を出し、これまでの協力の成果として国境地帯で7件の密輸未遂を阻止し、およそ100万錠におよぶ麻薬を押収、関与した複数の容疑者を逮捕、麻薬取引・密輸を行う組織的犯罪ネットワークを摘発・解体し、両国および地域の安全を脅かしていた活動を抑止することに成功したと発表した。

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イスラエル軍アドライ報道官:シリア南部での活動で、テロ・インフラの破壊と戦闘装備の発見、容疑者の逮捕を伴う精密作戦を実施(2025年10月5日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、Xを通じて、以下の通り発表した。

第210師団のシリア南部での活動:テロ・インフラの破壊と戦闘装備の発見、容疑者の逮捕を伴う精密作戦を実施。
イスラエル軍の第210師団はシリア南部で活動を行っており、テロ組織のインフラを破壊し、戦闘用装備を発見・押収し、テロ活動に関与した疑いのある者を逮捕するなどの精密な作戦を実施している。
報道官によると、第226旅団の部隊は過去2ヵ月間、第210師団の指揮下でシリア南部における防衛任務に従事しており、その任務の一環として、数十件におよぶ精密作戦を遂行した。これらの作戦には、テロ活動容疑者の逮捕や戦闘装備の発見・押収などが含まれ、イスラエル全体、特にゴラン高原地域の住民の安全を確保することを目的としている。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、戦闘車輛4台からなるイスラエル軍のパトロール部隊が、アイン・バイダー村に侵入し、仮設の検問所を設置し、通行人に対する検査を実施した。

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ラタキア市北のワーディー・キンディール町の海岸リゾート付近で内務治安部隊が約50人の若者と女性を拘束し、暴行・拷問を加える(2025年10月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で、正体不明の武装グループが送金業を営む店舗をRPG弾で攻撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市北のワーディー・キンディール町の海岸リゾート付近で、内務治安部隊が約50人の若者と女性を拘束し、暴行・拷問を加えた。

内務省(フェイスブック)が10月6日に伝えたところによると、県内務治安部のムスタファー・アーディル・サブーフ副司令官(大佐)は、事件について、同地のリゾート施設が必要な許可を得ず営業しているとの通報を受けて派遣された警察と従業員との間で小競り合いが発生し、関係者らを一時逮捕したが、その後全員が釈放されたと発表した。

 

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アサーイシュがラッカ県アイン・イーサー市一帯でダーイシュのスリーパーセルに対する大規模な治安作戦を実施し、71人の指名手配者を逮捕(2025年10月5日)

ラッカ県では、シリア民主軍シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)緊急対応部隊(HAT)がアイン・イーサー市一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに対する大規模な治安作戦を実施し、71人の指名手配者を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、では、アサーイシュがスワイダーン・ジャズィーラ村、シュハイル村、アッタール村、ガラーニージュ市で治安作戦を実施し、指名手配者7人を逮捕した。

一方、シリア民主軍シリア人権監視団によると、ムハイミーダ村では、ダーイシュが仕掛けた地雷が爆発し、シリア民主軍の兵士1人が軽傷を負った。

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アレッポ県がシャルア移行期政権に所属する無人航空機が北・東シリア地域民主自治局の支配地で2回の爆撃を実施(2025年10月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する無人航空機がラッカ市とアレッポ市を結ぶ街道沿線を爆撃し、民間人1人が負傷した。

シリア人権監視団によると、移行期政権に所属する無人航空機がダイル・ハーフィル市とアレッポ市を結ぶ街道で農業用トラクターを攻撃した。

さらに、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の部隊(シリア軍)とシリア民主軍がダイル・ハーフィル市一帯およびティシュリーン・ダム周辺で交戦した。

これに関して、シリア民主軍は、軍用車輛が無人航空機の攻撃を受け、兵士3人が軽傷を負ったと発表した。

一方、SANAによると、シリア民主軍がダイル・ハーフィル市近郊のハミーマ村とカイタ村を砲撃、シャルア移行期政権の部隊(シリア軍)が反撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権が北・東シリア地域民主自治局支配下のラッカ市と移行期政権支配下のマアダーン町を結ぶ街道閉鎖した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、移行期政権は、イスリヤー村と北・東シリア地域民主自治局の支配下にある地域を隔てる検問所を数時間にわたって閉鎖した。

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シリア人権監視団は人民議会選挙を「シャーム解放機構が独裁的統治を復活させたと非難」と批判(2025年10月5日)

シリア人権監視団は、人民議会選挙について、アフマド・シャルア移行期政権が国内の政治勢力や市民社会団体に相談することなく、選挙法に急遽修正を加え、選挙運動期間を1週間に短縮、政治的・地域的・宗派的理由で恣意的排除を行い、地域差別と中央集権的独裁構造を再生産したほか、国連やEUを含むいかなる国際・司法的監視機関の立ち入りも認められなかったと非難した。

さらに、人民議会議員の3分の1を大統領が直接任命することで「国民の意志を反映する代表機関」ではなく、「新体制の権力均衡を維持する装置」に転化したとの専門家の指摘を紹介した。

また、シリア人権監視団は、これにより、シャーム解放機構が独裁的統治を復活させたと非難し、民主連合党(PYD)サーリフ・ムスリム共同代表、シリア民主同盟のハッサーン・アスワド書記長、スワイダー県の人権活動家ラーキヤ・シャーイル氏の批判を紹介した。

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さらに、シリア人権監視団によると、スワイダー県の宗教指導者ファーディー・バドリーヤ氏も「この政権もその選挙も一切認めない」と断言した。

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アラビーヤ・チャンネルによると、北・東シリア地域民主自治局のバドラーン・ジヤー・クルド共同副議長は、選挙について「拘束力はなく、我々を代表しない」と批判した。

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人民議会選挙の投票が実施され、シャルア暫定大統領は、ダマスカス県の人民議会選挙に設置された投票所を視察(2025年10月5日)

アフマド・シャルア移行期政権の支配地で人民議会選挙の投票が行われた。

大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は、ダマスカス県の人民議会選挙に設置された投票所を視察した。

SANAによると、大統領は視察のなかで以下の通り述べた。

シリアは、わずか数か月のうちに現在の状況に適応した選挙プロセスに入ることができた。
この歴史的瞬間は、今日の時代においてシリア国民にとって極めて重要であり、すべての国民が祖国再建に取り組むべきである。
多くの法案が保留となっており、それらを可決することが建設と繁栄のために必要だ。
政府に対する監視を続けることで、透明性と説明責任を確保しながら、立法の歯車は急速に回転していくだろう。
シリアの再建は共同の使命であり、全てのシリア国民がその一翼を担わねばならない。

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SANAによると、人民議会選挙高等委員会のナウワール・ナジュマ報道官は次のように述べた。

シャルア暫定大統領がダマスカス県の投票所を訪問したことは極めて重要であり、国家が選挙過程の円滑な進行にどれほど関心を注いでいるかを示している。
シャルア暫定大統領は常に、選挙最高委員会との会合において、選挙を高い公正性をもって実施することの重要性を強調しており、本日はそれが実現された。

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SANAによると、人民議会選挙高等委員会のムハンマド・アフマド委員長は、ダマスカス県の国立図書館センターでの投票を午後2時まで延長することを発表した。

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SANAによると、支部委員会ウサーマ・リファーイー委員長は、ダマスカス県の国立図書館センターでの投票手続きは午後3時まで延長されたと発表した。

投票の様子

開票の様子

在外公館、県知事らによる投票所の視察

警備の様子

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SANAによると、内務省のヌールッディーン・バーバー報道官は、「選挙期間中に治安上の違反や不正行為は一切報告されていない」と発表した。

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