ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の代表団が、カーミシュリー郡のタイ部族の長老らと会談し、北・東シリア地域民主自治局の支援や安全確保の方途、対話を通じた協力強化について意見を交わした。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。

アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主軍の部隊は、ダイル・ハーフィル市一帯地域でアフマド・シャルア移行期政権の軍部隊による3回の侵入試みを阻止した。
一方、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の軍部隊の増援部隊がダイル・ハーフィル市およびティシュリーン・ダム周辺の戦線に新たに派遣された。
派遣された部隊のなかには、外国人戦闘員も含まれているという。
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ハサカ県では、ANHA、シリア人権監視団によると、「トルコの傭兵」(アフマド・シャルア移行期政権の部隊に統合されたシリア国民軍諸派)が、タッル・タムル町西方のタウィーラ村およびその周辺を砲撃、シリア民主軍所属のタッル・タムル軍事評議会が反撃した。
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ダマスカス県では、ハッシュタグ、ムラースィルーンなどは、活動家(国民建設運動)のアナス・ジャウダ氏らがSNSを通じて、ジャウダト・ハーシミー高等学校(旧タジュヒーズ高校)の建物内にある国立音楽院で3日夜遅く、複数の楽器が何者かによって破壊されるという破壊行為の被害を受けたと発表したと報じた。
この破壊行為は、建物の修復を担当していた宗教関係者が音楽を「悪魔の行いによる穢れ」とみなして発したファトワーに基づいて行われたという。
地元関係筋によると、4日朝に学院の職員たちが登校した際、練習室が荒らされているのを発見し、多くの楽器に深刻な損傷が生じていたことを確認したという。
また、女優のスラーフ・ファワーヒルジーさんも、フェイスブックを通じて、「私は皆さんに、我が国の音楽の死をお伝えしなければなりません」として非難の表明した。
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一方、SANAによると、教育養育省報の道局は、楽器が破壊されたとする報道や投稿について、「まったくの事実無根である」と全面的に否定した。
同局は、拡散されている写真は現在学校で行われている修復および改修作業のもので、教育養育省が進める教育施設の近代化計画の一環であると説明した。
また、学校の改修は、教育・芸術分野を含むあらゆる分野で学生に最良の学習環境を提供するために、教育省が継続的に進めている取り組みの一部であるという。
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人民議会選挙高等委員会は、フェイスブックを通じて、2025年決定第65号を発出し、投票手続きに関する実施要領を発表した。
決定は、選挙プロセスの透明性と規律を確保し、全国の投票所での画一的な運用を保証するために制定されたもので、選挙の円滑な実施に向けて、監督機関、選挙管理官、および関係当局に対して、明確で実践的な指針を提供することを目的としている。
具体的には、投票所の運営手順、選挙人団の登録確認の方法、投票箱の封印と開票の手順、結果の記録・送達、障がい者や高齢者など、要支援者への配慮に関する規定などが盛り込まれている。
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SANAによると、人民議会選挙高等委員会のナウワール・ナジュマ報道官は、明日の投票時間について、午前9時から正午12時までとしつつ、投票所を訪れた選挙人団のメンバー全員が投票を終えていない場合には、最大で午後4時まで延長することができると述べた。
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ヒムス県では、SANAによると、ハサン・アクラ県司法局長、ハムザ・カブラーン県広報局長、アブドゥルカーフィー・カッドゥール県警察副本部長らからなる公式代表団が、ワーディー・ナサーラー(ナサーラー渓谷)のマルマリーター村にあるギリシャ正教司教区(バシリウス・マンスール主教)を訪問し、アナーズ村で発生したキリスト教徒殺害事件の遺族に弔意を示すとともに、事件の影響および地域の安全と安定を維持する方法について協議した。
シリア人権監視団によると、内務治安部隊が、女性5人を含む一家6人を殺人容疑で逮捕した。
一方、SANAによると、タッルカラフ郡で集団墓地が発見された。
また、SANAによると、ムハッラム郡でも、複数の集団墓地が発見され、身元不明の16人の遺体が回収された。

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ダマスカス郊外県では、SANAによると、ダイル・ムクリン町での式典の最中に、数人が激しい銃撃を行ったため、県内務治安部隊のパトロール隊が現場に出動し、地域の有力者らと協議のうえ、発砲に使われた銃を引き渡すことに合意したが、一部がパトロール隊に向けて発砲、これにより退院2人と式典の参加者2名が負傷した。
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アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、県の麻薬取締局は、内務治安部隊と協力して、アレッポ市内のある住宅に対して精密な急襲作戦を実施、2人の容疑者が逮捕、拳銃2丁と、大量の麻薬を押収した。
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