トルコ国防省の公式サイトによると、ギョルジュク海軍工廠司令部は定例記者会見のなかで、イスラエルがレバノン南部で攻撃と軍事活動を継続する一方、シリアへの攻撃で同国の領土的一体性、主権、統一を標的にしていると批判、地域の将来は一方的武力行使ではなく、国際法と各国の主権・領土的一体性の尊重に基づく安全保障の考え方の上に築くべきだと主張した。
アブー・ズフール航空基地へのイスラエルの爆撃については、シリアの安定、安全、統一、インフラを損なう行為だと非難、攻撃前・攻撃時に同基地にトルコ軍代表団はいなかったと明言した。
そのうえで、トルコは「一つの軍」の原則のもと、シリアのインフラと軍事能力の構築を引き続き支援すると強調した。
また、アナトリア通信によると、トルコ大統領府のブルハネッティン・ドゥラン広報局長は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相によるトルコとシリアへの脅迫や虚偽は、その国際的孤立、政治的不安、妄想の新たな表れだと述べた。
ドゥラン広報局長は、ネタニヤフ政権がガザ、シリア、レバノンで攻撃的政策を進め、入植者暴力を黙認してきたことでイスラエルのイメージは歴史的低水準に落ち込んだと主張、シリアへの爆撃直後にトルコを非難したことも、その責任転嫁の一例だと非難した。
また、イスラエルの対トルコ姿勢の背景は、トルコが脅威だからではなく、トルコがイスラエルの地域安全保障・安定への悪影響に反対する政策を取っているためだと主張した。
そのうえで、トルコはシリアをはじめ地域で平和的政策を取る国々を支え、ネタニヤフ政権の不安定化行動に対抗し続けると述べた。
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