ドゥルーズ派の最高宗教指導者であるヒジュリー師はシャルア暫定大統領が指導する政権を「過激派政権」と厳しく批判(2025年3月13日)

ムラースィルーンなどによると、ドゥルーズ派の最高宗教指導者であるヒクマト・ヒジュリー師はスワイダー県の社会活動団体との懇談で、アフマド・シャルア暫定大統領が指導する政権を厳しく批判した。

批判の内容は以下の通り。

我々は生きるか死ぬかの段階にある。我々は自らの宗派の利益のために取り組んでいる。すべての宗派が、豊富な人材と指導者を擁しており、正しい国民的遺産を受け継いでいる。
我々は、こうした段階、そしてこうした状況のもとで進んでいるが、確固たる原則が存在する。ダマスカスの暫定政権とはいかなる合意もコンセンサスもない。それはあらゆる意味で過激派政権である。
それは、国際司法において指名手配を受けている。この問題に対するいかなる寛容な姿勢もシリア国民として受け入れることはできない。

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