ザバダーニー市でシリア軍、ヒズブッラーが掃討作戦を継続し、進軍を続ける(2015年9月10日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍がザバダーニー市で、ジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦した。

一方、ルハイバ市一帯で、ジハード主義武装集団どうしが交戦し、双方合わせて3人の戦闘員が死亡した。

他方、SANA(9月10日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンスとともにザバダーニー市一帯での作戦を継続し、スィルガーヤー町にいたるザバダーニー渓谷のすべての建物群の制圧を完了、またザバダーニー市内ナーブーア地区で、市中心部に向けて進軍を続けた。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(9月10日付)によると、ハマー市西部のハマー航空基地の武器庫で爆発が起きた。

ARA News(9月10日付)は、爆発したのが移送中の「樽爆弾」だったと伝えているが、爆発の原因は不明。

一方、シャームの民のヌスラ戦線は、スライヒーン町近郊にあるシリア軍第47師団基地に対して特殊作戦を行い、その一部を制圧、T72戦車2両を破壊し、武器・弾薬を捕獲したと発表した。

ヌスラ戦線によると、この基地はイラン人民兵が駐留する基地だという。

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ラタキア県では、SANA(9月10日付)によると、シリア軍が人民防衛諸組織とともに、アティーラ村、カビーラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月10日付)によると、UNESCO世界文化遺産を擁するブスラー・シャーム市の西部地区一帯で、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月10日付)によると、マリーミーン村一帯、タッルドゥー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 10, 2015、AP, September 10, 2015、ARA News, September 10, 2015、Champress, September 10, 2015、al-Hayat, September 11, 2015、Iraqi News, September 10, 2015、Kull-na Shuraka’, September 10, 2015、al-Mada Press, September 10, 2015、Naharnet, September 10, 2015、NNA, September 10, 2015、Reuters, September 10, 2015、SANA, September 10, 2015、UPI, September 10, 2015などをもとに作成。

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