ダーイシュはロジャヴァが管理するイラク国境近くの避難民受け入れセンターを襲撃し、30人以上を殺傷(2017年5月2日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハサカ市南部のイラク国境に近いラジャム・サリービー村一帯にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を襲撃、戦闘状態となった。

クッルナー・シュラカー(5月2日付)、ARA News(5月2日付)によると、この戦闘で、ダーイシュはラジャム・サリービー村にある避難民受け入れセンターを攻撃し、ダイル・ザウル県方面から避難してきたシリア人やイラク人30人以上が死傷した。

ラジャム・サリービー村は西クルディスタン移行期民政局の支配下にある。

ARA News, May 2, 2017

AFP, May 2, 2017、AP, May 2, 2017、ARA News, May 2, 2017、Champress, May 2, 2017、al-Hayat, May 3, 2017、Kull-na Shuraka’, May 2, 2017、al-Mada Press, May 2, 2017、Naharnet, May 2, 2017、NNA, May 2, 2017、Reuters, May 2, 2017、SANA, May 2, 2017、UPI, May 2, 2017などをもとに作成。

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