アサド大統領は、イラクのファーリフ・ファイヤード内閣国家安全保障担当顧問と会談し、ハイダル・アバーディー首相のメッセージを口頭で受け取った。
SANA(5月18日付)によると、会談では、モスル市でのダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」でのイラク軍の優勢を踏まえて、シリア・イラク国境地帯での軍事的連携に向けた措置について協議し、シリア・イラク両軍の直接連携についても検討したという。
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なお、これに関連して、『イズベスチア』(5月18日付)は、複数のロシア軍消息筋の話として、アサド政権が、ダマスカス県からヒムス県タンフ国境通行所を経由してイラクの首都バグダードに至るシリア領内の地域の奪還を決定し、イラク軍との連携のもと、ロシア軍の航空支援のもと、米国が後援する反体制武装集団に対する軍事作戦を開始することが予想されると伝えた。
AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Izvestia, May 18, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。
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