シリア人権ネットワークは2014年9月から2017年9月までの3年間に米主導の有志連合の爆撃で2,286人が死亡(2017年9月24日)

反体制系NGOのシリア人権ネットワークはインターネットを通じて「血の代償」(http://sn4hr.org/arabic/2017/09/24/8737/)と題した報告書を発表、米主導の有志連合がシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)を標的とする空爆を開始した2014年9月23日から2017年9月17日までの約3年間における犠牲者数に関する独自のデータを発表した。

同報告書によると、この期間の有志連合の爆撃で、子供674人、女性504人を含む2,286人が死亡したという。

なお、同ネットワークによると、9月1日時点の民間人死者総数は21万2,786人(うち子供2万6,019人、女性2万4,309人)だという。

シリア人権ネットワークのデータ収集は反体制派支配地域のみにおいて行われており、シリア政府支配地域、西クルディスタン移行期民政局での被害状況は考慮されていない。

sn4hr, September 24, 2017

sn4hr, September 24, 2017

sn4hr, September 24, 2017

sn4hr, September 24, 2017

sn4hr, September 24, 2017

sn4hr, September 24, 2017

AFP, September 26, 2017、ANHA, September 26, 2017、AP, September 26, 2017、ARA News, September 26, 2017、Champress, September 26, 2017、al-Hayat, September 27, 2017、Kull-na Shuraka’, September 26, 2017、al-Mada Press, September 26, 2017、Naharnet, September 26, 2017、NNA, September 26, 2017、Reuters, September 26, 2017、SANA, September 26, 2017、sn4hr, September 24, 2017、UPI, September 26, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.