アレッポ県西部に侵入していたトルコ軍部隊が爆弾攻撃を受け、兵士3人を失い撤退(2018年1月30日)

アレッポ・メディア・センター(1月30日付)は、29日にイドリブ県カフルカラミーン村に設置された通行所からアレッポ県西部のアイス丘方面に侵入し、シリア軍の砲撃を受けたトルコ軍の車列が30日、アターリブ市で爆発に巻き込まれ、車輌一台が炎上、兵士3人が焼死した、と伝え、遺体の写真を公開した。

この攻撃を受け、トルコ軍の車列は、イドリブ県サルマダー市を経由して、同県のバーブ・ハワー国境通行所方面に撤退した。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(1月31日付)によると、トルコ軍の車列に対して爆弾攻撃を行ったのは、親政権民兵で、シリア駐留ロシア軍司令部に事態を報告し、イドリブ県カフルカラミーン村方面(バーブ・ハワー国境通行所方面ではなく)に撤退したという。

al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018

AFP, January 30, 2018、AMC, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、January 31, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。

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